悠釣亭のつぶやき -231ページ目

韓国大統領弾劾

14日、韓国国会にて、大統領訴追案が4票差で可決された。
与党からも造反者が12名出た結果である。
与党は当初、弾劾反対の立場であったが、大統領の権限停止
止む無しとして、一部議員から弾劾賛成に回る人が出た。


韓国憲法では、国会在籍議員(定数300)の3分の2以上の
賛成で弾劾訴追案が可決されると、大統領は職務停止となり、
首相が職務を代行する。

そして、憲法裁判所が180日以内に弾劾の妥当性を判断し、
罷免が妥当となると、60日以内に大統領選が行われる事になる。
憲法裁判所は裁判官9人で構成され、任命権は大統領にあるが、
大統領、国会、大法院長(最高裁長官)が3人ずつを指名する。

現在、憲法裁判所判事は左派が2名、右派が4名で、3名の
欠員となっているが、新しく任命される人は野党から2名、与党
から1名となるため、右対左が5:4となり、弾劾が成立するか
どうかは微妙。

ただ、韓国では世論法の存在があり、場合によっては憲法でさえ
もが左右されかねないことがあるので、直近の世論動向からは
弾劾あるのみとの流れではある。
尹大統領が最後まで争う構えでもあり、判定には時間が係る
可能性も高い。


次期大統領を云々するのはまだ早いのかも知れないが、
最有力候補は野党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)氏
だが、この人は根っからの反日派。
現在、様々な疑惑で5件の裁判で係争中であり、長い時間が
掛ると刑が確定し被選挙権を失う恐れもあり、不利な状態である。

尹大統領は、前回選挙において不正があったと主張しており、
選管が調査を受け入れなかったことも今回の戒厳令宣布の
理由としており、事の真相究明には時間が掛かりそうである。


さて、韓国では何故絶大な権力を持つ大統領がかくも無残な
事に陥るのか?
あくまでもワシの考えではあるんだが、大陸では「ルールは
下々が守るためにある、上に立つ物はルールに縛られない」
というメンタリティーがあるように感じる。

毛沢東氏や習近平氏はもちろん、朴槿恵氏、文在寅氏、ナッツ姫、
玉ネギ男までもが自分中心にしか物事を考えないし、周りの
人間達もその特権をトコトン行使する。
大統領夫人や親しい占い師までもが権力者になった気になって
しまう。


ともあれ、今後の韓国情勢は先行き不透明としか言いようがない。
その根本には北に対する接し方の違いによるところが大きい。
「同胞だから仲間だ」と思うか、「あの戦争以来敵でしかない」と
思うかで、施策は180度違ってくる。

融和策が今まで吉と出た記録はないが、敵対策も然りで、
「備えつつ話しする」しかないんだろうけど、現状は韓国国民の
間ででも、どちらかの極に加担することが是で、極端な2極化が
進んでいるようだ。
左:中間:右=30:40:30と言われているが、ワシから見ると、
45:10:45程に見えるんだがな。

いずれにせよ、キナ臭い昨今の情勢からすると、韓国が北を
飲み込むよりは北が韓国を飲み込むという可能性の方が
高いと思うんだが、韓国世論はどうなって行くんだろうか?
東アジアの安定に関する大きな一つの試金石ではあると思う。