●我が家のノラの親離れが心配（その後…）♪
こんにちは、ハッピアッツァの三宅節郎（せつろう）です＾＾
本ブログの前々回の記事では、我が家の周辺に住み着いているノラネコたちについて、
・4匹の子ネコたちが新たに生まれました
・その子ネコたちの兄さんネコが、なかなか「親離れ」出来ないようで、心配しています
ということをお話しさせていただきました。
我が家のノラの「親離れ」が心配です
通常、親ネコが新たに妊娠する際、近親相姦をふせぐためなどの理由から、それまでの育ててきた雄の子ネコと「子離れ」をするとのことですが、我が家のネコは、まだこれが終わっていないようなのです。
親ネコのほうは、常に「あっちへ行け！！」とばかりに、「ヒャーッ」と鳴きながら、なんとかその兄さんネコを追い出そうとしているのですが、これまで親ネコが本当に優しく大事に育ててきたために、兄さんネコはそのことが忘れられないようで、一向に、外の世界に出ていこうという気配をみせていないのです。
それで、ここからが、その後の出来事なのですが、一昨日、ちょっとネコたちを覗いてみますと、なんとこの兄さんネコが４匹の子ネコに混ざって、親ネコの母乳を飲んでいるではないですか！！
ただでさえ、４匹の子ネコの子育てで、もうふらふらの状態なのに、「そんなに母親のエネルギーを奪ってどうするの」と、思わず、言葉が出てしまいました。
それからある時は、この親ネコと子ネコ４匹と兄さんネコの６匹で、ピタッと寄り添って暖を取っているときもありました。
また、ある時は、兄さんネコと子ネコたちが、本当に楽しそうにじゃれ合っていました。
もう兄さんネコは、「嬉しくて仕方ないんだ～」というように、全身がゴムまりのように弾んでいましたし、子ネコたちも兄さんネコを「お兄さん、待ってー」と追いかけていて、とても信頼し合っているように見えました。
ただこれは、私が事前に予測していたのとは、まったく異なった展開でございます。
私としては、兄さんネコは親ネコからの「子離れ」の強力なメッセージを受け入れ、近いうちに、外の世界に旅立って行かなければならなくなるだろうと思っていたのですが、どうもそうはなっていないようです。
この兄さんネコは、とくにこの数週間で急に大きくなりまして、子を産んで、その４匹の子ネコたちに母乳をあげ続け、そしてほとんど２４時間４匹を守り、へとへとに疲れ切ってやせ細っている親ネコと並んでみると、もう「どちらが親？」と思ってしまうほど成長いたしております。
そして、兄さんネコは、子ネコから若ネコに差し掛かる時期に入り、まさに生命力が溢れている状況なのです。
ですので、きっと、親ネコから「子離れ」のメッセージが出ても（時には爪を立てて攻撃するほど激しいものではあるのですが）、兄さんネコは意外に容易く、これをかわしているのではないかと思っております。
きっとお兄さんネコの「ボクはずっとココにいるんだ」「お母さんとみんなと一緒にいるんだぁ」という強い気持ちが、親ネコの「子離れ」の勢いに勝っているのではないかたと、想像している次第です。
ただ、もちろん、私はネコたちの生態に格別詳しいというわけではないのですが、いま遊びに来てくれているノラたち６匹の暮らしをみていると、少々、自然の摂理から外れているというか、どこかバランスをぎりぎりで保っているような危うさを感ぜずにはいられないでいます。
……と言いつつ、とくに生まれて間もないこの子ネコたちの動きをみていると、そのあまりにもの可愛さに、もう他のことはどうでも良くなってしまうのですけど(笑)、このどうしょうもなく儚いいのちたちが、毎日、少しづつ安らかに育っていく様子を、いましばらく見守っていこうと思っています。
それでは、今日も「愛と光と忍耐」で、張り切って参りましょう！！
ありがとうございました＾＾
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