悠釣亭のつぶやき -254ページ目

米国大統領選挙2024

米国の大統領選挙はトランプ氏が勝利を確実にし、2016年に
続いて再度大統領に帰り咲く結果となった。
こんなにイカレた、犯罪者の、エロ爺ぃが大統領かいな、他に候補者
は居ないのかいってな気分も無くはないが、それが米国というもの
なんだな。

ハリス氏の敗戦の要因が色々と取り沙汰されるが、ワシの感想では
現職副大統領として何をやったかが問われたんではないかと思う。
不法移民問題や人工中絶問題もさることながら、経済状況に対する
若年層の不満が相当に高まっていたと思う。

一方で、2016年以降のトランプ氏の行動は顰蹙ものも多かったが、
経済は確かに今よりは良かった、不法移民を阻止してくれそうだ、
戦争を終わらせてくれるかもしれない、自分の生活が今より良くなる
かも知れない、等の期待感もあるんだろうか。

本当に僅かな揺れで結果が変わる大統領選挙において、激戦州の
殆んどをわずかな差であっても失ったハリス氏には勝ち目がなかった
というしかなさそうだ。


さて、トランプ氏が大統領になったらどうなるかがクロースアップされ
ざるを得ない。
大きなところをお浚いしてみる。

①ウクライナ紛争から手を引くのか?
  恐らくそうなるんだろう。
  氏は前から、ロシアの好きにさせれば良いと言っていたし、膨大な
  支援金を辞めることに執着は無かろう。
  アメリカファーストとはアメリカ経済を第一に考えるって事だから。
  クリミアに次いで、再びの譲歩が何をもたらすかは歴史に残る事に
  なるだろうけれど。

②イスラエル紛争は?
  全面的にイスラエルを支持するというのが氏の公約。
  ガザを叩きのめすのはもちろん、イランをも巻き込んだ紛争に拡大
  する恐れも出て来る。
  反イスラエル同盟対イスラエル∔米国との戦いも無きにしも非ず。
  穿ってみれば、そのためにウクライナ終結を急ぐ?

③不法移民問題
  国境の壁の強化、不法移民の摘発、強制送還など、公約通りに
  事を進めると思われる。
  一部地域では人手不足などの問題も起こるだろうし、闇ルートが
  強化される事になるんだろうが、少なくとも、今までのような野放し
  状態は無くなるんだろう。

④インフレは終息に向かうか?
  米国のインフレの大きな要因として、温暖化対策として石油の掘削
  と使用の制限をしてきたことが上げられる。
  氏の言うように、掘って掘って掘りまくれば、資源不足によるインフレ
  は大きく改善される事になろう。
  カーボンニュートラルなんぞ糞くらえという氏ならではの施策。

⑤対中外交は?
  経済面で強く出るのは明らかであろう。
  輸入製品に高関税を課すのはもちろん、様々な制限を加えると
  思われるが、結果として日用品の不足をきたし、価格高騰に
  見舞われて、一部を緩和するなど、腰砕けになりそうな気配も。
  中国経済にはダメ押しの衝撃になる可能性大。
  日本のサプライチェーンも大きな打撃を受けそうだ。

⑥各国に安全保障をもっと負担させろ!
    これは確実に行われるだろう。
  今までも、米国の出費が多すぎると考えてきた訳で、自国を
  守るために、もっと各国が出費しろというのが米国第一の趣旨。
  NATO脱退をちらつかせてでも各国に出費を迫るんだろう。
  日本にも重くのしかかって来る可能性が高いが、いかに効率的に
  やれるかが鍵。


他にも色々難題を吹き掛けてくると思われるが、理を分けて説明して
ゆくしかないんだろうね。
協調すべきは協調し、理不尽には毅然と、利害を共にする友人だが、
unfairは許さないという毅然とした態度で接する事こそが米国人と
上手く付き合う方法と思う。
さて、日本の政治家のお手並み拝見ですかな。