悠釣亭のつぶやき -497ページ目

GDP4位に転落

GDP(国内総生産)は日本はこれまで世界第3位だったが、
今年、55年ぶりにドイツに抜かれて4位に転落する見通しと
なった。

ドル建ての計算だから、円安が大きく効いているとはいえ、
他の国々が成長を続けているのに、日本だけが取り残されて
きた結果と言える。
間もなくインドにも抜かれる事だろう。




中国のGDPが世界2位というけれど、一人当たりで見れば65位、
まだまだ日本より低いが、今や日本も28位まで下がっている。
先進国はドンドン上がっていて、韓国にさえ抜かれそうな状態だ。


国内の需要の低迷から、デフレ基調は続いているが、食糧や
エネルギーの価格が高騰し、それにつられた形で物価は上昇
しており、不況下の物価上昇と言う最悪の状態になっている。

他の国々でも、食糧やエネルギー価格の高騰はあるが、
給料の上昇を伴った普通のインフレになっている国が多い。
コロナ禍が明けて需要が活性化している結果である。


日本が他国と決定的に違うのは需要の低迷。
景気を刺激する手立てが全くと言って良いほど採られず、逆に
増税や負担増ばかりが際立っている結果だろう。

ここに来て、「税金取り過ぎたから還元する」ってな、おバカ政策
を遅まきながらやろうとしているが、来年6月以降って、アホと
チヤウか。
再来年にはそれ以上の増税が待ってるのが分かってるのに。


そもそも所得税減税って、たくさん税金を払ってる人(所得の多い
人達)のための施策でしょうよ。
税金が払えない、少ししか払えない人の方が困ってるって事が
分からんのかねぇ。

給付はすぐにやれるからやるんだろうけど、一回限りのお涙金。
その時だけは、今まで困ってたところに消費するんだろうけど、
その後には今まで通りのつましい生活しか出来ませんわな。
生活費や光熱費や学費や給食費は毎月同じ額が必要なんだよ。


需要喚起にはあまねく国民の負担となっている消費税や
ガソリン税を下げ、小麦売り渡し価格を下げるなどしか答えは
ないんだが、この政権は真逆の事をやろうとする。
消費税は消費に対するペナルティーの働きをしているのが
分からんはずは無いのに、さらに需要を削減して経済を低迷
させようとするのは最早犯罪だ。


この国の経済が一体どこまで下がるのかは予測がつかない
けれど、他国のように上がって行く要素はまったく無いですな。
資源は無いから高くても買うしかなく、つましい生活を強いられ
ざるを得ないし、非正規雇用が40%を占め、労働組合組織率
に至っては16%しかなくて、給料を上げる圧力は掛かりようも
ないからねぇ。

ま、一般庶民はこれまで通りつましい生活を継続するしか
ありませんな。
ガソリンが高ければなるべく使わないようにし、食品が高ければ
量を減らし、安い物を漁るしかない訳で、一発逆転は無いから。

何とも虚しい事ですけど、それは結果的に多くの国民が願った
結果でしかない訳で、せいぜい「増税メガネ」とか揶揄して
憂さ晴らしするくらいの事しか出来ませんわね。