こんなに素晴らしい商品なのに何で売れないんだ!!?
さて、今回は何故人はモノを買うのか?についてです。
いやまあ、「欲しいから」または「必要だから」買う…と言ってしまえばそれまでのような気もしますが…
欲しいモノでも我慢する時はありますし、必要なモノでも購入をためらう事もありますよね。
欲しくて必要であっても、実際に買うか買わないか別れるワケです。
なので今回は、何が買う買わないの「差」になっているのか?もう少し深く考えてみたいと思います。
あ、今回は「買う買わない」の問題ですので、「お金が無いから買えない」みたいな状況は考えないものとします。
まあ、現実的には無視出来る問題ではないので、ターゲットとなるお客さんが「買えない」何てことにならないように価格を設定しなければならないワケですが…
それはともかく、
人がモノを買う理由。それは
「“お客さんがその商品に対して感じている価値”が価格を超えているから」です。
例えば、某なんでも鑑○団で、「アーサー王が、18歳未満お断りの本を隠すのに使っていた壷」とかが「良い仕事してますね~」とか言われて1億円の値が付けられたとします。
でも優はそんなの1000円だって欲しくないです。
この場合、「壷の価格1億円」>「優の感じている価値1000円未満」なので、優が壷を買うことはありません。
でも、どっかのコレクターとかが「俺にとっては10億の価値はある!」と思ったとしたら、
「壷の価格1億円」<「10億以上の価値」となりますので、その
コレクターは何とかして壷を買おうとするでしょう。
このように、お客さんが「価格以上の価値」を感じれば買いますし、感じなければ買いません。
「欲しいけどやっぱりやめておこう」となるわけですね。
で、このことを踏まえて我々ビジネスマンが考えなくてはいけないのは、
「如何にして商品の価値をお客さんに伝えるか?」という事ですね。
よく、「こんなに素晴らしい商品なのに何で売れないんだ!!」と嘆いている方々がいらっしゃいますが、答えは簡単。
お客さんに商品の価値が伝わっていないので、「商品の価格」>「お客さんが感じている価値」の状態なんですね。
だから良い商品にもかかわらず売れないのです。
まあ、商品の価格を下げるという選択肢もあると言えばあるのですが…
それは大抵の場合愚策
ですのでやめておくのが無難です。
頑張って「お客さんの感じている価値」を高めていきましょう。
では、今回はこの辺で♪