コメはどうなるのん? | 悠釣亭のつぶやき

コメはどうなるのん?

備蓄米放出で一時的にでも昔の値段に下がっていたコメ
だが、新米が出始めると、その値段が徐々に上がり始めた。
銘柄米はともかくも、一般の新米でも4千円の半ばを付け
ている。
コメの値段が今後どうなって行くのかが気掛りで、少し
考えてみた。


生産量に関しては、今年の作付は昨年に比してかなり多く
なっている。
また、作柄は当初心配された熱障害はさほどでもなく、
平年並みのようだ。
ただ、歩留まりは少し落ちるのかも。

で、生産量は昨年に比し、56万トンの増産と予測されている。
これは昨年比8~9%の増加で、備蓄米放出の80万トンの
7割程度の供給量増加になる。
とすれば、いわゆる米不足はかなり解消されると思われる。


価格は、JAの仮払金である概算金が決まったが、これが
大幅な値上げとなっている。
昨年が60kg当たり、14,000円~程度だったのに対し、
今年は当初、24,000円~程度だった。

しかし、一般の集荷業者が高値での買取を進めるので、
JAも負けじと追加金を上乗せしている。
で、27,000円~程度になっており、銘柄米となると3万円を
超える値段になっているという。

5kg当たりでは、昨年が1,200円程度、当初2千円程度、
直近で、2,200~2,500円程度ということで、これに流通、
精米、保管、利益が2~3千円、業者によっては更に高い
金額が加わって販売されることになる(2023年までは
この付加分が1,000円程度だったのにねぇ)。
で、結果的には4,200~5,500円程度になると思われる。


で、ワシは思うんだが、こんなに高いコメを今まで通り買うか?
お金に余裕がある人やコメに執着がある人ならともかく、
一般人は、ついこの間まで2,000円チョイだったものが、
いきなり倍以上の値段になりゃ、今まで通り買う訳が無かろう。
少なくとも買う量を大幅に減らすことになるだろう。

ウチも、今までは米食が2/3だったけど、今はコメと他が
半々くらいになったもんな。
パンや麺も美味しくなってるからねぇ。


政府は今年は備蓄米放出で、急場しのぎの値段調整を
行なったが、備蓄米もほとんど底をついたから、放出も
限定される。
業者が付ける高い値段に対抗するすべがない状態。

消費者が値上げに対抗するには「高いコメは買わない」に
尽きるわけだ。
かくして、コメ離れは確実に進むことになるんだろう。

増産+コメ離れ=値崩れ という方程式は厳としてあり、
今年の後半には大量の在庫を抱えた小売りが損切りに走る
のが目に見えるようだな。
今年の新米は慌てて買わずに、年末~来春頃に買うのが
良いと思う。