エージェント キム・ソクウ 後編 | yayohiktのブログ

yayohiktのブログ

自己満足のためのブログ。テーマは韓国ドラマの感想・ロウン・SF9・お出かけ報告など

「ティフアニー」篇

 

ミッションを受けたキム・ソクウは早速「ティファニーワンダー」の会場に現れ、インタビューに答えまくり

 

写真を撮りまくり

 

 

 

愛嬌を振り撒き

 

かっこいいポーズも決めて

 

ワンダー展での偵察をもばっちり

 

しかし、ソクウの努力にもかかわらず、残念ながら、疑われた宝石は惑星維持装置ではなかった。

 

疑いのあった宝石はこれであったが

 

もしこれが惑星維持装置ならソクウが近づけば不思議な音楽を発する筈だと教えられていたが、何も聞こえなかった。

 

惑星維持装置ではなかったことにちょっと落ち込んだソクウは、その日のパーティーで、ちょっと羽目を外し過ぎたたかもしれない・・・

(→多分、この画像はティファニーの時のではないですね?リモワかな?)

そう。

地球に来てから、彼の気に入ったものはいくつもあるが、特にお酒は大好きである。

しかも、宇宙人という体質のせいか、ソクウはとてつもなくお酒に強いのである。

 

「BOTTGA」篇

 

さて、8月27日、ソクウはBOTTGAのソウルでのイベントにやってきた。

 

今回のミッションは「BOTTGAのソウル店に展示されているバッグの中に生命維持装置の在りかを記したマイクロチップが入っているかもしれない。それを確認せよ」というもの。

 

しかし、この日のソクウのモードは「お茶目モード」であった。

 

S–F9星人には「モード変換が激しい」という特徴がある。

これはソクウだけでなく、S–F9星人全員に共通の特徴であり、その日の天候、場所、バイオリズム等によって、別人かと疑いたくなるほど、モードが違う人になってしまうのである。

 

お茶目モードの時、S–F9星人は、苦境をも「愛嬌」で乗り切ろうとする。

 

そして、ソクウは自分の「愛嬌」の威力には自信があった。

 

こういう笑顔を見た人は誰でもつられて笑顔になってしまうし

 

必殺技「舌ペロ」っていうのも効果抜群である

 

最強の武器、魅惑の視線というのもある

 

「うん。バレそうになっても乗り切れる!」

 

さらにソクウは考えた。

「僕は地球人から見るととってもかっこよくて、目立つらしい」(→全員がイケメンと美女しかいなかったS–F9星ではソクウは自分の容姿が美しいということを自覚してなかったが、地球に来たら色々な人から言われるので自覚したらしい)

 

「風景になじむためにはカモフラージュが必要かもしれない」

そして、様々なカモフラージュ例をググって調べたのである。

しかし、ググったカモフラージュ例が動物だったせいか、彼はこの柄を気に入ってしまった。

 

そこには、こう書いてあった。

「シマウマがこの模様なのは、サバンナでライオンなどの捕食動物から見えにくくなって、カモフラージュになるからです」と。

 

「これだ!」

 

そして、もう一つ。

彼がうっかり開いたのは、これだった。

 

ウルトラマンシリーズのダダ星人!

 

地球に来てから韓国語は修得したものの、日本語はまだ覚えられていなかったソクウは、ちらっと読んだ説明で、これに飛びついてしまった。

「こ、これは宇宙人の先輩か?この先輩もシマウマに学んでカモフラージュをしようとしたのか?」

 

・・・ある一定の年齢層以上の日本人はこれが何かを知っているだろうが、28歳の韓国青年になったソクウには、これが何かまではわからなかったのである。

 

そして、この衣装を選んだのであった。

 

本人はミッションのためにはこれが最適であると信じて・・・

 

(←しかしですね、実際のところ、SNSでもあちこちでつぶやかれていましたが、このセーター、ロウンだから似合って、ロウンだから着こなせると思うのですが・・・まあ、BOTTGAはイタリアですから、イタリア人にも着こなせるでしょうけど・・・→むか~しすごく年上の従兄がスキーに行く時に着てた縞模様のセーターにそっくりで、私にはそれに見えて仕方がない・・・ごめん、ロウン・・・→あ、でも、その従兄は身長185cmでフィヨンを男らしくしたみたいなイケメンだった。スキー場で凄く目立ってて、カッコ良かった。体育大学に行ったくらいで、スキーも上手かったし・・・→高身長のイケメンは何着てもいいってこと?)

 

さて、当日、かっこよく表れた彼はプレスに写真を撮られた後、腰を降ろして作戦を練ることにした。

 

! そうだ、まずは周囲の状況把握をしなければ・・・

 

フムフム、監視カメラの位置はあそこと、あそこと・・・

 

いや、あのね、ドローンは飛んでなかったと思うよ・・・

 

しかし、この時彼は気づいてなかった。

190cmの彼が台の上に乗ったりしたら、それだけでもう目立ちまくるということを・・・しかも、サバンナならいざ知らず、都会では目立ちすぎるということを・・・

 

そう、情報部員であった彼は実地のミッションには慣れていなかったのである。

 

さらに解説しておくと、S–F9星人のもう一つの特徴として、人間と同じ血液型を持つということがある。

人間においては血液型と性格の関連性は必ずしも証明されていないが、S–F9星人においては血液型と性格診断が不思議なほど一致するのである。

 

ソクウの血液型はB型。

地球人の場合、一般的にはB型の性格は「こだわりが強く、ポジティブ思考で、考えるよりも即行動」とされている。

そう。

お茶目モード全開のこの日、B型宇宙人であるソクウは、恐れることなく、思いついたことを行動に移したのであった。

 

「大丈夫。僕はカモフラージュされている。それに、誰かに見つかっても愛嬌で乗り切れる!」と。

 

その上、ミッションに先立って、店内を視察したソクウはあるサインに気がついていた。

 

それは、カタログに自分が着ているセーターが載っているのを見た時のこと

あ、これ、僕が着てるのと同じ

 

それではなくて・・・近くの展示台にこれを発見していたのである。

 

「こ、これは!BOTTGAスタッフにもUWSSのメンバーが居る証拠!」

 

「仲間が見守っているよというメッセージに違いない!」

 

この発見がソクウをさらに大胆にさせたことは言うまでもない。

 

 

もちろん、彼も自分で思いつく限り、エージェントらしい行動をとったのである。

 

壁の向こうを透視しようとしている時に視線を感じて

振り返ったところ、人と目があったので

笑顔で誤魔化そうと・・・

 

そして、さりげな~く、その場を離れる・・・

う~ん、今日は天気がいいですね~

 

い、急がなくっちゃ!

パーティーが始まって、お酒を飲んだら、ミッションできなくなっちゃう💦

 

物陰に隠れたはいいが、移動したら姿が見えるということに気がついて

「あ、バレた?」って誤魔化そうと・・・

 

人がいないのをいいことに目指すバッグが展示してあるショーウィンドーにこっそり近づき、映画で見たスパイの真似をしてみたり・・・(→もちろん、「ミッション・インポッシブル」でしょうが・・・高層ビルでやらんとあかんかったね・・・)

 

覗き中

どれどれ

え~っと

うん?

 

あ、あった!あのバッグか!

 

で、目標物を確認したソクウはこっそりと部屋に侵入しようと・・・

 

ところが、忍び込んだところを見られた!

 

どうするソクウ?

 

ここで必殺技

 

「シッ」

 

ジェームズ・ボンドもやってた、確か・・・それも色んなとこで・・・そして、そのうち何回かは「シッ」ってした女の人と恋仲になってた・・・

 

そして、まんまとバッグに近づき・・・

(→いや、「顔かくしてもあかんやろ」という指摘がSNSで多数あがっていたとだけ報告しておきます)

 

 

 

 

 

 

 

ロウン、映画に出ていつかアカデミー賞を受賞できたらいいね!

 

あなたの夢がかないますように!