自公分裂2025
10日、自民党と公明党は「政治とカネ」の問題に対する考え方の
溝が埋まらないとして決裂、連立を解消し26年間の連立政権に
終止符を打った。
そこまでは行かないだろうと思っていたが、公明の自民に対する
恨みつらみが限度を超えたということか。
当初の話し合いでは、
①政治とカネの問題
②靖国参拝と歴史認識
③在留外国人の処遇改善
などで齟齬があるとしていたが、結局は政治とカネの問題で
折り合いがつかなかったということ。
裏金疑惑の鈴木俊一氏を幹事長に、萩生田光一氏を幹事長代行に
という最重要ポストに据えるということは、公明にとっては主張を
逆なでするものだったようだ。
その裏には、先の衆院選で大きく票を失ったのは自民党の
カネの問題が原因だったとする向きが多かったこともあろう。
実際には、連立政権と言いながらチェック機能を果たせず、
存在価値そのものに疑問符が付いたことや、母体の〇価の
高齢化、構成員減の影響が大きかったと思えるんだが。

企業団体献金の禁止って言いながら、特定団体による個人献金
には知らん顔してるってのも変な話だ。
止めるんなら大口献金はすべて禁止にすべきだろうし、献金を
認めるなら、すべてデジタル化して開示するのが筋だろう。
これにて、自民は大苦境に立つことになる。
比例では自民1400万票、公明600万票を足して他を圧倒して
いたわけだし、小選挙区においては選挙協力(対立しない、票を
集める、運動員を確保する)での公明の貢献が大きかったからね。
今や、弱小与党対多数小野党という構図が出来て、政治運営が
ますます困難になったわけだ。
公明は自民に敵対的な行動はとらぬというから、単独野党で
是々非々の判断で臨む様だ。
自民も、どこかの野党と連立するにしても、すり合わせは俄か
には出来ないだろうし、国民や維新も易々とは乗らんだろう。
むしろ、野党の一部が集合すれば政権交代も有り得る状態に
なっているんだが、これも実現が非常に困難だろう。
基本的な政策が違い過ぎるし、国政を司る意気も覚悟も感じ
られないしな。
立憲だけが吠えても他がついてくるはずもない。
公明は高市氏だからダメだという訳じゃないというが、右傾化を
警戒したのは否めないんだろう。
ならば、まずは裏金疑惑議員を排除し、石破氏が総理を継続する
というような奇手を使ってでも、乗り切るしかないのかも。
いずれにせよ、何かを議論できるような状況ではなくなってしまう
環境下で、これから暫くの間、与野党間、野党間での醜く熾烈な
離合集散の嵐が吹き荒れることになりそうで、日本国の政治的
危機と言ってもオカシクない状態になるんだろうなと感じる。