悠釣亭のつぶやき -169ページ目

トランプ関税騒ぎ

10日、米国のトランプ大統領は、前日に発動したばかりの
「相互関税」の措置を90日間停止すると発表した。
この判断の背景には、世界的な株安など、経済に打撃を及ぼす
金融市場の動揺を抑える狙いがあるとの見方がある。


一方、中国に対しては関税を104%(20+34+50)から更に
上げて125%すると発表、両国の間の軋轢は激しさを増している。
米国民がどこまで耐えられるかが見ものだな、何せ、大量に出回って

いる米国産品に消費税125%を課すのと変わらないんやからね。
(その後、125→145%へ更に修正している)


他の国々では、取り敢えず自動車などへの高関税は回避できる
ものの、追加関税の一律10%や鉄鋼・アルミなどへの25%関税は
存続しているから高関税ではあるんだが。


とにかく吹っ掛ける、そして、相手が躊躇するのを待つ。
大人しく引き下がれば緩める、対抗すれば更に強い処置をとる。
トラジイの本領発揮ですな。

元々根拠があいまいで、イジメにしか見えない関税処置だし、
本気とは思えなかったけど、やり方があくど過ぎるなぁ。
時間をかけて、相手国との交渉を重ねながら徐々に締め上げる
んならまだ分かるけどな。

初日に関税収入が20億ドル入ったとの報に「米国は儲かった」
ってなアサッテのコメントを発した時点で、この爺さん、分かって
ないなと思ったけど、そのカネは米国民が上納しただけのもん
だろが。


いずれにせよ、この90日の間に、各国との貿易不均衡の是正処置
を鋭意交渉するんだろうね。
はじめからそうすればよいものを、あの仰天処置は結局は「踏み絵」
だったって事だな。

マンマと乗せられた中国はエエ面の皮ですな。
そういえば、欧州も対抗措置として報復関税を課すと言ってたけど、
裏で米国との密約でもあったか?


中国は関税戦争とは別に行動を起こし始めたようだ。
ワシが前項で唯一の強い対抗措置とした、米国債を売り始めた
ようだ。
そのカネで金(キン)を購入しているという。

これは大変な行動ではある。
ある意味で、国債の大量売却は禁じ手となっている訳で、それを
単独で、敢えてやるには相当の覚悟が必要だ。
中国は経済破綻してでも、米国と敵対しようとしているのか?
それでも、今後貿易不均衡改善交渉をするにしても、最後の頼り
は保有資産のはずで、このやり方は正しいというしかないんだが。


米国としては、売られた国債をどこかで代替せねばならなくなる
から、恐らく日本が追加購入することになるんだろうね。
それは日本国にとっては死に金の追加になるけれど、今回の
関税騒ぎの回避策にはなるだろし、米国に恩を売る千載一遇の
チャンスでもあるのかな。

100兆円は無理としても、どこかの特会の余剰金から、見えない

金を工面して数10兆円ほどは気前良く放出するんやろね。
恐らく英国も同様の措置をとる筈。
米国が破綻する時は日本もとっくに破綻してるやろから、同じ船
の乗客であることは確かなんやから。
そこは中国とは決定的に違う所かな。