布勢鶴指奥墳墓群 | ご近所の神社訪問記

ご近所の神社訪問記

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布勢鶴指奥墳墓群(ふせつるさしおくふんぼぐん)

 

所在地

鳥取県鳥取市布勢

 

布勢の運動公園は市民の憩いの広場です
 

ひと言

長い歴史の中で、遺跡が当時の姿のまま後世に残せるのはほんの一握りと思います。

湖山池周辺は県下でも有数な遺跡の宝庫として知られており、布勢運動公園を整備するにあたり、先駆けて多くの調査がなされました。

弥生時代の遺跡である鶴指奥墳墓群もその一つです。

 

地図を見て、悩みながら見当をつけましたが、どうも削られているっぽい。そして残った山には立ち入れず。。

残念ながら墳墓群はみることは出来ませんでしたが、近くに展望台があり、上から様子を眺めれそうだったので、登ってみました。

 

丘の上の展望台。ここにも古墳があるようです。

 

向こうに墳墓群があった場所。ここは古墳、遺跡の宝庫です。

 

写真奥に墳丘墓があり、周りに51基の木棺墓、手前には多くの中世墓群が広がっていましたが、今は綺麗に整備され、子供の遊び場になっています。

 

ああ、朱のある墳丘墓に登ってみたかった・・・。

 

この展望台のある丘は、下まで続く長い滑り台の入り口があり、小さな子供たちがたくさん登ってきます。

一人の女の子が展望台を見て、「わあ、神社みたい!」と嬉しそうに走っていきました。

 

この展望台が神社に見えるなんて、子供の発想は面白いとクスッとしましたが、いやそうではなくここが神聖な場所であると直感で分かったのでは?と思い、ドキッとしました。

 

こどもの純粋な眼のほうが真実に近く、明るい。

 

展望台に上ると、遠くに海の見える気持ちのいい景色が広がっていました。

 

深呼吸したらスッキリしました。

 

ありがとう、小さな女の子。

 

展望台から見える湖山池、そして日本海