悠釣亭のつぶやき -379ページ目

ニオイバンマツリ

ニオイバンマツリって花があるのをご存じですか?
はじめに青紫の花が咲き、だんだん白くなって散ります。
花期間が長くて、花そのものも楽しめるんですが、その間、
とっても良い香りが芬々と放散されて、きれいなオネイさん
の傍に居るような気分になりますな。





ウチには鉢植えのものがあるんですが、これは大きくならないし、
どこへでも移動できるので、便利にしてます。
ただ、この植物、南米原産とかで、あまり寒さには強くないよう
なんです。
で、冬場は室内保管してます。

図鑑では熱帯常緑低木となってますが、零下にならなければ
枯れることはないようです。
が、室内なのに、冬のさなかに、突然葉が落ち始めてしまい
ました。
とうとう、すっからかんに葉が落ちてしまって、枯らしてしもた
ってがっかり。





でも、念のため、たっぷり水やりして、日当たりの良い窓際で
様子を見る事にしました。
何日か経った頃、枝先に僅かに緑っぽいものが。
死んでなかったのか?





良かった、良かった、何とか生き残ったみたい。
葉芽が少しずつ大きくなってゆくのを見て安堵の気持ちが
湧いてきましたな。
もう少し頑張れば肥やしも上げて、元気を取り戻してもらおうか。





その後も葉が育って行き、葉芽の数もどんどん増えました。
ここまで来れば、若木のような感じで、このまま回復しそうな
雰囲気が溢れてますな。





一週間ほどよく観察したんですが、枝先に何やらふっくらと
したものが発生して来てますな(▼の先)。
それもほとんどの枝先にビッシリと。
ん?ひょっとしたら蕾ですかいな?





ヤッパリそうでしたな。
数日したら、一つだけ花が咲きました。
弱った後らしく、花のサイズがとても小さいですが、良い香りが
してます。
このあと次々と開花しそうな雰囲気で、ヤッタァーって感じ
ですな。





よく見るとこの花、蕾からムクムクと、きのこ雲のような白い
ものが出てきて、先が紫色になり、その上に花が付くんですな。
こんなの初めて知ったな。

よく観察した結果ですが、普通の花の如く蕾がそのまま開く
のではなく、蕾状の額の中に花を潜ませていて、それが伸びて
花になるんですな。

ちょうどこの写真の▼印の場所にきのこ雲のようなものが
見えるが、これが数日後には花になるんですわ。
あと一週間もすれば、満開になって、先に咲いたのから白く
変色して、青紫と白の満開の花となって、芬々たるオネイさん
達が乱舞しそうです。





花の生態は謎だらけですな。
常緑樹と言えども寒さに負ければ葉が落ち、一生懸命回復
しようとする。
実が生る訳じゃないのにビッシリと花を付ける。
外に出せば、虫が寄るんだろうけれど、室内では無駄に
芳香を放っている。
人間の我儘かもしれないけど。