春が進む__2025
桜が散ったと思ったら、一気に春が進んでいる。
週末~来週の気温を見ると、最早、春なんてもんじゃなくて、
初夏の気温になってきている。
朝晩の気温も12、3℃ともなれば、避寒部屋の植物達も
問題なく外に出せるようになったという事。

庭の花々も一気に花を咲かせ始めている。
毎年この時期に一斉に咲くこの花、見かけはユリ系の花だが、
実はチューリップなんだな。
原種に近い種で、葉も水仙の如く細いが、朝晩はシッカリと
花を閉じ、日が昇ると一斉に花を開く。
大した世話はしないんだが、株も増えて見栄えがするようになった。

早春のこの花、いつもはもう少し遅い時期に花を付け始めるんだが、
今年は一気に気温が上昇したためか、咲く時期を誤った?
今、一斉に咲きだしたが、蕾が紫がかって来たなと思った数日後に
あっという間に満開にまで達した。
春の花特有の、葉も何も出ない内に花だけが満開になる、蘇芳。

これはほとんど雑草に近いんだが、毎年健気に花を付ける。
巫女の持つ鈴の如く花房が集まって咲くし、色合いも鮮やかで、
この時期の彩である、ムスカリ。
世話は要らず、ただ鉢に植えてあるだけだが、元気に増える。

ご近所の丹精込めて花を作ってるおうちの庭に咲く西洋シャクナゲ。
豪華な花がたくさん着いて、見栄えがするからか、外に向かって
塀の隙間から展示物の如くせり出している。
ウチの石楠花は和種なためか、蕾は大きくなってるが、まだ咲く
気配はない。

今年も槿の白花の木が芽吹き始めた。
実は、一昨年、紫色の花が咲く枝を接ぎ木することを試みた。
紫と白の咲き分けって、邪道かも知れんが、楽しい試みじゃない?
ところが、10本接いだのに、僅かに1本だけが接いた。
その枝には昨年花芯に強い紫の入った花が数個だけ咲いた。
で、今年も再挑戦してみようと考えたわけだ。
10本も接げば、何本か接くんじゃないかとの淡い期待を込めて、
穂木を取った。

これを台木に接ぐんだが、これがなかなか骨の折れる仕事なんだ。
枝を適当な長さに剪定し、皮一枚残して割りを入れ、穂木の形成層
と上手く付き合わせて、接ぎ木テープで固定するだけの事なんだが、
枝の太さや、切り戻しのやり方や、テープを均一に巻くことなど
結構緻密にやる必要があるな。

ま、このうちの何本かがうまく繋がってくれれば、白と紫の咲き分け
となる槿が出来るんだがねぇ。
事はそう簡単ではないが、一か月後には結論が出る。
春が一気に進んで、暑いくらいの日が続くと、今年の夏も酷暑に
なるのかねぇってな要らぬ心配が出るな。
でもねぇ、まだ4月なのに、真夏日ですかいね、気が重い。