こんにちは
代表・公認心理師の小高千枝です。
新型コロナウィルスと向き合うための対策として、私ども心理師チームは
心との向き合い方についてお伝えをさせて頂いております。
■新型コロナウィルスと向き合う心①ー生理的欲求・安全欲求の重要性
https://ameblo.jp/ych202/entry-12583337387.html
■新型コロナウィルスと向き合う心②ー不安を受け止めプラスに切り替える
https://ameblo.jp/ych202/entry-12583771794.html
災害時は予期していたことでありましても
危機的状況に陥ったときにパニックを引き起こすことはやむを得ないことです。
現在のコロナ騒動においては日常を普通に送ることができているため
少し油断をされていることも日々の生活の中やニュースなどを拝見していても感じます。
神経質になり過ぎてしまいましても、殺伐とした気持ちになり
周囲とのコミュニケーションへの影響や心的負荷がかかり
イライラが募りますので、頑張り過ぎる必要はありませんが
「自分は大丈夫」※正常性バイアス
「騒ぎすぎではないだろうか」
「自粛もしんどくなってきた」
このような油断が事態を悪化させるきっかけにもなります。
慎重に油断をせず、”同調圧力”にのまれないようにして頂きたいと俯瞰していて感じるのです。
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▽同調圧力(Wikipediaより)
地域共同体や職場などある特定のピアグループ(英: Peer group )において
意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して
暗黙のうちに多数意見に合わさせることを指す。
少数意見を有する者に対して態度変容を迫る手段にはさまざまな方法がある。
少数意見を有する者に対して物理的に危害を加える旨を通告するような明確な脅迫から、
多数意見に逆らうことに恥の意識を持たせる、ネガティブ・キャンペーンを行って
少数意見者が一部の変わり者であるとの印象操作をする
「一部の足並みの乱れが全体に迷惑をかける」と主張する、
少数意見のデメリットを必要以上に誇張する、同調圧力をかけた集団から
社会的排除を行うなどである。
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簡単にお伝えすると
「みんなで同じことをしよう」
「みんなで同じものを支持しよう」
というような感覚です。
この同調圧力は私たち日本人の気質の中にもともと持っている傾向があります。
日本人は、流行や世の中でヒットしているものが好きな方が多く
「人気が高いものは良いもの」
「多くの人に支持されているものには価値がある」
※確かにそういったことも言えるのですが
自分や個々の価値判断よりも周囲に流されてしまう傾向があり
個としての意見や価値観が薄れてしまうこと
今一度、安易な情報の流され過ぎていないかをみつめてみてください。
聖火や日本へ到着し、桜が満開。心が開放的にもなり緊張感が低下傾向にあると感じます。
ただ、オリンピック延期が決定し、小池都知事の首都封鎖の可能性を言及されたこと
実際に患者数も増えています。
危機感を再度、全ての方が認識を持つことの意味を考えたいです。
災害は視覚的影響もあり、「起こった事実」を受け止めやすいです。
それでも、本質の面で受容することには時間がかかります。
今は見えない敵と戦っているからこそ、慎重な対応や意識が必要になりますが
見えないからこそ忘れがちにもなっていると感じるのです。
外出禁止や封鎖になったときに慌てないよう
事前の準備(買い占めはいけません)、備えは物理的なものだけではなく
心理的な準備もしておくようにして頂けますよう、ご家族と話し合うなど
各ご家庭の事情に合わせた形で対策をご検討頂けましたらと思います。
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