第9弾 | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

全開が泣く子も黙るフェラーリなら

今回は鬼も裸足で逃げ出す

 

ベントレー アズール!!!

 

 

 

 

迫力では現在のロールスロイス

ファントムにも一歩もひけを取りません。合格

 

1997年式の内装はアイボリーにブルーパイピング、

外装も白で幌が紺。

異常にデカいオープンカーです。爆弾

 

僕オープンカーは2シーターより4シーターーが

好きなのです。

何故って?

なんだか露天風呂っぽいでしょ。

屋根もハードトップよりソフトトップ派です。

そっちの方が優雅だから。ラブ

 

この車を一言で表すと・・・

 

天上天下唯我独尊

 

でしょうか。。。ラブラブ

この世界観たるや、現代の車で受け継いでいるのは

ベントレーよりもむしろファントムの

ドロップヘッドクーペです。

これから比べたら現代のコンチネンタルGTCなんて

本当にちゃちく感じてしまうのです。

 

新車価格はなんと驚きの3880万円。

新車の乗り出し価格を考えたら4500万近く

行ってしまう訳です。キラキラ

もちろん僕はそんな値段は当然払っていませんが。。。

 

この車が誕生した当時は景気があまり良くなかった

こともあり、日本に輸入された台数は並行を入れても

55台という説が濃厚です。

まぁ全生産台数が1200台強ですので、55台でも

少なくはありませんね。音譜

 

全長5.4m近いボディーに2.6トンの車重。

これを動かす為に伝統の6750cc OHV V型8気筒

これをギャレットのターボで武装して、

389馬力のパワーと76.5kgmのトルクを発生します。

ボディーは巨大ですが決して遅くありません。メラメラ

 

アクセルを踏みこむと

ずごごごごごごごご!!!!!

という重低音を発生して流れをリードします。

スピードも240kmくらいまで出るらしいですが、

さすがにそこまでは挑戦したことありません。笑い泣き

大丈夫なところで220kmまでは踏んだことありますが。

 

巨大な車ですが、意外と俊敏で

首都高を攻めるという訳には行きませんが、

東名を神戸まで走った時はやたらと楽しかったです。DASH!

 

当然デカいのでボディーはたわみまくります。

でもメーカーもそれを織り込んで設計しているようで、

リフトで上げるとボディーの中間にボディー用の

ダンパーがついていました。合格

 

トラブルという面ではそれほどひどいものはなく、

1回エアコンのコンプレッサーが死んだ以外は

パワーシートのモーターが片側壊れたことと、

ラジエターのキャップの劣化、ウォーターホースの

ひび割れくらいでした。

でも乗らないとバッテリーはすぐに上がり、

キルスイッチで電源を落としておく必要があります。ダウン

 

何度も上がったので、よくオートバックスに

85アンペアのバッテリーを片手に持って、

「すいませーん!これと同じのください!」

って良く行っていました。ウシシ

当然バッテリー交換くらいは自分でやります。

 

これで平日の朝にスーツを着て、屋根空けて通勤すると

外国人以外絶対にこっちを見ません(笑)

相当なアホに見えたのでしょう。。。ゲラゲラ

 

でも関西では意外と人気で、阪神高速の摩耶の手前で

渋滞にはまっていると、現地の人達はみんな

笑顔でこっちを見てくれました。

県民性の違いなのですかね。

 

燃費も激悪ですし、税金もトンでもなく

高いですが、本当の贅沢を教えてくれた最高の車です。

僕はベントレー、ロールスはこの時代までが

やはり好きで、お金があったら是非またアズールは

欲しいですし、それどころか同じ時代の

ターボRT、コンチネンタルT、コンチネンタルR 400、

コンチネンタルSCなど、欲しい車が大量にあります。

 

恐らく乗り味はあまり変わらないですが。。。