70。
この数字は何を表すでしょうか。
中途半端な数字でなかなか生活していく上ではお目にかからない数字のような気がします。
これは2016年のライブの本数になります(おおよそカレンダーを見返して数えたものだから前後はあれど誤差でしょう)。
ほとんど5日に1回ライブをさせてもらったことになりますから、本当につくづくライブハウスとイベンタさん、それから音楽仲間、お客さんには感謝ばかりです。
そしてそれから平日にもかかわらず部下を残して帰る僕を許容してくれている会社にも感謝申し上げます。
2016年を一言で振り返るならば、「変化」の年でありました。
かなり久しぶりの更新となり、結果10月のうたたねレコ発時期からの更新になりますから、だいぶサボっておりました。年末ギリギリになっての更新となったのも、ここ数ヶ月間おかげさまで振り返るより早く過ぎてくれた濃厚な時間があったことに他なりません。
本当にみなさん、2016年はご迷惑をおかけしました。
またたくさんのご協力をいただいたことに改めて御礼申し上げます。
振り返ります。
まずは1月、ここですでにこの1年間の濃厚さを表す事柄が上がります。
うたたねという僕が所属するバンドで「栞」という曲のPVが公開になりました(今年だったんだよね。。)。
この曲から始まり、多くの方に見ていただく機会をいただきました。
実際PV自体は更に遡ること2015年1月11日あたりに長野にて撮影していたものであり、公開が遅くなったのは機を見計らい過ぎて乗り遅れてしまったもので、カメラマンのはやとさんには随分と気を揉ませたことでしょう(実際にうつくしいもの撮影に際しては「すぐ公開すること」を口酸っぱく言われました)。
同時にうたたねは2015年末から、新たな音源のレコーディングが進んでおりました。
その後3月には小野雄大ソロとして「手紙」という自主制作アルバムを作成、ワンマンライブにおいて発売となりました。
実はこの「手紙」ですが、制作期間自体は実に短く、着手はその後6月に発売となった「魔法みたいな」という初のソロプレスアルバムよりも後に作られたものになります。
さて、その「手紙」を発売した後、6月まではひたすらに日々仕事とバンド、ソロでのレコーディングに追われることになります。
ここで初めて、自分の仕事について触れてみようと思います。
新卒で入社して気づいたら今年で4年目となりました。
仕事についても、自分の音楽活動に変化があったのと同様に、6月より役職が付き、少人数の営業部隊のリーダーを任されました。
仕事に関する姿勢やモチベーションも変化していきました。
今までどちらかといえば、「自分がやりたいことをするためのライスワーク」だったものが、ある意味では「更に自分と会社を高めていくためのライフワーク」となりました。
今では上記の二つが自分の中で仕事と音楽は同時にそれらを存在させた上で成り立っています。
更に細分化された訳で、それは時間の流れを体感することに戸惑う暇もなくすほどでした。
色々と書こうかと思ったんですけど、読み返してだいぶうるさく、また多分ここを見てくれる人にはそんなニーズはないということに気づき消しました。
とにかく、仕事面にも精を出して頑張りました、という年でした。
そんな役職がついたばかりの6月に、先にも書いた「魔法みたいな」というアルバムが発売、大好きな金佑龍さんとのツーマンライブにて、レコ発とさせていただいたのでした。
このアルバム制作において、快くサックスを吹いてくれた村上大輔氏、並びに度重なるわがままに辟易しながらも最後まで付き合ってくれたレコーディングエンジニア兼ドラマーの菅原靖之氏には心からの謝辞を送ります。まじでアザス。
このレコ発の日には、出演してくれた村上さんも、佑龍さんもこの時フジロックへの出演が決まっており、とても嬉しかったのを覚えています。
また2016年は今まで以上にフェスに遊びに行った年でもありました。
一番は学生時代よりこよなく愛したジョージベンソン、また小学生の時に両親の部屋から手にした2枚のCDのうちの1枚、アースウインドアンドファイヤのライブを見たことは大きな価値がありました。人目も気にせず大号泣でございました。
さて、それからまだまだ濃密な時間は続きます。
7月になると、私の誕生日がございます。
9日に26歳となりましたが、その時私は海老名サービスエリアになりました。
みなさんもう見てくれましたでしょうか?
その後公開されてお陰様でうたたねがよりみなさんに知っていただくきっかけとなった、「うつくしいもの」という楽曲のPV撮影に三重県は松坂市の山中への旅路の途中でした。
みんなからラーメンをご馳走になり、たいそうご機嫌になりました。
この「うつくしいもの」なくしては2016年の私はかたれません、というほどにありがたいことがその後たくさん起こりました。
作曲したのはこれまた1年前になります。うたたね結成当初、なつゆさん、もーしーと共によくスタジオ後にサイゼリヤでなぜこの楽曲はこうなのか、という話をしていました。
この曲は、PVのロケ地である松坂市飯南町に、1年前に遊びに行った時にどうしても聞いて欲しくて作った曲になります。
なつゆさんが作った「うたたね」という曲には様々な思いが込められています。
「うつくしいもの」は、そのバックボーンを知った上で、自分が知りうる限りの感謝と優しさを最大限綺麗に言葉と音にした曲と言えます。
音楽的なインスパイアとしては、僕の過去のライブ音楽体験が基礎を作っています。
なんにせよこのメンバーなくしてできることはなかったでしょう。
僕のわがままと短気に付き合ってくれているメンバーとそのご家族ご友人皆様にも感謝を。
8月には、サマーソニックのグリーンフィールド、というエリアで演奏できる機会をいただきました。
この日幕張は大雨で、例に漏れずうたたね出演時にも大雨で、雨よけのない我々の会場は演奏できないんじゃないの、という雰囲気に包まれておりました。
時間が限られる中、次第に強くなる雨足に焦りや不安を感じながら、雨の動向に耳を傾けてかたずを飲んでメンバー一同待機しておりました。雨の中、駆けつけてくれた友人・お客さんは雨に打たれながらも待ってくれている中で、「申し訳ねえ。。。!」と思いつつ、急遽スタッフさんのご厚意で、機材用テントでセットを限定してのライブが開始されました。ドラムはスネア、ハイハットのみ。バンドセットとしては全力が出せる状態ではない中での開始でした。
僕らも想定外の中、「次どうする・・・?」みたいなコンタクトが交わされながら、時間も終わりに近づいてきました。
いよいよ残り10数分、というところで雨足が弱まりました。
その時ドラムテック(※ドラムのセッティングやチューニングをする人)として同行してくれていた川村マサキが、「5分あれば完全に組み立てます!」と言ってくれて、じゃあお願い!っていうことでフルセットへの準備が始まりました。
あの時のことはあんまり覚えてないけれど、なぜかとても自然に自分のソロの曲である「nylon」という曲がちょうど5分くらいなので、演奏し始めました。
その時友達がみんな歌ってくれて。
あの全能感はなかなか、他の人には得難いものだったと思います。
曲が終わる頃には、マサキが完璧にドラムを仕上げてくれていて、そこで最後に演奏したのは「うつくしいもの」でした。
”もうじき雨が上がる なんとなく匂いでわかる”
という歌詞から始まります。
あの時、どこでどうだったかはわかりません。
でも確かに、雨が上がり、誰かが「虹かかってね?」と言った声が聞こえたのは覚えています。
そんな不思議な体験ができました。
なんとも言葉にしようもない、満ち足りた経験でした。
よかったらその上で、またPV見てみてください。
その後、PVが公開され、10月にはうたたねの2枚目のミニアルバム「うつくしいもの」を発売いたしました。
この日には敬愛するEmerald、みなとまち、OLDIE WORLDIEの諸先輩方に華を添えていただきながら、最高なレコ発となりました。
足を運んでくれた皆さんにも改めて感謝を!
さて、そこからうたたねはありがたいことに僕らが想像していた以上のたくさんの方に
気にかけていただき、各ショップに展開していただいたり、遠征のお誘いをいただいたり、ライブに呼んでいただいたりと、年明けてからもしばらく楽しみなことが続いていきます。
本当にありがたいことです。
ソロの活動としては、来年は本数を減らしていく予定です。
というのも、また制作に入ろうとしています。
現在は、12月の初めに、明大前にあるキッドアイラックアートホールにおけるフィールドレコーディングの音源を作っています。
キッドアイラックアートホールは、惜しまれながら年内でその営業を終了させます。
ここでアコースティックギターを弾いた時、歌を歌った時、こんな素晴らしい体験は初めて!と思ったほどでした。
生音での響き方が、我々にとって理想的以上のものでした。
この場所で出せる音を残したい、みんなにも聞いてみてもらいたい!という思いを込めて、今準備をしています。しばしお待ちあれ。
そんなこんなで、その合間には書ききれないほどのイベントがあり、それぞれでドラマがありました。
こんなことが、毎年続けれらたらと願うばかりです。
振り返ってみて、後悔しました。
長くなりすぎたし、もしここまで読んでくれていたら本当にありがとうございますって感じです。投げキッスあげます。
さて、それでは年明けて2017年初めてのライブは7日の新潟、クラブリバーストです!
高校時代を過ごしたライブハウスへ戻れるのは、個人的にとても感慨深い!
東京では、9日に三軒茶屋グレープフルーツムーンにてお昼の新年会的イベントに出演です!
どんどん外に飛び出していける1年にしたいですね!
来年は、また新しい最高な音楽をみなさんにお届けしたいと思います!
まずは2016年の感謝を!
そしてきたる2017年へ向けて!
悲しいこともあったけど、やれるだけやってみて、そして涙も丸ごと連れて行く!
かんぱーい!!!!
それではみなさん日が変わるまで、良いお年を!!!!



























