氷川丸

 厳しい寒さが続いていますが、皆さんお変わりなくお過ごしのことと思います。

 さて、前回の同級会から間もなく5ヶ月。雨に祟られ、2日目の行程が横浜散策から羽田空港見学に変更となったため、幹事さんの案内にあったクジラの背中、赤レンガ街他横浜の今は見る機会が無くなってしまったので、残念に思っていたところでした。

 併せて、横須賀駅近くで間近に見えた軍艦のマストも印象に残っていて、いつか横須賀港を訪ねてみたいと思っていたところ、所用で近くまで行く機会があったので、思い切って同級会で行けなかった横浜と、軍艦のマストが見えた横須賀港を訪ねてみることにしました。
 横須賀港には、同級会から暫く経った11月中旬、米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が入港したとのニュースありました。


【横須賀港】



 電車が横須賀駅に近づくと、同級会の時に見た軍艦のマストが目の前に見えて来た。これだ!


遊覧船

 横須賀港には、「YOKOSUKA軍港めぐり」と言う遊覧船があって、自衛隊の護衛艦やら潜水艦、米海軍のイージス艦やら空母やら、様々な艦船が目の前で見られるとのこと。駅を降りて海沿いの公園の中を15分程歩いて行くと、乗り場はあった。

 2階の切符売り場で切符を購入し、遊覧船に乗船した。所要時間45分。この時間で港の中を一巡するとのこと。案内人による案内があるので、港の様子やら停泊している船の名前やら役割やらが良く分かる様である。


写真奥米軍基地

 出港してすぐ右手には米海軍第7艦隊の基地があり、様々な施設があって約20,000人の人が生活しているとのこと。丸子地域の人口とほぼ同数である。


左の黒いハッチは潜水艦






標的船


掃海艇



 波しぶきを上げて走る遊覧船からは、すぐ近くにいろいろな艦船が見える。寒くて、吹きさらしの2階のオープンデッキには行かなかったが、窓越しに見るよりは圧巻であろうと思う。海上を進むにつれ、案内にあった護衛艦やら潜水艦やらはもちろん、中には掃海艇とか海上での射撃訓練に使う的となる船とか、珍しい船も目の当たりに見え、グレー一色の見慣れない景色の臨場感に、軍港であることが良く分かった。


原子力空母「ジョージ・ワシントン」の最後部

 さらに進むと、ラッキーな事に米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」(資料によると、乗員2,702名、全長333m、70機の艦載機を搭載でき、中国・朝鮮半島等の警戒に当たるようである。)を見ることが出来た。整備のために横須賀港を離れた同型の原子力空母「ドナルド・レーガン」に替わり、11月22日から配備されているようである。あまりの大きさに全景の写真撮影は出来ず。動いている船からのシャッターのタイミングもあって、最後部の甲板しか映っていないので写真では分かりづらいが、周りの軍艦と比べその大きさが実感出来た。


コースカ ベイサイド ストアーズ

 45分の軍港めぐりを終え、出発点の「コースカ ベイサイド ストアーズ」に戻った後、横須賀の名物だと言う「軍港カレー」を食べて、京急本線に乗り横浜に向かった。


【横浜】

 みなとみらい線が出来、渋谷から中華街まで直通電車が走るようになったとか、桜木町駅から向かいの新港地区までロープウエイが出来たとか、風の便りでは聞いていたが、実感はなし。横浜も大分行っていないので変貌ぶりが気になっているところだった。


神奈川県庁

 幹事さんの案内では、横浜港に行き、クジラの背中から港の全景を見、歴史の今昔を知る旅にしたい様であったので、この案内に従うことにした。案内では、下車駅はみなとみらい線の日本大通り駅となっていたが、都合により市営地下鉄関内駅から歩くことになった。駅を後に、横浜スタジアムを右手に見ながら進むと、大きなイチョウ並木の向こうに神奈川県庁が見えて来た。あたり一帯の街並みは、気のせいかどこか垢抜けした雰囲気があり、東京の街ともやや風情が違う気がする。この先の日本大通りを向こうへ渡ると、間もなく海が見え、目指すクジラの背中にたどり着いた。


クジラの背中01


クジラの背中02


ベイブリッジ


氷川丸と横浜マリンタワー


左からランドマークタワー・赤レンガ倉庫群・インターコンチネンタルホテル



 クジラの背中とは、「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」のことで、屋根がウッドデッキで出来ていて、かなり大きく広い造りとなっている。クジラの背中とは、良く言ったものである。端から端まで歩いてみたが、ここからの横浜港の眺望は大変素晴らしく、360度のパノラマビュー。正面遠くにベイブリッジを見ながら、右手には修学旅行で行った氷川丸が係留されている山下公園一帯から、横浜マリンタワー。左手には赤レンガ倉庫群、ランドマークタワー、インターコンチネンタルホテル他再開発されたみなとみらい地区一帯の近代的なビル群等々、横浜港丸わかりの場所となっていた。
そうか、幹事さんはこの景色を見せたかったのか‼

 海の向こうのベイブリッジに、港の周りの瀟洒な建物、観覧車•••。夜、ここに灯りがともったら、なんとも言えない別世界が出現しそうな雰囲気である。
「街の明かりがとても綺麗ね 横浜 ブルーライト横浜•••。」
 横浜港の今昔に触れ、素晴らしい夜景を想像しながら、クジラの背中を後にした。


ロープウエイへの道




YOKOHAMA AIR CABIN


YOKOHAMA AIR CABIN から

 帰りは、橋を渡った向こうの新港地区から「YOKOHAMA AIR CABIN」(ロープウエイ)でJR桜木町に向かい、帰路に着いた。

 幹事さんのこだわりが無ければ、クジラの背中も、変貌した横浜港の風景も、ロープウエイも、井の中の蛙そのもので知らぬままだったかも知れません。同級会参加者全員で行けなかったのは残念だったけれど、幹事さんの意のある処に敬意を表し、追記とします。
改めて、幹事さんありがとうございました。