私のご贔屓劇作家四天王のひとり、東憲司さんの作品2つ。文学座と お膝元の桟敷童子の
作品です。2作品とも、12月22日に行きました。
★「海の眼鏡」(文学座・演出/高橋正徳)
【あらすじ…特設ブログより】
かつて海女で有名だった海沿いの町。町おこしのための海女センター建設の計画が持ち上がり、立ち退きを要求されている潰れた水族館がある。そこは海女を引退した御厨(みくりや)睦子の住居で、彼女は立ち退きに反対し、篭城している。
そんな睦子の元に訪れたのは、町おこしの海女グランプリに選ばれた孫娘のほのかと、かつては有能な海女専門の水中眼鏡職人で睦子と付き合いのある重治であった。
二人は立ち退きを説得するが睦子は一向に応じず…次第に重治はほのかと共に籠城に加勢をすることになる。それぞれの思惑が渦巻き、家族を巻き込む戦いの日々が始まるのだった。 町はずれの潰れた水族館を舞台に繰り広げられる青春と狂気、あの懐かしい日々が蘇る。
・物語の時代設定は現代ではあるけれど、手作り感のある 木材が主体の舞台美術や、歌やセリフ・演出の端々に、桟敷童子的なテイストを感じた。
・櫻井章喜さんの役は、当て書き…?(笑) 体型によく似合う、よく食べる役でした…。
・物語ラスト…可愛い孫娘の瀕死の危機に、身を挺して立ち向かった睦子さんの姿をみて、以前、東さんが石川さゆりさんの座長公演に書いた『夢売り瞽女』の“たまえ”さんの姿がだぶって見えた…。
★「泳ぐ機関車」(桟敷童子)
【あらすじ…演劇ライフ・公演案内ページより】
筑豊のある町、石炭隆盛の頃。小ヤマ炭鉱主の子供である小学生の三好ハジメ。父親は一代で炭坑主になった町の名物男の三好辰介。辰介は炭鉱夫達にも慕われる頼もしい男。妻を早くに亡くした辰介の悩みは、年頃になった二人の娘の千鶴と美代の事…そして気が弱くおとなしいハジメの事である。そんな彼らを囲むのは荒くれで一癖もある炭鉱夫達。そんな環境で逞しく育って行く姉弟達…が、彼らにも時代の波が襲ってくるのであった…
『泥花』『オバケの太陽』に続く炭鉱三部作最終章は、ハジメ、千鶴、美代の最初の物語。迫りくる激動の時代と、優しく儚い少年時代の物語。
・ここ何作品かは、劇団員の大手忍さんがメインで活躍するお話が多いが、今回も主人公・ハジメ君の役を。気弱なハジメ君が、徐々にしっかり前を見据えて生きていく様を力強く演じていて印象深かった。
・物語中盤で、親戚のおじさんの役で東憲司さんが役者さんとして登場! (役者さんとして出演されたのは、グリング「虹」(2006年)以来らしい)
大手さんのブログにも載っていた、満面の笑顔もあり、どこかホッとする場面でした。
・炭鉱主として強い信念を持った父も、炭鉱事故で労働者たちに責められ針のむしろにされ、やがて失意の末に首吊り自殺…。
全体的に悲劇的なお話であるのに、観終わったあと悲しい気分にならなかったのは、“親戚のおじさんの笑顔”と、ラストのハジメ君の希望に燃えた凛々しい姿があったからかもしれない。
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東憲司さん、外部作品では今秋に演劇集団円に作・演出をされるそうです。
さらに、先日、もりちえさんにお聞きしたところによると、来年にも外部作品提供があるそうです。
作品です。2作品とも、12月22日に行きました。
★「海の眼鏡」(文学座・演出/高橋正徳)
【あらすじ…特設ブログより】
かつて海女で有名だった海沿いの町。町おこしのための海女センター建設の計画が持ち上がり、立ち退きを要求されている潰れた水族館がある。そこは海女を引退した御厨(みくりや)睦子の住居で、彼女は立ち退きに反対し、篭城している。
そんな睦子の元に訪れたのは、町おこしの海女グランプリに選ばれた孫娘のほのかと、かつては有能な海女専門の水中眼鏡職人で睦子と付き合いのある重治であった。
二人は立ち退きを説得するが睦子は一向に応じず…次第に重治はほのかと共に籠城に加勢をすることになる。それぞれの思惑が渦巻き、家族を巻き込む戦いの日々が始まるのだった。 町はずれの潰れた水族館を舞台に繰り広げられる青春と狂気、あの懐かしい日々が蘇る。
・物語の時代設定は現代ではあるけれど、手作り感のある 木材が主体の舞台美術や、歌やセリフ・演出の端々に、桟敷童子的なテイストを感じた。
・櫻井章喜さんの役は、当て書き…?(笑) 体型によく似合う、よく食べる役でした…。
・物語ラスト…可愛い孫娘の瀕死の危機に、身を挺して立ち向かった睦子さんの姿をみて、以前、東さんが石川さゆりさんの座長公演に書いた『夢売り瞽女』の“たまえ”さんの姿がだぶって見えた…。
★「泳ぐ機関車」(桟敷童子)
【あらすじ…演劇ライフ・公演案内ページより】
筑豊のある町、石炭隆盛の頃。小ヤマ炭鉱主の子供である小学生の三好ハジメ。父親は一代で炭坑主になった町の名物男の三好辰介。辰介は炭鉱夫達にも慕われる頼もしい男。妻を早くに亡くした辰介の悩みは、年頃になった二人の娘の千鶴と美代の事…そして気が弱くおとなしいハジメの事である。そんな彼らを囲むのは荒くれで一癖もある炭鉱夫達。そんな環境で逞しく育って行く姉弟達…が、彼らにも時代の波が襲ってくるのであった…
『泥花』『オバケの太陽』に続く炭鉱三部作最終章は、ハジメ、千鶴、美代の最初の物語。迫りくる激動の時代と、優しく儚い少年時代の物語。
・ここ何作品かは、劇団員の大手忍さんがメインで活躍するお話が多いが、今回も主人公・ハジメ君の役を。気弱なハジメ君が、徐々にしっかり前を見据えて生きていく様を力強く演じていて印象深かった。
・物語中盤で、親戚のおじさんの役で東憲司さんが役者さんとして登場! (役者さんとして出演されたのは、グリング「虹」(2006年)以来らしい)
大手さんのブログにも載っていた、満面の笑顔もあり、どこかホッとする場面でした。
・炭鉱主として強い信念を持った父も、炭鉱事故で労働者たちに責められ針のむしろにされ、やがて失意の末に首吊り自殺…。
全体的に悲劇的なお話であるのに、観終わったあと悲しい気分にならなかったのは、“親戚のおじさんの笑顔”と、ラストのハジメ君の希望に燃えた凛々しい姿があったからかもしれない。
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東憲司さん、外部作品では今秋に演劇集団円に作・演出をされるそうです。
さらに、先日、もりちえさんにお聞きしたところによると、来年にも外部作品提供があるそうです。



