あれぇ、野菜に埋もれて肉の存在感が…
おかしい
食べてるときはけっこう肉肉しい気がしたんですが、写真では肉の霊圧がゼロやわ
「お父さん料理」などと書いていますが、
父が訪ねて来て作ってくれたとかいうわけではありません。笑
こま子、長らく野菜炒めに「工夫のない食べ物」というレッテルを貼っておりました。
もう名前からしてね、いかにも「ただ、野菜を炒めました」みたいなね。（そのままやんけ
子供のころに
「野菜炒めは、お父さんが作るイケてない料理」という勝手な認識が刷り込まれてまして。
はるか昔、従兄弟に年の離れた弟が生まれたとき、
まだ家事ができないおばに代わっておじが炊事を担当していると聞いて
従兄弟に「ごはん、おっちゃんが作ったはるんやて？」と言ったら、従兄弟が
「うん・・・・・でも野菜炒めばっかりやねん・・・もう嫌や・・・」と憂いていて
子供心に
わあかわいそう
と思った記憶があります。
実家では祖母が料理担当、祖母が無理な時は母でしたが、
ごくたまに両方炊事ができない時に父親がごはんを作ってくれました。
そういう場合も野菜炒めが多かったんです。 豚こま肉を使って。
しかし、普段料理しつけないお父さんの野菜炒め。キャベツの芯とか容赦なく入ってるし
固いものも柔らかいものも一緒くたに適当に炒めてるだけなので
火が通り切ってない野菜は固いし、塩辛いか味が無いかのどっちかやし、
残そうとしたら怒られるし、全然うれしくないご飯でしたｗ
ま、父からしてみれば自分ひとりならお酒のアテでも買ってきて済ませられるところ
子供には野菜とか色々食べさせなければと思ってわざわざ慣れない料理をしたのに
いかにもマズそうに食べられるのは、心外だったでしょうけどね。と、今なら思うけど
そんなわけで、世の料理に慣れないお父さんが作るさえない料理、という
勝手なマイナスイメージをもっていた野菜炒めなのですが。
自分で料理をするようになって、いろんなレシピを見るようになると
豚こま肉の野菜炒めも美味しそうなのがいっぱいあることがわかり
野菜をたくさん食べられるし、ササッとできるし
「困ったときのお助け料理」という認識に代わってきました
しかし、イギリスでは豚こま肉が手に入らない
何肉であれ小さく／うすく切らない。切ったとしてもブロック状止まり。なイギリスの肉事情。
豚こまの野菜炒め、長らく食べておりません。
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今日使ったのも豚こまではありません。
豚ロインを細長く切ったものでした。
いやね、先日スーパーに行ったらこれが値下がりしてまして。
商品名、その名も「アジアンインスパイア―ドポーク すてぃあふらいすとりっぷす！」
普段￡３．５０（約５００円。たっか）のところ、値下げで￡２．０３（約２９０円）になってました。
２連なので、１パックあたり１４５円くらいの計算です。
値下げ品は買う。 ちょろい客です。こま子です。
これをね、何もアイディアがない日に野菜と一緒に炒めようかしらと思って買って、
冷凍庫に入れてあったんです。そのパックのうち一つ、ゆうべ使ってみました。
すでに味がついているらしいので、どんな味付けなのか見てみたところ
ガーリックとトマトで味付けしてあるみたい。
どこらへんが「アジアにインスパイアされた」結果なのか不明ですが
ー自分自身のための覚書－
◎材料◎
●パプリカ（赤と緑） 1個ずつ
●もやし 半袋
●キャベツ 小さめ半分
●玉ねぎ ２個
●ニンジン ２個
●ブロッコリー半分
●豚肉 ２５０ｇ
◎味付け覚書◎
●マヨネーズ 大さじ山盛り１
●チェダーチーズ（とろけるチーズ） 削ってひとつかみ分
●トマトペースト 大さじ山盛り１
●唐辛子ペースト 大さじ１
●塩・胡椒 適量
野菜がたくさん食べたい気分だったので、たくさん切りました。
冷凍庫で凍っていたもやしも解凍。
ニンジンとブロッコリーは炒めるだけだと柔らかくならないので、
さきに耐熱ボウルに入れて７分くらいチンしました。
経験上、イギリスのスーパーで買う「味付け肉」の味はちょっと物足りないことが多いので
思いつくままに足してみます。。
まずマヨネーズ。普通のマヨネーズが好きなのに
先日ルームメイトが間違えて「ライト」を買ってきました。（あんた色々間違えて買いすぎやで！
カロリー低いのは良いけど肝心の味が美味しくない。
ので、こういう時に混ぜてはやく使い切りたいｗ
フライパンにマヨネーズを大さじ山盛りと油を少しだけ入れて、豚肉にマヨを絡めながら炒めました。
色が変わったら、玉ねぎとキャベツをバサァ
しんなりしたら残りの野菜を加えます。
豚肉にもともとトマト味がついていましたが、野菜が入った分トマト成分を足そうかな。ということで
トマトペーストを大さじ山盛り。あと唐辛子ペーストも大さじ１、チーズをひとつかみ。
この写真を撮った後にブロッコリーとニンジンがレンジに忘れられていることに気付き、投入。
塩と胡椒で味を調整しつつ、ざくざく炒めて野菜に火が通ったら完成です！
彩りにパースリー（イタリアンパセリ）をのせて。
（小学生並みの感想
トマトマヨ味で食が進む進むー！
野菜炒めって、昔思ってたような「つまんない食べ物」じゃないよなぁ、と
認識を新たにしている今日この頃です。
ごちそうさまでした（-人-）
