久しぶりの回転寿司 | 悠釣亭のつぶやき

久しぶりの回転寿司

桜見物に出た後、もうお昼だし、帰って食事作りも面倒だから、
何か食べて帰ろうかという事になった。
軽くて良いし、暫く寿司を食べてないから、回転寿司屋にでも
寄って行こうかという事になった。

 

コロナ以降、こういう場所には行ってないし、寿司はスーパーの
お仕着せ品、ご近所の寿司屋からのテイクアウト、そして、
自作手巻き寿司で済ましてたから、回転寿司は超久しぶり。


で、ここらでは比較的美味しいという評判の場所に立ち寄った。
回転寿司って、何年行ってないかなぁ、4~5年は行ってない
かも知れないな。
大きな寿司屋ですが、店頭で、何人で来たとインプットすると
席番号の紙切れが出て、待ち時間ゼロで着席できた。

まったく知らなかったんだが、今は寿司が回転してないんですな。
こんな感じで、テーブルは清潔感満載だし、お茶は粉を入れて
お湯で掻き雑ぜるタイプで、必要なだけ作れば良い。
昔の回転台の代わりに。今は3段になったレーンが設置されて
いるのですな。





んで、注文はタブレットでやるようになってて、巻物、握り、吸物、
デザート、他などとあって、ページを繰ると次々とネタ表示される。
その中から適度に選んで、注文ボタンを押して待つわけだ。
1注文に4品しか注文できないので、まずは4品。

待つ間もなく、中段のレーンに、背中に寿司皿を乗せた新幹線が
ヒューっと到着する。
これを降ろして、受取ボタンを押すと、新幹線はあっという間に
戻っていった。




その間、上のレーンには高速で通過して先のテーブルに行く
新幹線が通過して行く。
なるほどねぇ、高速で送られてしまうので、これならイタズラの
しようがありませんな。
あの、回転中に品物にイタズラしで動画上げた奴がいたけど、
あれを防ぐために、こんな仕掛けになったんですな。


2人で4皿なんてあっという間で、急いで次の注文をする。
暫し待って、新幹線が来たら取って食べる、また注文するって
あわただしい事。
せめて、10品ほど注文して、数分おきに運ばれて来るってな
やり方はないものかな。

寿司そのものは、ネタも新鮮で、品数が豊富だから、あれこれと
手を変え品を変えて注文できるのは楽しくてヨロシ。
でも、注文→到着→食す→注文の繰り返しで、何だかゆっくり
寿司を楽しむってな感じじゃないんだな。




それに、握った酢飯がメチャ小さいんだわ。
人間の手では握るのが難しかろうって程の、1.5cm×4cm
程だから、一口でパクっ。
5貫、10貫では食べた気になりませんがな。




たちまち皿の山が出来ましたとさ。
これはお店の戦略にまんまと嵌ったって感じですな。
ま、ひと皿が、安いので2貫110円、高くても1貫250円ほどの
もんですから、大した額にはなりませんけどね。





食べ終わったら、清算ボタンを押すと、食べたもののリストが
表示され、注文したけどまだ来てないものはありませんか?
と聞かれても、あまりに品数が多くて、覚えてませーん。
も一度清算ボタンを押して、レジに行き、席番号の紙切れを
かざし、自動精算機にお金を入れたらお終いって寸法です。

スタッフは、握り職人(壁の向こうなので、ヒョッとしたらロボット?)
と、後片付けをする女店員2~3人だけって、物凄い省力化を
達成してるんですなぁ。


あれこれ食して、ワシはまだ満腹には遠い感じだったけど、
女性には適量なようですかな。
概して、なかなか良い寿司屋だったって感じではあるんですが、
アタフタとせわしい、新幹線の出発点で何が行われてるのかは
まったく分からん、酢飯の量はもう少し多くしてほしいなどの
改善点はありそうですかな。

一方で、清潔感、イタズラ無用など、安心感は大きく改善された
ように思いましたな。
かくして、コロナ禍後初の回転、いや、高速シャトル寿司屋
再デビューでありました。