第10弾 | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

続いて今回と次回の2回はおそらく興味ある人が

とても少ないと思われる車です。

 

まず今回はBMW、E38型7シリーズの最高峰。

 

750iL

 

です。

厳密にいうとこれの上にL7が存在しますが、

あれはショートとはいえリムジンだし叫び

実質750が最高峰と言っていいと思います。

ちなみにL7、日本などの東アジアと中東でしか

販売されませんでした。

中東や韓国は分かりますが、なぜ日本でも販売したんだろ

日本では7は売れないんで、ベンツがプルマンを

正規輸入するのとは訳が違いますイヒ

 

僕が乗ったのは最終型のワイドモニターがついたモデル。

外装シルバーで内装グレーの一番普通のやつです。

でも以前乗った740でE38に惚れ込み、もともと

V型12気筒が好きであることも相まって、

安かったので乗ってみようと、半ば拾ってくる感じで

爆安で入手しました音譜

 

ちなみに僕、E38は後期型より前期型の方が

フロントマスクが好きです。

ヘッドライトの下端が涙目になって、これ以降

BMWのデザインは迷走期に突入します。

これから10年以上の時を経て、現行の3シリーズや

4シリーズでようやくカッコいいBMWを生み出すことが

できました。

これを考えるとクリス・バングルの罪は深いと

考えざるを得ませんブー

 

 

 

やっぱり下の前期型の方がオーソドックスなこの

ボディーデザインには必然性があって合っていると

思うのです。

 

ちなみに7シリーズはこのモデルから12気筒モデルは

サイドウィンドーが二重ガラスになります。

当然静粛性向上の為ですが、8気筒モデルは二重では

ありません。

ベンツのSクラスがW140以降、グレードを問わず

二重なのに対し、BMWの方がヒエラルキーを明確に

しており、ちょっと不思議な感じがしましたキョロキョロ

 

これ以外でも740との違いは全長が12.5cm長いこと、

そしてHi-Fiオーディオが純正なこと。

フロントのシートバックが中折れ式で、より背中に

フィットすること、後部座席がリクライニングし、

ランバーサポートがついていることなど、

新車時の約300万の価格差をもってしても逆に

おトクなのではないかと感じるくらいの装備の

充実ぶりです。爆  笑

 

この車のハイライトはなんといってもBMWが

これと850Ci、ロールスロイス シルバーセラフ

だけにしか積んでいない5.4リッター、

V型12気筒エンジンです。

パワーが326馬力と、同時代のベンツより70馬力

非力であるため、ベンツ程のパンチは感じませんが、

本当に無振動で、きれいにシューンと回ります。

 

駆け抜ける歓びを標榜するBMWにして、

エンジンの存在感がある意味皆無です。

ベンツのV12がフームという感じの音なのに対し、

こちらはヒューっという感じでしょうか。

昔のジャガーV12に少し近いかも知れません。

 

それとロングボディーがこの車の流麗な

サイドのデザインを一層際立たせており、

740に対しボディーデザインがより優雅なことも

大きな魅力の一つです。

中も当然比較的広く、本当は以前の740同様、

グリーンの外装にベージュの内装があれば是非また

乗りたいと思います。

 

V8の740が積極的に踏んで行って、時には

テールを振るような走り方を自在にできる車なのに対し、

750は長いこともあり、どちらかというとゆったりと

乗りたくなります。

コンサバティブなデザインが古くさいと感じるか、

普遍的であると感じるかは、人それぞれの感性ですが、

僕は今これを見ても本当にきれいだなと感じます。

 

やはり次はこれのALPINA B12 6.0をどうしても

欲しいです。