悠釣亭のつぶやき -602ページ目

BigMotorの不祥事

中古車買取・販売、修理、車検、損保取り扱いを行う会社
ビッグモーターで保険金不正請求問題が明らかになった。
全国33の整備工場の全てで、事故車修理費用の水増し請求の
疑いがあったという。


その手口は、預かった車に故意に傷を付け、自社の契約する
保険会社から保険金を受け取るというもの。
傷のつけ方はドラーバーで引っ搔く、ゴルフボールを入れた
ソックスで叩く、タイヤにネジを刺してパンクさせるなど、悪質な
ものであった上、それを社員間で共有していたという。

その数、千数百件、5,000万円に上る不正請求を行っていた。
第3者機関の調査では、不正をやったことがある社員は全体の
27%ほどとなっているが、元社員の告白ではほとんどの人が
やっていたという。
事の発覚は、社内の心ある人が動画を撮り告発した結果判明した
という。


この会社、急成長するには訳があって、利益至上主義が徹底的に
横行していたという。
で、そのためなら何をしても良いという雰囲気だったという。

車検は1台当たりの利益が決められており、それを達成するため
なら少々不正があってもお構いなしだったようだ。
不正をやる社員の方が成績が良くなるため、真面目に働く社員が
嫌になって退職して行くもんだから、不正をやる人だけが残るという
有様だったという。


調べが進むにつれ、他にも色々な不都合な事実が明らかになって
来ている。
修理に当たって、リサイクル部品(廃車から取り下ろした部品)を
使用したにもかかわらず、ユーザーからリサイクル部品を使って
ないかとの問いに、何のためらいもなく「使ってない」と答えている。

車検時に、バッテリーが弱っているとして交換した所、それが
中古バッテリーだったことが他の店で発覚した。
費用は新品交換としての費用を支払っていた。

車体のコーティングを要求され、洗車だけしてコーティングしない
のに、コーティングしたとして費用請求していたなど、詐欺とも言える
事案がボロボロと出る始末。

極めつけは、車検が通らないような車を、走れるから良いとして
ユーザーに売るような事もしていたという。
車検を通すには費用が掛かり過ぎるからだとぉ。


この会社、客の利便性など欠片も考えてなかったようだ。
カネが取れれば、不正でも何でもする。
一番問題なのは、お客の安全さえも無視している所。

とにかく稼ぐことだけが第一で、そのためなら不正はし放題って、
会社としての体をなしてないな。
皆んなで、如何にして分からないように不正をするかだけに奔走
していたようにさえ見える。


18日、この会社は特別調査委員会による調査報告書を添えて、
謝罪の文書リリースを行った。
このリリースでは経営責任を明確にするため、社長が1年間の
報酬全額返上、副社長以下も報酬3カ月間(10~50%)を自主返上
すると発表した。

アホかいな。
過去の事案がそれだけで済んでるって証拠はあるのか?
社員が一切変化しないのに、再発防止が保証されるんか?
落ちてしまった信用をどう回復するんや。


この会社のせいで、迷惑を被っている人が沢山居る事にも思いが
至ってないな。
自分の車が故意に傷を付けられて黙ってられるか、それも修理会社
にだよ。
保険請求が安易すぎたという反省から、保険会社の審査が厳しく
なるのは当然だろう。

多くの良心的な車検業者が疑いの目をもって見られるのは避け
られまい。
ユーザーの疑心暗鬼も止めようがないだろう。


ここまで酷い会社を存続させる意味があるのか?
他の会社に対する責任はあろうし、社内で再発防止策が十分に
なされたとしても、末端まで行き渡ってるかはやってみないと分か
らない状態だろ。
少なくとも、この会社の車検部門と修理部門は営業停止処分が
妥当だと思える。