★「真田十勇士」
9月14日。上川隆也さん、賀来千香子さん、里見浩太朗さんも出演。
中島かずきさんの脚本は、新感線でもおなじみだが、物語構成というか見せ場がしっかりあって中だるみ感がなくて、安心して見ていられる。

・青海&伊佐 役の小林正寛さん(青年座)佐藤銀平さん(演劇集団円)の“新劇ブラザーズ”な二人が面白かった(意識的な配役??)。凸凹コンビというか、よく似合ってました…。

・望月六郎役の植本潤さんは、いつ見てもやっぱり変幻自在ですね…!

・筧十蔵役の三津谷亮さん、傾斜のある舞台でも一輪車にスイスイと…!とパンフのプロフィールを見たら、一輪車の世界チャンピオンだったらしい!

・物語終盤のちょうどいい見せ場に、テーマ曲である中島みゆきさんの『月はそこにいる』が!自分はカーテンコールでかかるぐらいだと思っていたので、あまりの場面とのハマりっぷりにウルウルきましたです…。


★「hedge」
風琴工房の公演。9月15日。ハイリンドの多根周作さん、(いつもツイッタでやりとりさせていただいている)井上裕朗さんが出演。
金融の世界を舞台にした物語。

難しい話かなあ…と思ったら、所々に解説が入って少しわかりやすくなった(しかも演じている人もよくわかっていない【←という設定です】が面白かった)!
…後半に解説はなかったですが、物語主体で引っ張っていくので変に緊張せずに観られたです。
前半の解説は、後半の物語に(難しいという先入観を取っ払って)入りやすくするための演出だったのかな??
★「理想の、あとかたづけ」

大阪の劇団、空晴の公演。9月13日。
以前から、こちらの役者さんを客演先で見ることが多く(南河内万歳一座やリリパットアーミーIIなど)、前回の公演から観はじめました…。

・なにしろ、姉妹役で出ていた鴨鈴女さん(南河内万歳一座)&岡部尚子さんのしゃべくりが強烈ですわ~!もうモロに関西のオバチャン感が…喋ってるだけで漫才みたいです(笑)。

・劇団員・平本光司さんの役者引退公演でありました。(最後のほうでの)相手先との電話のやり取りで『15年も役者やってたんだぞ…!』云々というセリフが。あの部分は役(工務店の跡取り息子役)ではなく平本さん自身として語っていたのかな??【=役者が工務店息子役を演じつつ、物語を見守っている??】←上手く表現できない…スミマセン
そして実は、影の主役は平本さんだったのかも…?? 


★「ヘッダ」
演劇集団 砂地 の公演。9月14日。いつもやりとりさせて頂いている、桟敷童子の稲葉能敬さんが出演。

・この「ヘッダ(ヘッダ・ガブラー/ヘッダ・ガーブレル)」を題材にした芝居は、今年初めに、
アトリエ・センターフォワードが「ヘッダ・ガブラー」として上演した作品を観た。
その時は、翻訳したものをそのまま上演したが、
今回の 砂地 の公演では物語を再構成していた。

役名はそのままだが、舞台は現代??
物語のキッカケや着地点(結末)はオリジナルとおなじだが、あいだをいろいろ入り組ませて、また違う物語になっていた。

オリジナルは、ヘッダが自由を求めれば求めるほどに周りに起きる“悲劇”が強調されていたように思うが、
今回は、ヘッダや周りの人物の“苛立ち”とか“嫉妬”とかが強調されていたような感じ…。
演出が変わるとオリジナルとは違った主題も見えてくるなあ。
★「空のハモニカ」
てがみ座の公演。8月4日。桟敷童子の新井結香さんがご出演。急遽思い立って当日券で!

・劇中に桟敷童子でも聞き覚えのある方言が…。てっきり九州弁かと思ったら山口(下関)の方言でした…。

・この作品の主人公・金子みすゞさんのお名前は知っていたけれど、詩などの著作物は見たことがなかった。
みすゞさんは、実生活では必ずしも幸せだったとはいえず、最後は服薬自殺してしまう…。
この作品の前に観た樋口一葉さん同様、名声を得た女流作家さんは、若くして亡くなってしまった方が多いですね…。


★「LOVE、LOVE、LOVE!」
青年座の公演。8月11日。海外の劇作家による作品の第2弾。

・実は私は青年座のユース会の会員でありまして…。ビートルズの楽曲がモチーフになっているこの作品、世代からずれていてピンとこない私は、もし会員で無かったら観に行かなかったかもしれない…(^^;)。でも、後述の松熊さんの役柄といい、笑いどころもあって面白かった!

・松熊つる松さんの、言動がかなりブッ飛んだお母ちゃんが素敵!
今まで真面目な役を拝見する機会が多かったので、新たな面を発見できた気がする…。

・大きなテーマは『自由』で、40年前のそれと 現在のそれは、どこか違っているのかも…。昔は大らか・今はどこか殺伐…。そんなことも感じた。


★「僕にしてみれば正義」
箱庭円舞曲の公演。8月31日。

・今回のテーマは「『正義』の定義とは…?」。描かれる題材としては、いつもの古川さんの得意とするところ。
ただ、そのベースを今の日本で議論されている問題(地震・放射能・慰安婦・徴兵制…)に置いていて、『それぞれの考えを持つ者のそれぞれの正義』というものがあまり浮き上がってこなかったようにも感じた。

自分は世論が二分されている問題を描くのであれば、肯定派・否定派の両方の視点から描き、答えは観る者に任せるという作品が理想なのだが、
(そういう点では、今年初めに観たワンツーワークスの「奇妙旅行」【死刑制度の是非を描いた作品】は、両者の言い分のバランスがよく取れていて、見応えがあった)

今回の作品は、どこかに否定派的なスタンスがまずあって、その上にその問題を乗せているように私は感じてしまったので、ちょっと残念だった。
★「赤いキツネと緑のタヌキは…」
いつも応援している、劇団桟敷童子のもりちえさんが出演。7月27日。 

・90分間、3話オムニバス。
新宿ゴールデン街劇場という小さな空間。大掛かりなセットはないけれど、女優さん2人(もりさん&新転位21の“りん”さん)の力で、すっと物語に引き込まれた。各話も程よい長さで、しっかり創られていたと思う。
2本目の“バーのオーナーが…”というくだりに、妙にウケてしまった(笑)。
3本目の作品で、もりちえさんが着ていた衣装は「無貌の漂流」のときにもみたような…。

・幕間の ハッピー林さんのウクレレ弾き語り、ハタナカヤヨイさんのコンテンポラリーダンスもよかった!ハタナカさんの1回目のダンスは鳥?蝶?の一生を表現しているようにも見え、たいへん美しかった!
終演後は、もりさんにご挨拶…。いつも全身全霊で演じきるもりさんに私も感動でございます…。


★「頭痛肩こり樋口一葉」
これが、こまつ座の100回目の公演だそうです。旗揚げの演目でもあったそうです。8月2日。

・樋口一葉を取り上げた作品としては、私が見た中では石川さゆりさんの歌芝居(作・演出:G2)以来2度目だったのでした。
さゆりさんバージョンの一葉さんは、恋も仕事も一所懸命!ってな感じでしたが、
こちらの作品の一葉さんは、どちらかというと現実的というか、苦労も希望も背負ったひとりの人間としての面が、多く出ていたような気がします。

・今回のセットが、なんだか能舞台のようにも見えた…以前、井上作品の「ムサシ」を見たときも能舞台的セットであったが、今回も“幽霊と、生きている人間の対話”があるからだろうか…?

・現在放送中のNHK朝ドラ『あまちゃん』では、自然で凄みのある(笑)台詞回しの小泉今日子さんですが、この作品では、昔の『少女に何が起こったか』(1985年・TBS)のときのような鼻にかかった話し方でした。20代の女性を演じているからかな??

・幼い頃にテレビアニメの劇伴で慣れ親しんだ、宇野誠一郎さんの音楽が今回も懐かしくホッとした気分に…ただ、少し心地よすぎてところどころ眠くなったです(笑)。
先週の日曜日に観に行った2つの公演です。


★「ヴェローナの二紳士」(ハイリンド)

・シェイクスピアの作品ですが、あまり上演されることのない作品だそうです。
とにかくセリフ量が凄い!テンポも早く、台本にしたらかなり分厚いのではなかろか!
・(JAM SESSIONの)西沢英治さんの構成・演出による。
西沢さんの演出作品は、ハイリンドで観るのはこれで2回目かな?
(他はJAM SESSION本体、椿組などで観ています)
リズム感があって、独特のカラーがあって、けっこう注目しております。


★「かなかぬち ~ちちのみの父はいまさず~」(椿組・花園神社野外劇)

・中上健次さんの唯一の戯曲だそうです。27年ぶりの上演。
舞踊・能楽・狂言…お芝居の中にいろんな要素が詰まっている。
ストーリーもどこか能楽にありそうな(そのままではないが)感じがした…。
(中上さんの未発表の創作能もあると、以前、クラクラ本店で聞いたことがあります)
・『抗おうとしても抗えない“血”や“運命”』といったテーマをお芝居を観ながら感じた。
・終演後は、恒例の打ち上げ!今回は、webで知り合った観劇仲間さん5人とご一緒だったのでさらに楽しかった!その後、そのままクラクラパート2に行きました~!
お休みしていた観劇記録、今月分からぼちぼちと復活しようかと思います。
過去6ヶ月分は、落ち着いたらダイジェストで…(笑)


唐十郎さんが1973年に執筆した脚本を、蜷川幸雄さんが演出。(この形は、この作品が初演された時と同じだそうです。)
観に行った昨日は、公演初日ということだからか、唐さんもお見かけました。


・私は2009年に、劇団唐組の「盲導犬」を観たことがあります。
その時と違い、今回は冒頭には盲導犬役で本物の犬が登場しますし、コインロッカーも書き割りではなく本物!
その分リアルさが増しましたし、作品の時代背景や 物語の輪郭がより明確に浮かび上がる感じがしました。

・会場に着いてパンフレットを買ってから、(元バレーボール選手の)大林素子さんが出ていることに初めて気づきました(笑)。
(盲導犬学校先生役の)木場勝己さんと並んでいる場面もありましたが、身長差がハッキリ!!(笑)
大林さん、舞台にはもう数作出演されているんですね。

・影破里夫(えいはりお=今回は古田新太さん)と行動をともにするフーテン少年(今回は小出恵介さん)。
唐組版でもフーテン少年は居たと思うのだが、今回のような目立った登場の仕方ではなかったような…。

・非服従の犬「ファキイル」…実体としては登場しませんが、光や鳴き声を駆使して表現。
最後の宮沢りえさん扮する銀杏(またはトハ)がコインロッカーを開けて、ファキイル(のようなもの)を見る場面の演出が美しかった。



★2009年 唐組 版 『盲導犬』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1330991184&owner_id=4268716
え?国際フォーラム?5ヶ月も前じゃん!…今日、大阪のフェスティバルホールで追加公演があるというのに!…と言わないでください…(笑)


中島みゆきさんのコンサートツアー。今回は“夜会”ならぬ『縁会(えんかい)』のタイトルで。1月19日に行きました。

ニューアルバムからの曲もあるにはありましたが、これまでのアルバムから印象深い曲がまんべんなく選曲されていたような気がします。
お便りのコーナーも、まんべんなく設けられていましたね…まさか、4ヶ月後にオールナイトニッポンが復活するとは、この時は夢にも思わず…(笑)。

みゆきさんは、選曲の理由は語らないけれど、「時代」~「倒木の敗者復活戦」の流れで聴くと、やはり、ある想いを持って歌っているのだなあと思った。(あの日は、「時代」を歌っていたとき、少し涙声だったし。)

「世情」は、えらく久しぶりに歌われたようです。
何回聴いても、歌われている言葉にインパクトがあります。
ただ自分としては、バックに歌詞が流れてゆく演出だけは、何か違うように思った。
歌詞が実際に文字としてかたちになって流れてゆくということが、ひとつの“意味”を持ってしまっているように感じてしまい、なんだか自分の中では、しっくりいかなかった。

「ヘットライト・テールライト」…コンサートで聴くたびに、感じ方が違います。この日に聴いたときは、なにか決意のようなものを感じた記憶があります…。


…そして、今夜も大阪フェスティバルホールで追加公演がありますね。私は行けませんが…。曲目も少し変わるのかな~??
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ギタリストの丸山ももたろうさん、キーボーディストの夏目一朗さんの『桃一』ライブ。12日に行きました。

お二人のジョイントライブとしては、2010年の荻窪落陽でのライブ以降、これまでなかなか行くことができず、今回3年ぶりとなってしまいました…。

演奏はバッチリかっこよく!(「生活の柄」とか「祈り」とかフォークの名曲も歌っていた…昔の曲の歌詞はいろいろ考えを巡らすことができる素晴らしい詞ですね…)
トークは面白く!…って、3年観ないうちに、夏目さんのキャラクターが変わってきた気が…(笑)。
以前観たときは夏目さん、ももたろうさんの脱線に突っ込む役だった気がするのですが、
今回、ももたろうさんのキャ○○ラネタに負けじと、夏目さんからもシ○ネタが…!えーっ!


終演後は、お客さんを交えての打ち上げがあったのですが、夏目さんが開演前に行ったパチスロで大当たりしたとかで、なんと一部参加費がキャッシュバック!!(笑)

そして、打ち上げ中もお二人の生演奏があり、なんともスペシャルなライブ&打ち上げでありました~!
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いつも私の拙い観劇記録をご覧頂いている皆様、ありがとうございます。

これまでmixiで約6年、アメブロ(mixiと基本的に同内容)で約1年半、発表してまいりました。

近年、観劇記録が鑑賞後すぐにアップできないということが増えてきました。

また、空いた時間を利用して記録をまとめているのですが、
(事前にワープロソフト等に箇条書きで纏めておいているにもかかわらず)いつも1本分を書くのに3時間ぐらいかかってしまい、なかなか進まない状況が頻発し、
いまだに1月分から書けていない状況です。

進んでいないからという理由で、観に行った作品の中からチョイスして書く…というのは避けたかったので、
ここで一旦、演劇の鑑賞記録を休憩させていただきます…。

“休憩”なので、終わったら戻ってきますが(笑)、
復活時に1月分からを 月毎にダイジェストで書くか、
復活した月の分からリセットして書くか、また決めていません…。
その時には、書き方のスタイルももっと簡潔にできればと思います。


もともとの鑑賞本数の少ない、ライブやコンサートの鑑賞記録はこれからも続けます。
(でもまだ、1月のみゆきさんのコンサートの記録は書いてない(^^;))


これからも よろしくお願いいたします…。 
シンガーソングライターの篠原美也子さんのライブ。3月16日。
最近のバンドスタイルライブで参加されている、田中一光さん(Dr)、篠田達也さん(B)を迎えての“トライアングル”。

当初、4月20日に行われるデビュー20周年ワンマンライブに参戦予定だったのですが、スケジュール的な関係で断念することとなり、急遽この“独唱”ライブを観に行くことにしました。
自分が観に行った“独唱”ライブとしては、5年前の代官山の「晴れたら空に豆まいて」で行われたライブ以来でした。

最近のホールライブでは、わりとかっちりとした進行ですが、
この“独唱”ではややトークも脱線気味という(笑)、ちょっと懐かしい展開でした。

いつも違ったアレンジで演奏された曲もあり楽しかったけれど、
アンコールで演奏された『雑草の流儀』という曲が、詞も曲もとても印象に残った。
今までの美也子さんの曲にはなかったリズム&テンポで、早く音盤で聴きたいなあと思った。

公演終了後はいつも、セットリストとメッセージカードが入った『お土産袋』というのが頂けるのだが、今回は美也子さんご本人から直接手渡しでいただけたのが嬉しいっす…!
(そういえば、5年前の晴れ豆での“独唱”ときも、ご本人から頂いた!)


【曲目】
1.理由
2.桜駅
3.尽きせぬ思い
4.答えのない悲しみを (未発表曲)
5.LIKE 17

~ここから田中一光さん・篠田達也さん登場~
6.サクラサク
7.rainbird
8.あたたかい沈黙
9.ひとり
10.Time will tell
11.Fly
12.Fear


【アンコール・田中一光さん・篠田達也さんとともに】
13.雑草の流儀 (未発表曲)
14.S
15.愛している
【アンコール・美也子さん弾き語り】
16.春のように (未発表曲)