泉神社(臨時駐車場の追記有り) | 人生はプラマイゼロ!

人生はプラマイゼロ!

好きなモノや今はまっているモノを中心にほぼ毎日投稿中。
THE ALFEE(右側推し)
猫、KDS(栗大好き)メロン、サクランボ、イチゴ。
マンガとアニメと日本の歴史物、
史跡と神社仏閣訪問は普通に行く。
こ近年は美術展や漫画・アニメ
の原画展によく出没。

三連休前の金曜日、茨城県日立市水木町の泉神社に行って来ました。
 
古くからある神社ですが、そんなに大きくは無い。むしろこじんまりとしていて、全然メジャーでもない。
 
ではなぜ車で三時間もかけて参拝に来たかというと、「マツコの知らない世界」お正月SPで辰年の最強パワースポットと紹介されたからである。

我ながらミーハーだなと思う(笑)
 
だがパワースポットというだけでなく、映像で見たこちらの湧水がとても綺麗で惹かれた。
 
あと、ここなら車でいけるな、と思ったので行ってみました。
 
日立市は水戸市やひたち海浜公園より更に北で、公共交通機関だと接続にもよるが東京から二時間はかかると思う。
 
ちなみに最寄り駅は大甕駅(おおみかえき)そこから徒歩約15分とのこと。
 
近くに大甕神社という神社もあり、車で横を通り過ぎた時とても興味深い神社だと思ったが、時間の関係で寄れなかった。
次はぜひ行きたいと思う。
 
自宅からここまで、一般道のみで約三時間かかった(高速ならもう少し早い)
 
水戸から日立市へ行く途中、東海という地名が出てきて、少し緊張した。安全は保障されているとは言え、原発の町として有名な地名だからだ。
 

日立市に入ると、日立製作所や日製という社名が目立った。

 
日立市に作った会社だからヒタチなのかな?
 
ひたち海浜公園のあるひたちなか市もそうだが、この辺りの海岸線は工業団地として栄えている所が多く、自宅周辺より住宅やチェーン店が多く、都会っぽい町並みだった。
 
ナビに従って細い道へ入り、泉神社の側まで来たと思ったら、曲がり角からこちらに数台、更に少し先の信号から神社の方へも車が詰まっているのが見えた。
 
平日午後にしては混んでいるのは、たぶんテレビの影響だろう。
(事実そうだった)
 
路肩に紺色に家紋が入ったはんてんを着た初老の男性達が居て、交通整理をしていた。
 
その一人が前の車の方から順に、運転席に話しかけながらこちらに来るのが見えた。
 
男性「駐車場が混んでてあかねから、臨時駐車場さいってけれ。
ここさまっすぐ行くと海の見えるとこさ臨時駐車場があっから、まっすぐな」
 
私「あ、はい」
 
訛りに少々ひるみつつ、言われた通りに信号を通り過ぎて道なりにまっすぐ進むと下り坂になり、目の前に海が広がった。
 
海だー!(笑)
 
坂道の突き当たりに堤防があり、そこを右に曲がると「臨時駐車場」の看板があって、既に10数台が止まっていた。
 
久しぶりの海に興奮して、車を降りるとまっすぐ堤防に突進した。
 
左側が臨時駐車場、真ん中奥が来た方、右が海。
 
荒い波がテトラポットに打ち寄せていたが、茨城の海は大体こんな所が多い。
気持ちいいーっ!


 
しばらくぼーっと海を眺めていたが、目的を思い出し、車で来た坂道を歩いて登って戻り、五分ほどで先程の所に戻った。
 
先ほど初老の男性達が居た所から、徒歩一分もかからない所に泉神社はあった。
 
泉神社のご由緒 は下記の通り。
 
《ご由緒》
泉神社は人皇第十代崇神天皇の御代、宇治49年(紀元前42年)にこの地方に鎮祀されたと伝えられている。延喜式内社の由緒深い旧郷社である。久自國造船瀬宿禰(くじのみやつこ ふなせしゅくね)の奏請により、大臣伊香色雄(いかがしこおのみこと)が勅命を受けての久自の国に至り、天速玉姫命を祭祀して、久自の国に至り、天速玉姫命を祭祀して、久自の国の総鎮守としたことが泉神社の創立である。 社記に「上古霊玉此地に天降り霊水湧騰して泉をなす号けて泉川云ひ霊玉を以て神体とする」とある。 ご祭神はこの霊玉を神格化した天速玉姫命をお祀りしている。「東夷の荒賊を平討する」最前線基地としての地域性を反映し、古くから多くの武将が祈祷に参拝している。特に、後奈良天皇の御代、享禄三年(1530年)9月に書かれた棟礼には、佐竹義篤が泉神社を崇敬し社殿を修造したと記録されている。残念なことに、享和2年(1802年)社殿が焼失し、旧記録を始め宝物などが散逸してしまった。現在の社殿は氏子らの浄財により昭和58年(1983年)5月に再建されたものである。
以上、泉神社のホームページより抜粋。
 
境内社及び末社は下記の通り。
 
・厳島神社
 ご祭神 市杵島比売命、別名 弁財天
(いちきしまひめのみこと、宗像三女神の一柱)

・三峯(みつみね)神社
 ご祭神 伊弉藷神・伊弉冉神
(いざなぎのかみ・いざなみのかみ)

・鷺杜(さぎもり)神社
 ご祭神 天玉柱屋姫命
(あまのたまはしらやのひめのみこと)※本殿

・富士神社
 ご祭神 木花開邪姫命
(このはなさくやひめのみこと)

・豊稔(ほうじん)神社
 ご祭神 月讀命・大穴牟遅命
(つくよみのみこと・おおあなむちのみこと)

・稲荷神社
 ご祭神 宇迦之御魂大神
(うかのみたまのおおかみ)
 
以上6社の末社が、この泉の森と呼ばれる森に祭られているらしい。
左手が高くなっていて大きな木が繁る参道を歩いてゆくと、左手の傾斜地に、小さいが只ならぬ空気をまとった綺麗なお社が見えた。
 
横道を行ってみると、三峯神社でした。
周りにこれだけ落ち葉があるのに、石の上にはひとつも落ち葉がなく綺麗にお掃除されていて、とても大切にされていることがわかりました。
 
こちらをお参りして参道に戻り、少し歩くと社務所があって、その先にここの本殿と思しきお社がありました。
恐らく主蔡神の奉られている際新鷺(さぎ)杜神社
 
お参りして左にそれると、左手に塚ような石があって、看板が立っていた。
周囲には何かの欠片が沢山散らばっている。

厄割り玉?
 
説明によると、社務所に売っているこの厄割玉という内部が空洞の素焼きの玉に厄を込め、この石に打ち付けて割って身を清めるらしい。
 
つまり周囲の白っぽい小石のような欠片は、投げつけられて割れた厄割玉なのね。

私は社務所に戻って厄割り玉(一個300円)を買ってくると、看板に書かれた作法に従い、玉に厄込めると、思いっきり石に玉を投げつけた。
 
軽い音を立てて、木っ端みじんに割れた。
 
厄が落とせたかはわからないが、単純に何かを割る、という行為をしてみたかったというのもあり、スッキリした(笑)
 
その奥に目洗いの泉というのがあった。
最近目が疲れて眼が霞むことがあるので、お詣りしておこうと列に並んだ。
(年のせいとはわかっているが、認めたくない…)
 
正しい作法はわからないが、皆黒い石碑に水をかけているので、それに倣ってお詣りを済ませた。

そのまま本殿脇の通路に沿って本殿の裏をぐるっと回っると、左下にお目当ての厳島神社が見えた。

長いので続きます。

《追記》2024/1/6夜
この日の昼、泉神社を検索してみたら、神社のXに朝10時には駐車場が満車となった為、湾岸臨時駐車場へ案内する記事がアップされていた。

もし1月三連休に車で行かれる方は、国道245号を泉神社のちょい手前から右折して、水木海水浴場へ向かうルートを通って臨時駐車場へ向かった方が良さそうです。
多分カーナビ通りに走ったら、駐車場待ちでめちゃくちゃ待たされると思います。