悠釣亭のつぶやき -61ページ目

首相指名選挙2025

今日から始まる臨時国会において、石破茂氏の後任となる
第104代首相が指名されることになる。
衆参両院でそれぞれ記名投票を行い首相を選出することになる。

1回目の選挙で過半数を得る人が居なければ、上位2人による
決選投票が行われ、多数を得た人が首相に選ばれる。
衆参で異なる結果が出た場合は両院協議会で協議するが、
それでも決まらなければ衆議院の議決が優先される。


公明が離脱した自民は少しでも賛成票を集めるべく、維新との
連携を進めてきたが、政治とカネの問題や議員定数削減の問題
など相容れない点が少なからずあった。
12項目の争点について議論が交わされた結果、折り合いがつき、
閣外協力で連立が合意されることとなった。
それでも過半数の233票には2票不足(196+35=231)の
状態ではあるが、最大勢力にはなる。

野党は立憲が中心となって集約を進めてきたが、それぞれの
主張が基本的な所で一致せず、その上で維新が与党入りする
ことにななって、全く勝ち目がない状態。

直前まで揉めに揉めた結果、与党は一応の一致、野党は多数の
少数野党並立のまま。
ということで、決選投票で多数を得るのは与党側となるのが確実で、
大山鳴動して鼠1匹も出ず、お決まりの如く自民党総裁=総理大臣
と言う結果になりそうだ。


自民と維新が合流するってのも、何とも大義の無いお話ですな。
元々、維新は「ゆ」党と揶揄されるが如く、野党の中では政権寄り
と目されてはいたが、公明がいる間は与党には近寄るスキが
なかったわけだ。

自民党としても、連立を組む相手として、凋落傾向が顕著で、
大阪近辺でのみ強い維新と組むメリットより、全国区で票を
得られる公明の方が遥かに強い味方だったろうから。
そして、今後は自民は大阪周辺では候補者すら立てられない
場面が出てくるという大きなデメリットを背負うことになるんだな。

与党になりたい維新、票を集めたい自民、主義主張に凝り固まる
少数多野党という構図が鮮明になって、国家百年の計や国民の
ための政治なんぞはどこへ行ったのやら。


ま、今後のことはさておき、これにて、史上初の女性総理の誕生
という大きな転機が訪れることになりそうだ。
一番の懸念は、右に寄り過ぎないかということだが、公明なら
ともかくも維新だとそれが加速されるかも。
ただ、高市氏は靖国参拝を見送るなど、柔軟な所もありそうでは
あるが。

ワシの期待する所は「積極財政」に尽きるんだが、維新の掲げる
財政規律やPB黒字化のもとでの政策では大きな限界が出そうだ。
積極財政を阻む大きな要素が加わったように感じるな。


今後、新首相のもとで、様々な政策が矢継ぎ早に提案されるん
だろうが、経済問題(積極財政か財政規律か)、外交問題、
安全保障問題(米国との関係)など重要政策が山積しているから、
その動向を注視せざるを得ない。

維新の言う、議員数削減など論じてる暇は無かろうし、どうしても
身を切る改革をやるというのなら、議員報酬を削減すりゃ済む話。

維新は与党内でチェック機能が果たせるのか?一緒になって
イケイケドンドンムードになってしまうのか?下手すると暴走し
かねないという懸念も感じる状態ではある。