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広告とかデザインとか

デザインや広告のこと、趣味などを徒然と。

今日の新聞に8番ラーメンのタイバンコク店で金沢市観光ポスターが掲示されるとの記事がありました。写真を見ると私が駆け出しのころに作成した、加賀友禅と東山をアレンジした観光ポスターです。
海外に掲示されるとのことで影ながら嬉しく思います。

金沢はにわかに2015年春の北陸新幹線開業に向けて色めきだっています。やや過度なPRが目につきますが、もっと素朴な金沢の魅力を知ってもらいたいと思います。(魅力といってもそのままが良いのですが) 観光ポスターでは「時間(とき)が心を染める街。」というキャッチを考えたのですが、これはゆったりとした時間=文化に浸ってほしいという願いから。

町のブランドづくりと言えば、最近ゆるきゃらブームですが、これも、なんでもありという様相になってきており、今から参入するのは意味が無いと感じます。これからは、もうすこし上品な手法(時間の過ごし方や特徴的な自然や食など)は沢山あるのではないかと思います。

手法に頼らず、ありのままを丁寧に表現する、そんなデザインをしていきたいと思います。

広告とかデザインとか-金沢市観光ポスター加賀友禅
広告とかデザインとか-新聞記事
大聖寺怪談会が無事終了。
17時から20名ほどで夕闇の町を巡るナイトウォーク、18時から聖城怪談録の講座という内容。こちらは60名程の参加で会場に入らない人もいました。
スタッフは約2ヶ月前から準備をして、模擬ウォークまでして備えてきましたが、

当日はいろいろトラブルがあるもの。

「ひとだま」で参加者を驚かす役だった私はタイミングを誤り、炎が途中で消えてしまうという痛恨のミス。犬に吠えられるは雨は降るは。更に司会もさせていただいたのですが、講師のマイクの電池が無くなるというこれまた痛恨のミス。「なにかに取り憑かれたようです」と苦し紛れのいいわけをしつつなんとか切り抜け。。

とにかく、なんとか無事終了。沢山の来場者で、もう来年はどうするの?という期待の言葉も出る程でした。このようなイベントは主催者側が自己満でも100%楽しむとお客さんも共感持って頂けるものですね。

開場の中木邸は古い町屋で怪談会にはぴったりの場所、年に1~2回しか利用されていないというからもったいない建物です。

東雅夫先生(怪談専門誌「幽」編集長)の講話では、そもそも百物語とは江戸時代には武士が夜中に家に集い、ろうそくを灯し、百の怪談を語る間に実際に妖怪が現れる?という、肝試し的なレクリエーションだったそうです。聖城怪談録はそんな意味で現存する記録として価値があるそうです。とても怖い話という訳でなく当時の民衆のユーモアが込められており当時の暮らしも伺えます。お化けもつちのこや、大女や、どうもこうも、という言い訳ばかりする妖怪など現代に通ずるものもあり楽しめます。

この試みはなかなかの反響で、町のイメージにも合っており息の長い取り組みができるのではないかと思います。


$広告とかデザインとか
僕は無責任な言い出しっぺです。

数々の言い出しっぺなのですが、ただ始めているのではなく、今までの経験の中から、この活動は必要というお題が自分の中で湧き上がってくるわけです。やりたいというより時代や地域が必要とされるであろうまちの可能性を『は!』と感じるのです。

金沢バイク
珠洲塩焼きそば
加賀の妖怪ウオーク
田舎協会

いずれもビジネスモデル化は難しいです。皆もメリットがないと動かないというのが実情です。しかしながらそれでも主旨に共感して参加してくれる方がいます。そこにこそ、息の長い新しい産業やものづくりの芽を見出せると思うのです。

お金を稼ぐために仕事をすると追われる立場になり大切な感性を失います。楽しい仕事をするためには、認められるまでの施しをしていくことが大切なのだと思います。

さて、こんなことを言うのは理由があります。
いままで、まちづくり計画や様々なイベントをしてきましたが、形骸的な打ち上げ的な事業ばかりで、『どん!』と騒いで終わりというものが多いようでした。今でも日本全体に同じ傾向があります。盛り上がってますが、結構大きな費用(税金)を使い業者だけが儲かる、そんなものでは駄目なような気がします。

そんな繰り返しに疑問を感じ、なんとかゼロスタートで長く役立つ活動を見出したいというのが本音です。

今日は珠洲の和ダイニングSHO-TATSU西川シェフに無理なレシピのお願いをしましたが快く受けてくれました。『うちの店にはなんのメリットもないけど協力しましょう!』
まったく赤の他人なのに有難い言葉です。この方は体の健康の為にお料理を作っているそう。是非珠洲へ。
http://www.zazi.jp/shop/shop_7188.html










昨晩は、ご近所にお住まいの彫刻家の山下晴子さんの名刺デザインの打ち合せでした。
山下さんは金沢大学卒業の後、金沢美大に入り彫刻を志し、卒業後直ぐにフランスに修行に行ったという生粋の芸術家。
世界各国で作られた作品の中から写真を1点選びたいとの話でしたので、いろいろ作品を見せていただいて、エジプトのエルゴウナというリゾートで制作された「リング」という作品を使うことになりました。
紅海をなんと人工的にえぐって入り江を作った、夢のようなリゾートに、天に向かって巨大な石のリングを横たわらせています。言葉の通じない職人を雇って数ヶ月かけて作るそうです。

山下さんは「アートは何を人に与えられるか」という根源的な思想を胸に活動されてきたそうですが、エジプトのピラミッドを見たとき、墓では住まされない意味の無い=精神的な力が必然的に形になるという話をしていました。やはり何か人のイマジネーションを形に集約する力があるのだと思います。

作品は作家さんの生き様そのそもの。
今回の名刺は山下さんらしい潔いレイアウトを心がけてみました。


広告とかデザインとか-山下さん名刺

広告とかデザインとか-El Gouna
広告とかデザインとか-衛星写真
一年前に妖怪のまちづくりを数人でスタートしてから、ようやく小さなナイトウオークと怪談会を開くことになりました。旧友Aさんの並々ならぬ熱意と努力の賜物です。

加賀には聖城怪談録という江戸時代に描かれた、ややユーモラスな妖怪話があります。お殿様が遊びで作ったものらしく、文学的にも貴重なものとのこと。これを町の魅了としてリバイバルするのが趣旨。

当時の文化と現代の我々を時を超えて結ぶ、奥深いイベントなのです。

なんと九州からもフリークが来るそう。。

今日はテレビで宣伝のため生CMでした。ちょっと路線が違いますが意気込みを感じます。

https://m.facebook.com/daishouji.seijoukaidanroku?id=475100259263767&_rdr
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