潮来あやめ園

 

 潮来市は、茨城県の東南部に位置し、霞ケ浦や常陸利根川などに囲まれた、「水郷の街」として知られる。古くから水運の要所として栄え、今もその面影を留めている。

 

 

あやめ園から前川の水門を観る

 

あやめ園

 

あやめ園

 

あやめ園にて

 

あやめ園のハナショウブ

 

 この潮来市を代表する観光スポットの一つが、我々が散策した前川あやめ園である。

案内によると、初夏には約500種100万株のあやめ(ハナショウブ)が咲き誇り、この時期に開催される「水郷潮来あやめまつり」(今年度は5月22日(金)~6月21日(日))では、期間中昔この地で行われていた嫁入りの様子を再現した嫁入り舟の運行もあり、昔ながらの水郷の暮らしを今に伝える名物行事となっていて、多くの観光客で賑わうのだと言う。

 

 

 園内や周辺には、潮来にゆかりのある歌や物語にまつわる像も立っている。

 

「潮来花嫁さん」の歌碑

 

歌碑前にて

 

 「潮来花嫁さん」の像は、昭和35年に発売された歌謡曲「潮来花嫁さん」にちなむものであると言う。

 

 

嫁入り舟

 

  潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟で行く

  月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

  ………

 花村菊枝唄うこの唄は、花嫁が舟に乗って嫁いでいく情景を描いた、情緒あふれる作品として知られている。

 

 

 

「潮来の伊太郎」歌碑

 

 また、近くには「潮来の伊太郎」の歌碑と像もある。

この像は、「潮来花嫁さん」と同じ昭和35年に発売された、橋幸夫のデビュー曲「潮来笠」で知られる伊太郎を題材にしたモニュメントであると言う。旅笠をかぶり、合羽・着流し風の股旅姿が表現されている。

 

  潮来の伊太郎 ちょっと見なれば

  薄情そうな 渡り鳥

  ………

 

 

あやめ園の提灯

 

 我々が訪れたのは、まさにあやめまつりの期間中だったが、今年は開花が早かったそうで盛りを過ぎてはいたが、それでも園内には紫や白のハナショウブの花が結構咲いていて、前川を中心とした周りの景色と併せ、水郷潮来情緒を体感することが出来た。