2024.01.16 妄想に浸りたいねんけど・・・あかんの? | yayohiktのブログ

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自己満足のためのブログ。テーマは韓国ドラマの感想・ロウン・SF9・お出かけ報告など

・・・よろぶん、アニョハセヨ

 

どうした、ロウン?

 

オンマ(←私)はね、今から妄想タイムに突入しようとしていたんやけどな?

あかんって?

でもな、これ見たら

どうしてもドラマのワンシーンにしたくなってん・・・

 

え?「オンマは脚本家と違うねんから、そんなんせんでもいいって!」って?

 

阻止したいん?で、こんなん送って来たん?

 

・・・それ、ライダースジャケットやん?・・・ちょっと、待ち!

あんた、ライダース着て韓国帰って来てたん違うん?

 

そう、これな

 

え?これとは違うやつなん?

あ、そういえば、これ、よく見たら、ライダーズとはちょっと違うかも・・・

 

じゃあ、D&Gで買うたん、ライダースジャケット。

・・・いや、知ってるって!D&Gのショーに行ってたんやろ?

 

・・・わかった、わかったから・・・ん?ちょっと待ち!

あんた、また、パンツ見せてるやん!それも、D&Gなん?それともKC持って行ってたん?

あ、D&Gなんや・・・

 

いや、言いたいのはそこ違うねん・・・オンマ、いつも言うてるやろ?お腹冷やしたら、ポンポンイタタになるって・・・

え?子供と違うって?

 

・・・・・失礼しました!(←あ、お願い、「ロウンで遊ばんといて!」って思っても、石投げたり、殴り込みに来たりするのは、やめてね?)

 

・・・すいません💦

全く違う「妄想の世界」に皆さんを引きずり込むお誘いするつもりだったのですが、ロウンがインスタにこんな投稿をするものだから・・・(←いや、「ほっといたらええやんか!」という指摘は予想済み・・・)

 

いやぁ、ロウン、よほどミラノ気に入ったのかな?

なんだか、インスタへの投稿が多いような気が・・・

 

ほんと、何着ても似合うね~(←今更取り繕っても遅い気がしないでもない・・・)

 

・・・ということで、本来の妄想に戻ります(←戻らんでも・・・)

他人の妄想に尽きた会いたくないねんって方は、どうぞ遠慮なく、ここで引き返して下さいね?

 

超ミニドラマ 窓の外の雪(←題名からおわかりのように、コメディではないですよぉ)

 

昨夜、珍しく雪が降った。

(インスタグラム korea_nightviewさんの投稿より画像お借りしました)

朝のテレビは積もった雪の影響で、公共交通機関の遅れが出ていることを伝えている。

(インスタ seoul_4kさんの投稿より画像お借りしました)

雪がうっすらと積もった江南の朝の風景を見ながら、冷蔵庫の扉を開けたソルは、「全然食べてないじゃない」とつぶやいた。

 

早朝、ミラノから久しぶりに帰って来たソグは母親とろくに話そうともせずに、「起こさないで」と言って自分の部屋のベッドに倒れ込んだ。

4時前にやっと起きて来たと思ったけれど、「ちょっと出かけてくる」と言う声がして、ソルが「晩御飯はいるの?」と訊いたときにはもうソグは玄関に居なかった。

それでも帰って来るかもしれない息子のために、夕飯はソグの好物を中心に用意して7時まで待っていたのだけれど。

手がつけられた様子がないまま、ラップのかかったおかずの皿が冷蔵庫の中段を占領している。

 

友達からは「あんな素敵な息子さんが居て、いいわね」と羨ましがられるが、ソルは決まって、「一人暮らしみたいなものよ。全然家にいないんだから」と答える。

 

夫は十年近くニューヨークに単身赴任している。

娘は去年釜山に嫁いだ。

 

グラフィックデザイナーになりたいというソグが、美術分野と学習分野の二つの塾を掛け持ちして、難関の美術大学のデザイン科に進学したときには、塾の送り迎えや夜食弁当作りで協力したソルは、自分が大学に合格したときよりも嬉しかったものだ。

 

一年生の秋に、構内で服飾学科の学生が開催したファッションショーに、高校の先輩に拝み倒されてモデルとして出ることになったと聞かされたときには、「あなたみたいな猫背の人がモデル?」とソルは噴き出したくらいだったのだが・・・。

パリコレに出品したデザイナーの出た大学のファッションショーということで、いくつかのファッション誌が取材に来ていて、そのうちの一誌のエディターが、モデルとしてのソグに注目し、その日のうちにスカウトされた。

最初は読者モデルとしてデビューしたが、思わぬ人気となって、あちこちの雑誌に載ることになり、息子はあっという間に売れっ子モデルになってしまった。

モデルとしての仕事が忙しすぎて大学を休学すると言い出したのが1年後で、そっちを目指すのかと思っていたら、突然、「資金も溜まったし、ニューヨークのアート学校に留学する」と言い出した。

あれだけ売れておきながら、本人はアルバイト感覚だったことにあきれたが、父親も居ることだからとソルは送り出した。

 

元々言い出したら聞かない子供だったし、本人のやりたいことに反対する理由がなかった。

 

ただ、昨年、「ファッションメーカーのバイヤーになった。こっちの会社に配属になったから」と言って、玄関先にスーツケース一つを持ったソグが四年ぶりに立っていたときには、ソルもさすがに驚いた。

突然の帰国、就職だけでなく、ソグがあまりにも痩せていたから。

「うちで扱っている服、全部細いんだよ。着こなすためにダイエットしたんだ」と本人は言ったが、ソルの母親としての勘が、それは嘘だと告げていた。

 

「ニューヨークでなにか、あったの?」と夫に尋ねても、「別に何も」と答えるばかりで、「ほっとけよ。もう子供じゃないんだから。何かあったら、自分で言うだろう」とあっさり通話を切られてしまった。

「子供じゃないから、訊いても答えてくれないんじゃない!」と携帯に向かって叫んだものの、面と向かってソグ本人に訊くのはためらわれた。

 

ソグは何かにとりつかれたように仕事漬けの日々を送っていたし、ソルは心配するのに疲れ、結局ニューヨークで何があったのかを聞き出せないままでいる。

 

冷蔵庫の隅にあった二日酔いの薬のビンを手に、ソグの部屋のドアをノックする。

返事を待たずにドアを開けると、予想に反してソグはもう着替えまでしてベッドの上で新聞を読んでいた。

 

「あら、一つ足りないから、また、配達漏れかと思ったら、あなただったの?いつ、起きたの?」

「う~ん、6時くらい?」

「起こしてくれたら良かったのに。」

「オンマ、ぐっすり寝てたから」

「そう?・・・朝御飯は?」

「食べるけど、昨日の夕食の残りでいいよ?」

「当たり前でしょ?でも、汁は欲しいんじゃない?」と言って、ソルが手にした二日酔いの薬を振って見せると、ソグは笑って、「飲んでないよ」と答えた。

 

何かが以前と違っていると母親としての勘が語り掛けてくるけれど、それを聞き出す方法がわからない。

立ち去りがたいのに、会話が続かない。息子の顔から視線をそらせたソルは、部屋の壁にかかっている抽象画の額が少し歪んでいることに気が付いた。

「あら、歪んでいる」

そう言って、壁に寄って手を差し出そうとした途端、ソグは慌てた様子で、「自分で直すから。触らないで、オンマ。すぐ、行くから、汁、作ってよ。」と言って、新聞をベッドの上に置いた。

わざと視線を合わせないようにしている。

 

そうでした・・・と、こみ上げる笑いが顔に出ないようにソルは部屋を出る。

 

ソグが高校2年生の時だったと思う。

額にハタキをかけようとして、うっかり斜めにしてしまった。

直そうとして、ソルは驚いて手を止めた。

額で覆われていたのでわからなかったが、壁にこぶし大の穴が開いていた。

 

どうりでおかしいと思った。

高校の美術の時間に描いたというその絵を自分で額装までして、飾ってあるのをソルが見つけたのは、夫の叔父の葬儀のために一週間ほど家を空けた後だった。

いつもなら、「これ、廊下に飾られたんだ」とか、「先生に褒められた」とか言って、恥ずかしそうに、でも、嬉しそうにさりげなく、見せてくる息子だったが、その絵を見せて貰った記憶がない。

次の日の朝、ソグが学校に行った後、遅れてダイニングに現れたハナに訊いてみた。

「お姉ちゃん、ソグの部屋の壁に穴が開いてるの、知ってた?」

「あれ、オンマ、今頃気が付いた?」

「何したの、あれ」

「さあ、オンマ達がお葬式に行ってた、あれ、二日目だったっけ?帰って来たと思ったら凄い不機嫌で、部屋に入るなり大声で叫んだかと思ったら、ボゴッって音がしてたけど。その時じゃない?」

「何か、あったの?」

「さあ、知らないけど・・・オンマ、理由、訊かない方がいいよ?ヤツもお年頃だからね~」

 

そう言われたので、知らないふりをしてきたけれど、ソルは時々、その秘密を使って、ソグをからかったりもした。

「ソグ、オンマ、あんたの部屋の壁紙、そろそろ張り替えようと思うんだけど・・・」とか。

その度に目を白黒させて焦る息子を見て、密かに喜んだりしていた。

 

母親が部屋を出て行ったのを見送って、ソグは大きく息を吐きだす。

やれやれ・・・。

この年になって、母親になんでも話す方がおかしいと思うが、それでも、母親に言えないことがあるのは、少し困る。

いつも母親は自分の味方だったし、あの人の子供で良かったと誕生日の度に思う。

 

昨晩・・・昨晩のことは、特にどうしても言えない。

 

昨晩は不思議な夜だったとソグは思い返す。

 

久しぶりに帰宅したのだから、夕食は家で母と食べるつもりだった。

家を空けてばかりいる自分に母親が我慢していることも、寂しさを隠していることもわかっている。

 

出張の疲れを取るつもりで少し横になったのに、眠りが心地よすぎて、携帯の着信音で目覚めさせられたときは、不機嫌になってしまった。

でも、それが、ピョルの番号からだと知ったとき、ソグは飛び起きて、ベッドの上で正座までしてしまった。

 

信じられない気持ちでなんども液晶画面のナンバーを読む。

間違いない、ピョルからだ。

 

切れる前に出なくてはという焦りと同時に、このまま出ないでおこうかという怒りに、一瞬心が引き裂かれそうになる。

 

いや、無視するんじゃなくて、ちゃんと会って話をしよう。

 

そう決意して、「もしもし」と言ってみる。

「もしもし?ソグ?」

懐かしいピョルの声が聞こえてくる。

 

帰国しているから、ソク湖のほとりで会おうとだけ言って、ピョルは電話を切ってしまった。

 

「ソク湖?雪なのに?」

相変わらず、ピョルはピョルだ。いつも、素晴らしく突拍子もない。

 

支度して部屋を出るとキッチンからいい匂いがしてきた。

まだ、夕食には早いのに、母親が自分の好物を作り始めていると思うと罪悪感で、顔を見れない気がした。

見つからないように足音を忍ばせて玄関から「ちょっと出かけてくる」と叫んで、急いで家を出た。

 

思ったより、雪が激しくて、ソク湖に一番近い地下鉄の駅のエレベーターは雪で埋まりかけていた。

(インスタ rowoon_ceneさんの投稿より画像をお借りしました)

 

「こんな雪の日に呼び出して、帰りはどうする気だろう」と思ったが、ピョルがそんなことまで考えて自分を呼び出す筈もない。

 

予想通り、ソク湖のほとりは雪で、物凄く寒かった。

携帯で連絡して、やっとピョルを見つけた。

 

雪を踏みしめる音でソグが来たのがわかる筈なのに、ピョルは振り返りもせずにソク湖の夜景を眺めている。

(インスタグラム korea_nightviewさんの投稿より画像お借りしました)

「見て・・・きれい」

自分の方を見向きもせずにそう言うピョルの横顔に見とれてしまう自分にソグは気づいて、苦笑いをする。

 

変わらない。

4年経っても、ピョルは僕を見ないし、僕はピョルを捕まえられない。

それでも・・・と、ソグは自分の指先を見つめる・・・

 

「・・・きれい?人をこんな雪の日に呼び出しておいて、きれい?」

自分の声が震えているのは寒いからだろうか、それとも怒りからだろうか?

 

ゆっくりとピョルがソグの方に顔を向ける。

あら、来てたの?とでも言わんばかりに・・・

何怒ってんの?昨日も会ってたでしょ?とでも言わんばかりに・・・

 

「・・・それも、自分から音信不通になって、4年も経つのに?」

ポケットに入れていた手を出して、思わず振り回してしまう。

興奮すると早口になる癖があるけれど、口までかじかんだのか、上手く回らない。

その分を補おうとするように、いつもよりもっと激しく両手を振っている自分にソグは気づいて、手を止めた。

だめだ・・・こんなの、4年前と変わらない・・・

 

高校生の時から彼女が渡米するまで、ずっとソグはピョルに振り回されていた。

彼女といえば、彼女。でも、単なる女友達と言えば女友達。

誘えばどこへでも一緒に来るし、手もつなぐし、彼女の家まで送っていった時に思い切ってキスしたこともあった。

ピョルはどれも拒まなかった。

でも、自分がピョルを捕まえられていないという思いはずっと消えなかった。

そして、あの日、ここだった。やっぱり雪が降っていた。

「私、明日から、ニューヨークに留学するね?落ち着いたら、連絡するから」

明日?何故?どこに?

ソグが質問を考えている間にピョルは踵を返し、ゆっくりと去っていった。

我に返ったソグが、積もった雪の上に続く彼女の足跡の先をたどった時には、激しく降り始めた雪にかき消されて、ピョルの姿は見えなくなっていた。

 

「待ってたのに、どうして連絡しなかった?いや、どうして今頃、連絡して来るんだ?」

そう言いたかったのに、言葉が出てこない。

 

すると、中途半端な位置で止まったソグの指先をピョルがそっと自分の手で包みこんだ。

「ごめん。寒いよね?温まりに行く?」

 

指先を掴まれたまま、ソグは意志を失くした人形のようにピョルの後について行き、気が付いた時には彼女が泊っているホテルの部屋に居た。

 

明け方にホテルを出て、タクシーで家にたどりついた。

まだ、少し雪が降っていて、郵便受けからはみ出した新聞に溶けずに積もっていた。

新聞を抜き出し、自分の部屋に持って入ったものの、広げているだけで、何時間も昨夜のことを繰り返し思った。

東の空が明るくなり始める頃に、雪は降るのをやめた。

 

相変わらずピョルの考えていることはわからない。

そして、一晩を一緒に過ごしても、自分がピョルを捕まえられたとは実感できないとソグは思う。

 

考えても仕方がないと頭を振り、もう一度新聞を手にとる。

 

母親が自分を呼ぶまで、もう少しかかるだろう。

 

ふと窓の外へ目をやるとまた、雪がちらついてきた。

 

今日もソク湖からの雪景色はきれいだろうかとソグは思う。

 

CAST

ソグ:Rowoon

ソル:お好きな女優さん、あるいはあなた自身、あるいは私自身

ピョル:誰がいいでしょうか?お好きな女優さん、あるいはあなた自身。(←いや、私は遠慮しときます。)

ハナ:なんか、私のイメージでは、「この恋は不可抗力」にホンジョの敵役で出てたユラちゃんですが・・・

 

・・・わ~っ、引かないでぇ~・・・

 

以前にも言ったじゃないですか?私、妄想力すごいって・・・

もう、rowoon_ceneさんの投稿を見て、普段のロウンって、こんなんなのかな?て思ったら、妄想が止まらなくなり、どうしても形にしてみたくなってしまいました。

 

・・・うん、そうです。オタク気質なんです。高校の時、漫画同好会作ってました!

お話作るの得意なんです。

でも、あなたもそうじゃないですか?

ロウンと・・・・・って想像するのが、「推し活」の一つの醍醐味ですよね?

わぁぁ、予想はしてたけど、長いわ!新記録更新です。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

あ、これを投稿しようとしたら、ROWOON Japan Offcialから、ファンミーティングとカレンダー発売のお知らせが・・・

嬉しい!

 

では、また。