小野雄大の日々是忍法帳 -4ページ目

小野雄大の日々是忍法帳

小野雄大
1990年7月9日生まれ。
新潟県新潟市出身のシンガーソングライター。
現在は東京・神奈川を中心に活動中。
精力的&精力的!

70。

この数字は何を表すでしょうか。

中途半端な数字でなかなか生活していく上ではお目にかからない数字のような気がします。

 

これは2016年のライブの本数になります(おおよそカレンダーを見返して数えたものだから前後はあれど誤差でしょう)。

ほとんど5日に1回ライブをさせてもらったことになりますから、本当につくづくライブハウスとイベンタさん、それから音楽仲間、お客さんには感謝ばかりです。

 

そしてそれから平日にもかかわらず部下を残して帰る僕を許容してくれている会社にも感謝申し上げます。

 

2016年を一言で振り返るならば、「変化」の年でありました。

 

かなり久しぶりの更新となり、結果10月のうたたねレコ発時期からの更新になりますから、だいぶサボっておりました。年末ギリギリになっての更新となったのも、ここ数ヶ月間おかげさまで振り返るより早く過ぎてくれた濃厚な時間があったことに他なりません。

 

本当にみなさん、2016年はご迷惑をおかけしました。

またたくさんのご協力をいただいたことに改めて御礼申し上げます。

 

振り返ります。

 

 

 

 

まずは1月、ここですでにこの1年間の濃厚さを表す事柄が上がります。

 

うたたねという僕が所属するバンドで「栞」という曲のPVが公開になりました(今年だったんだよね。。)。

 

この曲から始まり、多くの方に見ていただく機会をいただきました。

 

実際PV自体は更に遡ること2015年1月11日あたりに長野にて撮影していたものであり、公開が遅くなったのは機を見計らい過ぎて乗り遅れてしまったもので、カメラマンのはやとさんには随分と気を揉ませたことでしょう(実際にうつくしいもの撮影に際しては「すぐ公開すること」を口酸っぱく言われました)。

 

同時にうたたねは2015年末から、新たな音源のレコーディングが進んでおりました。

 

その後3月には小野雄大ソロとして「手紙」という自主制作アルバムを作成、ワンマンライブにおいて発売となりました。

 

実はこの「手紙」ですが、制作期間自体は実に短く、着手はその後6月に発売となった「魔法みたいな」という初のソロプレスアルバムよりも後に作られたものになります。

 

さて、その「手紙」を発売した後、6月まではひたすらに日々仕事とバンド、ソロでのレコーディングに追われることになります。

 

ここで初めて、自分の仕事について触れてみようと思います。

 

新卒で入社して気づいたら今年で4年目となりました。

仕事についても、自分の音楽活動に変化があったのと同様に、6月より役職が付き、少人数の営業部隊のリーダーを任されました。

仕事に関する姿勢やモチベーションも変化していきました。

今までどちらかといえば、「自分がやりたいことをするためのライスワーク」だったものが、ある意味では「更に自分と会社を高めていくためのライフワーク」となりました。

 

今では上記の二つが自分の中で仕事と音楽は同時にそれらを存在させた上で成り立っています。

更に細分化された訳で、それは時間の流れを体感することに戸惑う暇もなくすほどでした。

色々と書こうかと思ったんですけど、読み返してだいぶうるさく、また多分ここを見てくれる人にはそんなニーズはないということに気づき消しました。

とにかく、仕事面にも精を出して頑張りました、という年でした。

 

そんな役職がついたばかりの6月に、先にも書いた「魔法みたいな」というアルバムが発売、大好きな金佑龍さんとのツーマンライブにて、レコ発とさせていただいたのでした。

このアルバム制作において、快くサックスを吹いてくれた村上大輔氏、並びに度重なるわがままに辟易しながらも最後まで付き合ってくれたレコーディングエンジニア兼ドラマーの菅原靖之氏には心からの謝辞を送ります。まじでアザス。

 

このレコ発の日には、出演してくれた村上さんも、佑龍さんもこの時フジロックへの出演が決まっており、とても嬉しかったのを覚えています。

 

また2016年は今まで以上にフェスに遊びに行った年でもありました。

一番は学生時代よりこよなく愛したジョージベンソン、また小学生の時に両親の部屋から手にした2枚のCDのうちの1枚、アースウインドアンドファイヤのライブを見たことは大きな価値がありました。人目も気にせず大号泣でございました。

 

さて、それからまだまだ濃密な時間は続きます。

 

 

7月になると、私の誕生日がございます。

 

9日に26歳となりましたが、その時私は海老名サービスエリアになりました。

みなさんもう見てくれましたでしょうか?

 

その後公開されてお陰様でうたたねがよりみなさんに知っていただくきっかけとなった、「うつくしいもの」という楽曲のPV撮影に三重県は松坂市の山中への旅路の途中でした。

みんなからラーメンをご馳走になり、たいそうご機嫌になりました。

 

この「うつくしいもの」なくしては2016年の私はかたれません、というほどにありがたいことがその後たくさん起こりました。

 

作曲したのはこれまた1年前になります。うたたね結成当初、なつゆさん、もーしーと共によくスタジオ後にサイゼリヤでなぜこの楽曲はこうなのか、という話をしていました。

この曲は、PVのロケ地である松坂市飯南町に、1年前に遊びに行った時にどうしても聞いて欲しくて作った曲になります。

なつゆさんが作った「うたたね」という曲には様々な思いが込められています。

「うつくしいもの」は、そのバックボーンを知った上で、自分が知りうる限りの感謝と優しさを最大限綺麗に言葉と音にした曲と言えます。

音楽的なインスパイアとしては、僕の過去のライブ音楽体験が基礎を作っています。

なんにせよこのメンバーなくしてできることはなかったでしょう。

僕のわがままと短気に付き合ってくれているメンバーとそのご家族ご友人皆様にも感謝を。

 

8月には、サマーソニックのグリーンフィールド、というエリアで演奏できる機会をいただきました。

この日幕張は大雨で、例に漏れずうたたね出演時にも大雨で、雨よけのない我々の会場は演奏できないんじゃないの、という雰囲気に包まれておりました。

 

時間が限られる中、次第に強くなる雨足に焦りや不安を感じながら、雨の動向に耳を傾けてかたずを飲んでメンバー一同待機しておりました。雨の中、駆けつけてくれた友人・お客さんは雨に打たれながらも待ってくれている中で、「申し訳ねえ。。。!」と思いつつ、急遽スタッフさんのご厚意で、機材用テントでセットを限定してのライブが開始されました。ドラムはスネア、ハイハットのみ。バンドセットとしては全力が出せる状態ではない中での開始でした。

 

僕らも想定外の中、「次どうする・・・?」みたいなコンタクトが交わされながら、時間も終わりに近づいてきました。

 

いよいよ残り10数分、というところで雨足が弱まりました。

その時ドラムテック(※ドラムのセッティングやチューニングをする人)として同行してくれていた川村マサキが、「5分あれば完全に組み立てます!」と言ってくれて、じゃあお願い!っていうことでフルセットへの準備が始まりました。

あの時のことはあんまり覚えてないけれど、なぜかとても自然に自分のソロの曲である「nylon」という曲がちょうど5分くらいなので、演奏し始めました。

 

その時友達がみんな歌ってくれて。

あの全能感はなかなか、他の人には得難いものだったと思います。

 

曲が終わる頃には、マサキが完璧にドラムを仕上げてくれていて、そこで最後に演奏したのは「うつくしいもの」でした。

 

”もうじき雨が上がる なんとなく匂いでわかる”

という歌詞から始まります。

 

あの時、どこでどうだったかはわかりません。

でも確かに、雨が上がり、誰かが「虹かかってね?」と言った声が聞こえたのは覚えています。

 

そんな不思議な体験ができました。

なんとも言葉にしようもない、満ち足りた経験でした。

 

よかったらその上で、またPV見てみてください。

https://youtu.be/2zK4vjNmwU4

 

その後、PVが公開され、10月にはうたたねの2枚目のミニアルバム「うつくしいもの」を発売いたしました。

 

この日には敬愛するEmerald、みなとまち、OLDIE WORLDIEの諸先輩方に華を添えていただきながら、最高なレコ発となりました。

 

足を運んでくれた皆さんにも改めて感謝を!

 

 

さて、そこからうたたねはありがたいことに僕らが想像していた以上のたくさんの方に

気にかけていただき、各ショップに展開していただいたり、遠征のお誘いをいただいたり、ライブに呼んでいただいたりと、年明けてからもしばらく楽しみなことが続いていきます。

 

本当にありがたいことです。

 

ソロの活動としては、来年は本数を減らしていく予定です。

というのも、また制作に入ろうとしています。

 

現在は、12月の初めに、明大前にあるキッドアイラックアートホールにおけるフィールドレコーディングの音源を作っています。

キッドアイラックアートホールは、惜しまれながら年内でその営業を終了させます。

ここでアコースティックギターを弾いた時、歌を歌った時、こんな素晴らしい体験は初めて!と思ったほどでした。

生音での響き方が、我々にとって理想的以上のものでした。

この場所で出せる音を残したい、みんなにも聞いてみてもらいたい!という思いを込めて、今準備をしています。しばしお待ちあれ。

 

 

そんなこんなで、その合間には書ききれないほどのイベントがあり、それぞれでドラマがありました。

こんなことが、毎年続けれらたらと願うばかりです。

 

振り返ってみて、後悔しました。

長くなりすぎたし、もしここまで読んでくれていたら本当にありがとうございますって感じです。投げキッスあげます。

 

 

さて、それでは年明けて2017年初めてのライブは7日の新潟、クラブリバーストです!

高校時代を過ごしたライブハウスへ戻れるのは、個人的にとても感慨深い!

 

東京では、9日に三軒茶屋グレープフルーツムーンにてお昼の新年会的イベントに出演です!

 

 

どんどん外に飛び出していける1年にしたいですね!

 

来年は、また新しい最高な音楽をみなさんにお届けしたいと思います!

 

 

まずは2016年の感謝を!

そしてきたる2017年へ向けて!

 

悲しいこともあったけど、やれるだけやってみて、そして涙も丸ごと連れて行く!

 

かんぱーい!!!!

 

それではみなさん日が変わるまで、良いお年を!!!!

 

 

渋谷がニュースになるくらい仮装した人で溢れている間。
うたたねはその様子を見渡せる7階で、新譜「うつくしいもの」のレコ発をしておりました。

みなとまち
OLDIE WORLDE
Emerald
うたたね

この4組と、きてくれたたくさんのお客さんと7th floorで作り上げた素晴らしい夜でした。

本当にありがとうございました。

SNS上でたくさんの嬉しい言葉を見つけたので、掲載させていただきます。

※無許可で掲載させていただいております。申し訳ありません。
アメブロがこんな機能を作ってましたので、使いたくて…。

それでは、紹介させていただきます。































ありがとうございます。。

これから、このアルバムをもって色んなところでライブさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします!




ちなみに、このミニアルバムは。

うつくしいもの、というタイトルです。
PVがありますので、こちらもなんども見ていただけたら!

うつくしいもの/うたたね



それでは。

これからもライブが続いていきますので、ソロも併せて、よろしくお願いします!

CDのほうは、通販もありますので、なかなかライブいけないよ!という方は、ぜひこちらをご利用くださいm(_ _)m



最後に、今後のライブ情報です。


【今後のライブ情報】
10/31@渋谷乙 弾き語り
11/3@渋谷guest(弾き語り企画)
11/6@渋谷home(うたたね)
11/10@横浜BBSTREET 弾き語り
11/11@渋谷home 弾き語り 漢検ブービーム「神」会
11/15@明大前キッドアイラックホール うたたね
11/17@北参道ストロボカフェ うたたね
11/19渋谷乙 小野雄大バンド
11/20@渋谷乙 弾き語り
11/26@四軒茶屋 うたたね
12/3@横浜天王町スタジオオリーブ うたたね
12/10@青山ラパンエアロ うたたね
12/18@吉祥寺WARP 弾き語り
12/19@吉祥寺WARP 弾き語り
12/28@横浜関内BBSTREET


twiteer、instagramは@ydon79
facebookは小野雄大

でやっています!
よろしければフォローお願いしますm(_ _)m


それではまた!
本当にみんなありがとう!!!
あの日自分は4年間住んだ横浜を出て、世田谷区の外れに住み始めた。
それは3年よりももう少し前のこと。
近くに友達も別におらず、仕事を頑張ろうという気持ちだった。

音楽を頑張ろうと思ったのは更に少し後のことで、実は社会人になってからだったりする。
1年目の秋に今のハミングバードというアコギを買った。
20数万円もする初めての買い物だった。
お金もなかった。覚悟を決めて2年間のローンを組んだ。
6畳一間、駅から徒歩20分。

葉隠忍法帳が活動あまりできなかった頃。
自分がやらなければと思った。

うたたねもすでに組んではいたと思うけど、どうだろう。
活動という活動はしてたかなぁ。
まだナムカワさんも入っていない頃だった。

とにかく、僕はいいアコギを手に入れた。
その頃ラッシュ、ホームで弾き語りをする機会が増えて、けんじさんに面倒みてもらって、ボロクソに言われた。

色んなところで、ボロクソに言われた。

正直、いいじゃねーかと思ってやっていた反面、きちんと吸収しようと思った。
絶対に見返してやる、ギャフンと言わせてやると思っていたように記憶している。

うたたねって、なんで1枚目のミニアルバム作ったんだっけ。
とにかく何もかも流れが速くて、初めてのレコーディング、菅原さんともあまり仲良くない、そんな中で熱意のままに仕上げたのが、たしかなこと、だった。

ずっと、自分が聴きたい音楽が欲しかった。
好きな音楽はたくさんある。
気分によって聴きたいものは変わる。

それでもぴたりとハマらない夜があった。
そんな帰り道があって、日常の隙間があった。

1枚目作り上げる直前、部屋で遊んでてできたのが、栞という曲だった。

実はこの曲は一度形を丸々変えている。歌詞も、メロディも、コード進行も。

だから僕の歌詞用のevernoteには、今でも、みんなが知ってくれている栞は「真・栞」という名前で保存されている。

まさかこんなに愛されるとは思わなかった。

でも、メンバーも気に入ってくれて、それでその時も確か菅原さんに無理を言ってスタジオバージョンを1枚目に無理やりくみ込ませてもらった。

そうかぁ、これが、そんな前かぁ。

明日、うたたねの新しいミニアルバムが発売になる。
そしてレコ発である。

レコーディング自体には、1年間かかった。
曲自体は、ずうっとあったし、ライブでやってきたし、ずっと聴いてくれてる人からしたら、何の新鮮味もないかもしれない。

ただこれが、僕らにとってどれだけ重要なことか。

そして、つい先日PVも公開された「うつくしいもの」。
この曲もまた、今までにないくらいの周囲からの愛をもらって、親心としてほっとして、嬉しくて、感慨深いもの。

タイトル曲のこの曲は、去年なつゆさんの実家を訪れた時にみんなに披露したものだった。

PVでも僕が歌っているような、あのシーンの感じで、新しい曲だって、弾き語りで披露したものだった。

なつゆさんの妹さんがいる。
たまたま聞こえてたんだと思う。
披露した時の歌が。
鼻歌で歌ってくれてて、あのハミングを。

ああ、これは良かったなぁ、作れて。
と内心喜んだのを覚えている。

うたたねをなつゆさんが作ってきた時に遡ると。
白楽という駅のサイゼリヤで、スタジオ終わりになつゆさん、もーしーとご飯を食べていた。

なつゆさんからその歌の持つ本当の意味を聴いた。
その時のことをとても覚えていて、だからなつゆさんちに行く時、どうしてもそれに触れた曲を作って歌いたかった。

そしてできたのは本当に出発の前日。

今までにない感じだし、バンドサウンドにうまくできるかなとも思った。

出来上がった曲を披露したのは昨年の9月、牛窓ナチュラルキャンプ。

今でもこの歌を歌った時のことを思い出せる。

子どもが前に遊びに来てくれたのを覚えている。お父さんが横になっていたのを覚えている。お母さんがしっかりとみてくれていたのを覚えている。自分の声がどこまでも伸びていったのを覚えている。

レコーディングをしてくれた菅原さんは、ミックス中に泣いたと連絡が来た。
PVを撮ってくれたはやとさん、ギャラクシーで披露した時に、もう映像が浮かんだと言ってくれた。

いろんなひとのおかげで、なんとか完成できました。

うつくしいものという5曲入りのCDです。
3年かけて、たったの5曲でした。

だけど、それを認めてくれた人がいての5曲です。

どうか、誰かの聴きたい時に聞ける5曲であれかしと思う。


正直うたたねがやりたいことは、あまり第一印象の良くないというか、いわゆる既存のキャッチーさであったり、音楽的なパンチであったり、流行みたいなものとは違うと思う。

そのことでよく不安になるけれど、それでもひとついえることは、どこにでもいられることだと思う。

うたたねをやっていて、それこそ大勢を盛り上げることなんか、まあ滅多にない(例外的にたまにある、ハードコアバンドのイベントであったり、クラブでのライブであったり)わけだけれども、ただでもこれに共感してくれる人がいたりする。

そういう人が、長い時間、聴いてくれるようなものであれたらなとも思うし、欲を言えばたくさんの人に聴いてもらいたい。音楽で豊かにできることは、興奮する以外にもあるってこと。


19歳の自分に教えてやりたい。
あの日作った曲、まだ人を感動させてるぜってこと。

そうやって僕は僕で、時間をかけながら過去を肯定できるようになったら、と思う。

さて話は随分それにそれたけれども、兎にも角にもようやく1枚のミニアルバムが名もないバンドから自主で発売されるということ。

いつかこのCDを持っていることが、明日来たことが、やっぱ良かったなってなれるように。

明日、渋谷7thfloorにて。

まだまだ、お待ちしてます!


うたたねも小野雄大も今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m


無理していいギター買って、良かったね。




【10/29うたたねレコ発出演者紹介】
①emerald
summer youth/emerald
youtu.be/-rlpbDbDlf0
"Pop music発 BlackMusic経由 Billboard/bluenote行。"
一緒にやらせてもらえると思わなかった…。

②OLDE WORLDE
Thinking About You/OLDE WORLDE
youtu.be/1WgycRuGlD0
上の曲は亀田誠治プロデュースで製作されたとのこと。一聴して本場感のある沼田さんの歌の雰囲気をぜひ生で!

③みなとまち
星のライター/みなとまち
youtu.be/HUNG1WsOOlE
ポップbutロック、それはライブにて体感すべし。彼らの素晴らしさはまた、ブログでも伺える。
みなとまちの雑感urx.red/yrNc

④うたたね
うつくしいもの/うたたね
youtu.be/2zK4vjNmwU4
このメンツの中で、恐縮ながら自主企画を打たせて頂きました。
少しでも大事な忘れものはしないように、歳をとりながら、少しずつ言葉に音楽に変えていけたらいい。



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メリィの果物入れという話がある。
それは結論から言うと持っている果物入れは当然限界があり、桃10個選ぶもりんごと5個ずつにするも自由というものだが、メリィが持っている果物入れは底は深いが細長いものだった。
りんごや桃やら栗やら梨やら、あらゆる種類の果物を持ったメリィはあとになってからレモンがないことに気づき、欲しくなったけれど果物入れはぱんぱん、さて何を減らそう?でも色んな果物でかごはいっぱい。下の方にはいらないものもある気がする。ううむううむと悩んでいるうちに果物が腐ってしまうという人間の突発的な感情と優柔不断さを笑う話であるがこれはもちろん即興の作り話である。

気づけば9月になり、まだ暑さは続くもののどこかしら切ない匂いの混ざった風が吹いている。
6月にアルバムを出してからツアーではないけれど色んなライブハウスやカフェで引き続き歌い語っているが私のやることは変わらずとも環境は絶えず変わってゆく。それを実感するたびにああこうしていたらこういう曲があったらいまこうやって歌えたらと思うものだがいかんせん用意がなければ満足にできるはずもない。

時間は経過していくばかりだ。
そして時間を浪費してきたことを実感するのであるが時に君よ、あるひとつの問いに悩まず答えられるか?
我々は常に反省し振り返り経験として後に活かそうと無意識だろうがやってしまうが、反省というものは尽きないなぜならば、上に書いたように環境は変わるからである。ここでいう環境は付き合う友人であったり職場であったり時代であったり年齢であったり季節であったり感情であったり、呼吸する限り変化を避けられないありとあらゆるものすべてである。

とはいえ経験できることは限られてもいる。
果物入れに限界があるのだ。
ほしいものを得る代わりに、その時必要でなかったものを捨てていったそれだけのことなのだが、捨てたものが変化する渦の中で永遠に不要ともいえまい。
そのことに自覚した時、人は嫉妬する。

自分にとっていえば、音楽をつくるということにストイックに取り組んだ数年があり、それでこその今があるが、そんなに桃を10個とらなくても、5個でよかったんじゃないの、と思うことも多々ある。その浮いた5個分はりんごにしておけば、と思ってしまうのである。

いやいや君はこれでよかったんだと、言ってくれる人もいるだろう。
10個の桃があったから、生まれたものがあるだろう、と慰めてくれる人がいるだろうがそんなことどうでもいいのである。
私はいまりんごが食べたいのである!

しかし何度も戻るようだが、人はすべてを経験することはできない。取捨選択しそれが自己形成に繋がるわけだ。

"潮の満ち引きで深さなど分からない
考えたってどうしようもない
どうしようもない"

というのはnylonという曲の歌詞だが、ここではこの歌詞もあながち外れていない。
例えば経験の豊富さが深さだとして、自分の気分や興味関心が潮の満ち引きで表されたとしたら、深さなど一生知ることはない。


さて、長々と書いたものだが果たして、人はこうしていたら良かったかもしれない、と思うタイミングにいざ、タイムリープでもして戻れた時に、同じ轍を踏まない選択をできるのだろうか。

私にはできない。


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2016.8.20.
SUMMER SONIC2016.
GREENFIELDにてうたたねでした。

かなり前のことのような気もしますが、きてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

みなさんに降る雨も止み一瞬の晴れ間がみえますように!


※タイトルは、小学生の時に聞いたモスラの歌です。
何かの映画のパンフレットには歌詞が書いてありました。
ふと思い出しました。
遅くなりましたが、6/4にソロのアルバムを発売しました。
魔法みたいな、というタイトルの11曲入りアルバムです。
弾き語りスタイルと、サックスを入れたりドラムを入れたりと、新しいことにチャレンジしました。
イベントも大盛況で終了。
金佑龍さんに出演してもらい、目標がまたひとつ叶いました。
これからどんどん追い続けてすぐにでも同じくらいすごいライブをできるようにならなければと強く思いました。

金佑龍さんといえば、一昨日のフジロックフェスティバルに出演されていました!
DENIMSしかり、同世代バンドも多く出演を決めていて、羨ましいなと思いながら奮い立たされるようなこの感じとても良いな。

随分と苦悩の日々を過ごしました。
やりたいこととできることは違う、ということを頭で理解しながら、疑心暗鬼になりあれも違うこれも違うガラクタを詰めた箱を漁っては次の日に戻したり、気が狂ったような日々でした。

それでも良かったことがもちろん沢山あります。

それはもちろん発売を楽しみにしてくれていた人、一緒に作ってくれた人、気にかけて応援してくれる人、褒めてくれる人、あなたは続けなさいと叱咤飛ばしてくれる人、もちろん感謝する人達がたくさんいること。

それもそうですが、僕は先日26歳の誕生日を迎えました。
祖母から手紙が届きました。

今回のアルバムを妹づてに家族に渡してもらっていて、祖母がそれを毎日聴いていることが筆で丁寧に書かれていました。

アルバムの最後に収録されている百日紅という曲が好きだと書いてありました。

MCで話しているので知っている方も多いと思いますが、この曲は祖母に宛てて、というか考えながらつくった曲で、それは本人には勿論伝えていませんでした。

実際歌詞なんかは、2人称構成だし、どちらかというと相手にむけてというより聴き手にむけられたものなので、それさえ汲み取ってもらえたようなそんな喜びが生まれました。


百日紅という曲が好きだと書いてあるそれだけで、なんだか肩の力がふっと抜けました。
ありとあらゆる恐れていた見えないものを孕んだ霧が消えたような心地でした。

苦悩して、良かったと思いました。

また別の話では、その誕生日周辺でうたたねのPV撮影として昨年とおなじく三重に訪問してきました。
うたたねの新曲に「うつくしいもの」という曲があります。
これは昨年三重を訪問するにあたって書いた曲で、三重でなつゆさんたちに初めて弾き語りして聴かせて、めっちゃいいね!ってなってそこから1年。

レコーディングされて、その感慨も深く泣きそうになりました。

自分が作ったものが他人の力で形になっていくのがとても嬉しかった。



話が長くなりましたが、本題です。
最近は生活するのであっぷあっぷしていて、まあ少し疲労もあったので活動を縮小していました。


次の作品のことばかり考えています。


「もみじの唄」、という新曲ができました。


歌詞を置いておきます。

もみじの唄

重なりながら色を帯びました
わたしは太陽に選ばれました
ようやくその色に馴染んでゆく頃に
窓を開けたのが間違いでした

あの日のように抱きしめてくれ
頭がぼうっとするくらい強く
そうら、裸足になれば
さらわれた弱い心

溶けた先から色が抜けました
だんだん輪郭もぼやけてゆきました

触れ合うことで確かめていた
輪郭も傷跡の場所も
そうよ、だからわたしは
この場所を離れない
あの道に立つもみじ
いまのわたしとおなじ

忘れてしまえば
楽になるでしょう
あの痛みもすべて嘘になるわ

あの日のように抱きしめてくれ
頭がぼうっとするくらい強く
そうら、風が吹いたら
舞い上がれ、高く、遠く
舞い上がれ、高く、遠く
さらわれる弱い心



次のライブは8/11@渋谷guestです。


だらだら書いて長くなってしまった!

日にちはたったけど、CDのほうも引き続きよろしくお願いいたします!


意識せず低テンションな中身になってしまったので、反省して、以下の画像を投下します。

三重にて、なつゆさんの弟さんから誕生日プレゼントにもらった銘酒を並べてポージングしてたら撮影会になりその中からはやとさんがとってくれたなんか無駄に高画質な写真。

そしてかっこいい一枚


そして最後は7/3のライブで寺尾紗穂さんに見て頂いた時に撮ってもらった写真!
褒めてもらったの、とても嬉しかったなあ

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またお知らせが続きますので、どうぞよろしく!
ずいぶんと暑くなったもんだ。
今年も気づけばもうきてるぜ、夏。
しばらくずっと更新しようとしていたこのブログも、やはり頻度が落ちてきたのはタイトルを更新ナンバーに沿って作成することに決めたからか。自分の首が苦しいよ。
もともとは長続きしない自分がタイトルを考えることに疲れないために、限定されたフィールドで考えられるようにしよう、とそう決めたのだった。
しかし、連番ともなると二桁はまだいいが三桁になればもう足場なんか終盤のジェンガ状態。もう選択肢がないよ。ここは沈みかけたムー大陸だ。もう開拓の余地なんかない、誰も期待するな。おれはコロンブスだから発見しただけでよしとするよ。今日もタイトルには何の関連性もなく進めることにする。

1.紫外線と小野
焼けました。月曜日はそんな周りから言われなかったけど、今日たくさんの人にいわれました。夏感あるね、と。
小野はね、昔から紫外線を吸収しやすいんだ。周囲の人の分まで余計に吸いこむ。高校生の時に付き合った彼女なんか、初めて会った時まっくろだったのに、付き合ってからその夏の間、どんどん白くなっていってもんな。だから女性のみなさん、そこで一家に一台、小野ですよ。どうですか?階段の上り下りで奇声を出すのと、煙草吸うくらいのデメリットはありますが、洗濯もできます。できればたたむのはあなたにお願いしたい。

2.I feel you
こんなにいきなり焼けたのも、日曜日に外で遊んでいたからなんですけど、その時にね、チャカ・カーンのライブをみたんですよ。チャカ・カーンといえば、高校生の時母校ではちょうどこの時期に体育祭があり、そこで全10チームくらいかな、各チームがそれぞれ創作ダンスをして競うっていう有名な出し物がありまして。

高校3年生の時おれは生まれてこのかたにじみ出てやまないカリスマ性からチームリーダーという大役に抜擢されたんですが、結果でいえば確かビリから数えた方がはやいくらいで、あまりカリスマ性を発揮できませんでした。
その時に創作ダンスでいくつかの曲をミックスして使っていて、自分の趣味でほとんど構成してしまったんですね。昔から割といいだしたことに周りが納得してくれるので、こまります。イキっている時はなおさら。後で思い出して枕に顔をうずめる系案件。
そこで使用したのが、確かしょっぱなに「I feel you」そのほかにはクラクソンズやら、クイーンやら、リッキー・ネルソンやらと統一性のまったくないただの趣味でした。
いまふと振り返ってみて、その創作ダンスのストーリーの流れ的にリーダー兼主役である自分が殺されて、BGMブレイクの後、クイーンのI was born to love youの歌いだしと共に総勢100名くらいのチームメンバ全員しゃがませて、円の中心から俺が復活し立ち上がる、というのがやりたかっただけだった気がします。超気持ちよかった。
最後はメリー・ルーで大団円です。
我ながら最高のリーダーかつ脚本家だったと思います。
絶対下の子たちは理解に苦しんだだろうし俺のこと嫌いだったんじゃないかと不安になってきました。
まあまあそんなことはあったが、もう8年くらい前のことだし、水に流して忘れちまおうぜ。

というわけで、チャカ・カーンを生で見れて、感極まって泣いたわけでした。
偉大なババアだ。


3.そんなことより、アルバムでますよ!
おれが焼けようが泣こうが太ろうがそんなことはどうでもよくて、6月4日がもうすぐそこなんだな、夏よりも先よ。その後で梅雨よ。たぶんイベントの週明けくらいから梅雨入りすんじゃねーかな。






☆6/4土曜日発売
小野雄大-「魔法みたいな」

1.穴の空いた傘
2.nylon
3.棘
4.夢の住処
5.星の砂
6.ベストフレンド
7.はぐみ
8.魔法の歌
9.春霞
10.スタンドバイミー
11.百日紅

1800円

{6734EF32-61B2-4B6A-9DBD-5045C85A903A}




全11曲、サックスに村上大輔、ドラムに菅原靖之(ecke)にも数曲参加してもらった今作には、2014年に発売したデモ「明日晴れたら」以降からライブではやり続けていたけれどもその後の2枚のデモには収録しなかった曲が満を持してという感じで入っております。

エンジニアとして、うたたねと同様、菅原さんに初めてソロでお願いしました。

なので、レコーディング環境から今までのデモと違くて、ようやくステージに足くらいかけられただろうって感じです。現におれはもうずうっと飽きもせず聴いてる。確認作業とかで嫌になるくらい聴いてるはずなんだけど。

聴いてくれた人が死ぬまでずっとそばにおいてくれたり、大事な時に聞けたり、毎年この時期に思い出せるものになってくれるといいな。

そしてそれに伴ってイベント開催します。


☆発売記念イベント
6/4(土)@学芸大学メイプルハウス
小野雄大 New Albumレコ発ツーマン
「魔法みたいな」
金佑龍
小野雄大+α

op18:30
st19:00
前売¥2500


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金佑龍さんを迎えてのツーマン、最高なんですけど。
金佑龍さんとは、昨年4月に大阪のlovesofaでご一緒させてもらって、どうしても今回お願いしたくて、快諾してくれて、小野はもうその時点でかなり満足です。。。ありがとうございます。


これ、みてほしいっす。もう大好き。


"Pora Pora" 金 佑龍と東京近辺 @ Pony'sToy 15th Anniversary



☆ご予約はコチラ!
お問い合わせ先ydon79@gmail.com

☆諸々確認はこちらで!
小野雄大ホームページhttp://onoyudai.tumblr.com





というわけで、梅雨前線とともに小野雄大の最新アルバムは満を持して発売されます。
今回も例によって流通なんてこじゃれたことはできてないんですが、みなさんが入手しやすいように準備していけたらとは考えています。

それでは、まだまだ予約だってお待ちしていますので、どうぞこの機会に小野雄大みにきてください。


さて、最後に、今月公開しました話題の新アルバムから、いくつかその雰囲気を覗けるトレイラーという映像があります!

こちら、撮影はうたたねでPVや写真を撮ってくれているはやとさん hayato ishikawaです!


今作でコーラスには、巷を騒がしているアイドル、フィロソフィーのダンスから日向ハル、ジャーマネのはっちゃん、学芸大学メイプルハウスでも働いているまさや(Utopia League、ex.バイバイコヨーテ)、メイプルハウス店長が参加してくれていて、もうどんだけの人に感謝すればいいのやら。
ちなみにツイッターでハルちゃんがおれの曲、nylonをアカペラで歌ってくれたら、おれがやるよりずっと拡散されてました。なんなの?もう曲提供するからやってくんないかな。


さて、それではトレイラーもぜひみてください!


☆小野雄大「魔法みたいな」トレイラー


今年も素晴らしい夏になりそうだね!






1.白子

もしも白子に自身の周りを取り囲まれたらと想像して身の毛はよだちぶるんぶるんと頭を振れば朝。
長い長い底抜けの、掴もうにもつるつるとして実感のない窮屈なトンネルを抜けたのだ。
はじめは喜びを目的とし、すぐに悩み、苦しみ、喜びをえては繰り返す。みなそうであるように私のような大根おろしでさえ、その中に身を置く。
実体はない。みているものはいつもミラクルだけだった。つまりそうそれは奇跡ともいう。

2.せめて人並みの幸せを…
休日はオシャレなカフェで彼氏とチャイ&theスコーン。
彼氏の選んだクロワッサンも美味しそうだから、まとめてインスタ起動して写してUP。
「今日は早起きして近くのカフェでゆったり~、最高の連休の幕開け~p(^_^)q」


おれの待受は、ひとりでいった水族館で撮ったブレブレのゴマフアザラシ、早かったんだ、思ったよりも。

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3.ようやく人波をかきわけて

つい3月にデモを発売しましたが、ようやくそれより前に制作には入っていたアルバムを出します。
長い時間をかけて曲を作ってきて、何回もライブでやって、まじ、やるでーって、言ってからやっぱり時間がかかって、レコーディングしてくれた菅原さんには迷惑をかけました。

3月に発売した「手紙」での売り上げは、すべて制作費にさせてもらって、みなさんのおかげでようやく出せるのとなんも変わりません。

もちろんまだ発売してますので、ほんとにぜひ、お買い求めください。
こちらで通販可能です。



今朝は夜明けとともに菅原さんと歓喜し、これよくな~い?といった。

ものさしは日ごとに目盛りの位置がずれた。
挙句の果てにはものさしはものさしでなくなり、最終的には元いた位置に自然と収束した。
センター試験で最初の直感を信じろってあれ、決して忘れてはいけない。
ないものねだりで得たものは付け焼き刃に過ぎず、普遍的なものに結局涙したりもする。実は変わらないでいることの方がずっと難しい。


ライブにきてください。
今は改めて自分の言葉で歌えそう!


5/4@渋谷guest

とのうちさぶろう
星影優人
小野雄大

open 19:00 / start 19:30
ticket ¥1800(+D) / door ¥2300(+D)




5/6@渋谷乙
No Gimmic Classics
OJI BAND
cinema resound
小野雄大×ecke

open 19:00 / start 19:30
ticket ¥1800(+D) / door ¥2300(+D)






6/4@学芸大学メイプルハウス
小野雄大「魔法みたいな」発売記念ツーマン

金佑龍
小野雄大

open 18:30 / start 19:00
ticket ¥2500(+D) / door ¥3000(+D)

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こちら下馬、今朝も平和な朝です!

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1.鼓くらべ

「…すべて芸術は人の心をたのひませ、清くし、高めるために役立つべきもので、そのために誰かを負かそうとしたり、人を押退けて自分だけの欲を満足させたりする道具にすべきでない。鼓を打つにも、絵を描くにも、清浄な温かい心がない限りなんの値打ちもない。…」

山本周五郎の短編「鼓くらべ」の中で、かつて芸にすぐれた市之丞がこれから城中での鼓くらべにてライバルと戦いにゆこうとするお留伊にむけて放ったセリフである。

このセリフをたまに思い出して、落ち着いて改めていまの自分に不純なものはないか考えたりする。

音楽って、楽しいけど、そうじゃないことのほうがほとんどだなって、最近とてもよく思う。
じゃあやめればって、簡単な話ではない。
苦しんだ後の楽しいことって、秤にはかけられないもの。
苦しいと楽しいは、おなじおもさじゃあない。
それを知っているし、自分以外の人の表情や感情の変わるのを何回も見てしまっている。

今日はうたたねのコーラスレコーディングでした。
eckeのメンバーと、それからさやちゃんと、周りの人が手伝ってくれたり、
それからこの作品を作るために、去年からたくさんの人のおかげでなんとかやれている。
確実に方向性や、見てる景色の統一がとれたのは、去年の夏から秋にかけてだったと思う。
ある新しい曲ができて、それが渦を巻いて人の心を動かして自分たちもどんどん上昇していくあの感覚は、とても貴重かつかけがえのないものだと思う。

なにはともあれ、ありがとうございます。


居酒屋で軽く飲んで、家に帰ってから、ふと学生時代からやっている葉隠忍法帳というバンドのCDを聴いた。

それでちょっと眠れなくなってしまった。

ずっとそうだった、ああそうだそういうことだっていうものがなんか湧き上がってきて、失っていたわけではない、ずっとあったんだけども、注意すべきことの中で埃がつもっていってしまったことをまた見つけ出したような気がした。


19~23歳くらいの間で、たくさんの曲を作った。

21歳を越えてからは、たぶん意識が変わった頃だと思う。
5年後10年後にこの曲を聴き直して、泣きたい、そんな音楽を作りたい。
自分が聞きたいから、つくる。
そんなことをよく考えていて、今ほどに悩んでなかったし、何もかもが最強だった。
怖いものなんかなかったし(今思い返せばただのイキガリで恥ずかしいけど)、よくないものはよくないとはっきり言ってた。

こんな曲がある。

"ぼくらの生活は曖昧で儚いね
追い越したこどもたちは何も知らない
またひとつ
ユリイカ、終わってしまう日はくる
変わってしまう日も来る
思い出す時はその歌を口ずさんでいたいな

戻れないか、あのころに。
時間の中彷徨って。
笑い声が木々の葉の合間を縫って
遠くの過去と今を繋いで

いつしか忘れてしまった風景を
忘れてしまったあの日々を
思いだす時はこの歌を口ずさんでいたいな

ユリイカ、終わってしまう日はくる
変わってしまう日も来る
忘れてしまった風景がそばにいてくれるといいな"

ユリイカ、という曲。
以下で聞けるように今になってアップしたので、ぜひこの機会に聞いてみてほしいです。


曲について言いたいことなんてない、全部言ってくれてるから。
今になって、本当に5年前の自分に勇気付けられるというか、考えさせられるなんて思いもしなかった。
スタジオに常設のマイクで一発録音、場所は白楽KIスタジオ、MIXもどきはMTR。

無知で自分勝手で、わがままで、何も考えていないこの奔放さと荒々しさが今は愛おしい。

"ずっと思い描いた未来なんてなかった"

この歌詞は「タイムマシン」という曲。


そして、これは特に大事な、ぼくらがあの時お金のない中でなんとかやっていけたのは、この曲があったからじゃないかと思う。葉隠忍法帳を組んで初めてレコーディングした3曲のうちの1曲。

「until mind die」

"車窓から見えるビルの中に田んぼ道を自転車で駆け抜けた
あの頃の景色が見えている
ためらうなよ、命を惜しむなよ
くだらない日々の陰になどなるなよ
忘れるなよ、忘れられたとしても

騒々しい都会の日々の中
ぼくの心はまだ死んではいない

醜くても恥ずかしくてもそんな君を愛してあげるから"



そうだなぁ、おれ、がんばらなくちゃな、って思った。
働いてるからかな、なんかあの時とは違って染みるな、今より少し若い自分が言っているからかもしれない。

でも、いまやっていることも、やっぱり5年後10年後の自分が聞いた時に、褒められるように進んでいきたい。

自分に嘘をつかないということは、結果的に周りの人に嘘をつかないということになる。

恥ずかしいなんて、いつだって振り返ったら自分自身なんか恥ずかしいだろ、そりゃ。

笑えるならそれだけましなのかも。

さて、春の熱に酔いつい懐古に走り、夜更かしをしてしまいましたが、布団に潜りましょう。
明日見返せばこの日記ももう熱を失い、消したくなるでしょう。

でもこうやって思い返せて、よかったな、今日は。
他人の目も耳も気になってしょうがないけど、自分がいいと思ったものを信じて頑張ってみよ。
1.言語両断

髪を切った。暗黒物質は髪の毛に宿りやすくそれは日を重ねるごと秒針が進むごとに砂時計のごとく溜まっていく私はしがみつこうとするその暗黒物質たちを断ち切り明日を行くのである。
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一方で部屋に干しっぱなしで忘れていたTシャツにはミノムシがついていた。貴様何故この場所を選ぶ。いつの間にここに流れてきたのだ。

ミノムシは蛾の幼虫だということはご存知だろうか?
彼らは幼虫の間冬を越すために枯れ枝などから蓑を作り暖かくなれば成虫になり飛び立っていくという。寒がりかよ。

ではこのミノムシはどこからきたのか。
蓑は一体何時間かけて作られるのだろう…

風に吹かれてくっつくことなんかあるの?
だって下にしかいけないでしょう?
彼らは飛べるのか?

蛾が運んでくるのか?それなら納得だけど、親も無責任すぎるよ。

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周りに木だってないしな。
また更に彼らはそれぞれセンスが異なり多様な蓑を作る。
いつかミノムシコレクションしたいね、アバンギャルド、モード、ミリタリー、アメカジ、ヒッピー。

誰かスナップでもとってみてよ。そして写真集出版しよう。売れそうじゃない?なんだって奇抜でポップなものはヴィレバンあたりにおいときゃ売れんだろ?


とにかく、言語両断でこのミノムシは剥がして申し訳程度にぶらさがれそうなとこの上に移動させた。


2.ツーマンライブ

またまた、素晴らしいイベントが決まりましたよ!!!


6/4(土)@学芸大学メイプルハウス
小野雄大 レコ発ツーマン
「魔法みたいな」
金佑龍
小野雄大+α

op18:30
st19:00
前売¥2500


先日「手紙」というアルバムをだしたばかりの僕ですが、次のリリースがあります。

「魔法みたいな」というアルバムを。


そこでレコ発を兼ねたツーマンライブを決行するわけですが、この日出演してくれるのは金佑龍さん。

ぼく、大好きだったんです。



ナイトクルージング/金佑龍


オリジナルももちろん、fishmansのナイトクルージングをカバーしてそれがすごいと絶賛されてます。
単純にぼくファンなんですよ。

最初に知ったのは代官山晴れたら空に豆まいてで菊地さんというスタッフさんから動画をみせてもらって、去年4月に大阪でラブソファというイベントに出させてもらったときにご一緒させてもらって。

今回ぼくからのラブコールで出演快諾いただきました!


絶対いい気分になる日なので(特にぼくが)ぜひぜひお越しください。



3.レコード・ストア・デイ

本日4/16はレコードストアデイ。
ぼくもレコード屋さんで視聴して気に入った数枚を購入しました。

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レコードを家で聞く環境はないんだけど、最近のはDLコードがついてるからとりあえず聞ける。
盤で聴きたいときには聞けるところにもってって回してもらう。


以下はレコードストアデイについての説明です。

"配信やECサイト、ディスカウントストアの出現によって身近な 街の小さなレコードショップがなくなりつつある現状に対して、アメリカにあるレコードショップのオーナーであったChirs Brownが「レコードショップに出向き、レコードを手にする面白さや音楽の楽しさを共有する祭典」として発案しました。2008年4月19 日にサンフランシスコのレコードストア  Rasputin Music(ラスプーチン・ミュージック )で、世界的メタルバンドの「Metallica(メタリカ)」 がオフィシャルにキックオフ。以降、毎年4月の第3土曜日に世界同時開催 されており、現在ではアメリカをはじめ世界21カ国で数百を数えるレコードショップが参加を表明。2011年から日本も正式に参加しています。数多くのアーティストが一体となり、貴重な限定アナログレコードやグッズなどのリリースを行っているほか、世界各地でイベントが開催されています。

※頭文字をとって、RECORD STORE DAYを“RSD”、RECORD STORE DAY JAPANを"RSDJ" と略します。​"






とのことです。

データで聞くことが多くなりましたが、CD開けるときのワクワクは昔と変わらないからね。

仕事終わりにCDとか買ったとき、帰りの電車、待ちきれなくていつも梱包破いてるけど、たぶん気持ち悪い顔してるんだろうなって思う。
1.結婚するなら
近年夫婦間のセックスレスが問題視されてますが、僕はね、学生時代からこの点に関してずっと思うところありまして、「洗濯物は分けるべし」これにつきると思うんですよ。本当にこれは声を大にして言いたい。なんでかわかりますか?

あなたが異性に対してどきりとする時があるとしたら、それはその人のしぐさでしょう、顔でしょう、体つきでしょう、言動でしょう、まぁ諸々あるでしょうが、そのどれもに付随してくるものはなんだと思いますか?

匂いですよね。
あの子が振り向いた時のちょっとシャンプー香る感じたまんないし、すれ違った時の彼女の匂い好き、ってのが誰しもあるはず。

ぼくね、同棲したこともないからあんまり説得力出せないけど、生活圏内でずっとドキドキできるなら素晴らしいと思いませんか?羨ましいですよ、ぼくとしては。

例えばAqua Timezの百万回のラブソングを聞いたらその時好きだった女の子を思い出すとか、coldplayのyellowを聞いたらあの時何回もリピートして聞いたな、次に回ってきたら電話しよう、とか、そんなことあったなって音楽が記憶と連結しているみたいに、匂いも等しく体に染みつくものですからね。

同じ匂いは違和感を感じないんですよ。
家族に何も感じることがないのと同じで。

さて、それではこれを読んでるあなたは明日から試してください。
別の洗剤を使い、別の柔軟剤を試してください。

それがどうなろうと僕はしったこっちゃないですけどね。




2.雛を孵らせるために
しばらくずうっと音楽に対して考えてきました。
いい音楽とはなにか。

好きな人が好きと言ってくれるものが良いものか。
それもあるでしょうが。

流行的な音楽性で、一部のカルチャーとして、波及してきた音楽はそれこそたくさんありますが。

羨ましいという部分ももちろんあるけど。

やりたくてできないというものはもちろん多々あるけど。

自分自身で自信を持って同じ曲をやり続けるって結構勇気と根気がいるってことも事実で。

やりたいことと、やるべきことってのが常に平行して存在する中で最大限の自分を限られた時間で見せなければいけないというのはどんな場所でも結構なプレッシャーでして、こうして吐きそうになるまで飲んだりする夜も増えました。

レコーディングとか、形にすることが怖くて、というかなんか形にするとあんま良くないんじゃねーかなとかもっとああしたらいいんじゃねーかなとか色々思って、苦手なんですけど。

でもね、嬉しいのは、聴いてくれた人たちが少なからずそれぞれの生活の中で落とし込んでそれを持って進んでくれていて、僕はそれが唯一の励みです。

だから僕は、もっとそれがみたい。
歌って、それで変化するたくさんの人たちの顔をみたい。

まだちょっと力不足ですけどね、頑張るから、もうちっとみててほしい。

卵は常に懐にあたためてるつもりなんだ。

やりたいことってのがたくさんあって、ずうっとやってきたつもりだけど、それでもやりきるって中々難しくて(生活もあるし)。

でも時間が過ぎてるのはわかってんだ。
その分自分が進んでるのもわかってんだ。

ただもう少し、時間が必要なんだ。

今年はね、素晴らしい年になると思ってるんですよ。

手紙というアルバムを出しました。
もっとたくさんの人に聞いてもらいたい。

ぜひね、アニメ「おそ松さん」の「十四松の恋」を見ながら聞いてほしいものだね。

人間誰だって別れはあるでしょう。
別れがあれば出会いもあるなんて、そんなことは言わないよ、どうかその別れに対して真摯に向き合ってほしい。
その分優しくできるでしょ。

さて、次のライブは4/3、うたたねで渋谷ラッシュ、ホームの合同イベントです。


僕は本当に思うよ、みんなこの音楽を聞いてくれたらちょっとは自分の人生を肯定できるかなって。

ハッピーなのが一番だよ。

悲しい歌を歌うかもしんないけどさ、
すべて、肯定したい、どんな言葉を使っても。


花見がしたい。

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