みなさま、こんにちは。
所属メンタルトレーナーの森下です。
緊急事態宣言を受けて、
多くの方々が今までに経験したことのないことばかりで
戸惑いや不安を感じながら日々の対応に追われていることと思います。
その中でも、各々の役割や、すべきことを理解し、
行動していくことが求められていきます。
選手(子供達)も、この状況を受け止め、
今すべきことに向き合っています。
前回まではメンタルトレーニングの観点からアスリートが
心のフィットネスを保つ方法をご紹介させていただきました。
前回までの記事はこちらからご覧下さい。
新型コロナウイルスと向き合う心⑤ーアスリートの心のフィットネスを保つ②
新型コロナウイルスと向き合う心⑦ーアスリートの心のフィットネスを保つ③
今回はその選手(子どもたち)と
一緒に戦っている保護者、指導者の視点に沿って
お話させていただきたいと思います。
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<冷静な判断を持つ>
テレビをつければ新型コロナウイルスに関する番組、
SNSを開けば本当かどうかわからないような
情報が次々のように出てきています。
中には、必要以上に不安を煽る情報や、
不確定な情報が出回ってしまっているので
指導者や保護者のみなさまは、
このような情報を冷静に見極めていかなければいけません。
特に育成年代の選手はこうした情報に
振り回されてしまうと不安が大きくなってしまいます。
また、大会などが中止や延期になったとしても、
選手と運営側との間で中立な立場で考えていってください。
大会が中止、延期になって残念な気持ちになるのは当然のことですが、
運営側も苦渋の判断で中止や延期にしたということを意識してみてください。
そういった判断や行動を選手や子供達は見ています。
良い見本となれるようにしていきましょう。
<選手のサポーターであり続ける>
選手が不安に思っていることに対して、
そばに寄り添い、サポートしてあげてください。
話を聞いてあげることや、
家でのトレーニングの環境を整えてあげることや、
リラックスできる時間を提供してあげることは
大きな心の支えになります。
選手や子供たちと一緒に、今の状況でどういったことが
できるのかを探ってみるのも良いでしょう。
何か前向きなアイデアやヒントを出してあげてみてください。
真剣にスポーツに取り組んできた選手や子供たちは
大会が延期、中止になったことで
大きな喪失感を感じている可能性があります。
自分の存在意義がわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな時に支えになれるのは家族であり、
ともに戦ってきた指導者の存在です。
選手、子供達の不安に寄り添ってあげてください。
<選手の見本となる>
親や指導者のみなさんも不安な気持ちは同じはずです。
ですが、そんな時でも前向きに気持ちを切り替え、
行動していく姿を率先して見せてあげてください。
アメリカの社会運動家が
「子供は親の言うことを聞くのは全く苦手である。
ただし、親の真似をするのは抜群にうまい」
という言葉があります。
まさに子どもは大人の行動をよく観察しています。
常に良い見本となるような行動や
立ち居振る舞いを心がけていってください。
ただし、親や指導者も心を休める時間は必要です。
そんな時は相談できる仲間や専門家などに
サポートを求めてみてください。
全て自分で背負いこまないようにすることが大切です。
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まだまだ先の見えない戦いではありますが、
心を整え、柔軟性を持って対応できるようにしていきましょう。
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