世界でも珍しい「野生のワシのお医者さん」北海道でオオワシやオジロワシ、シマフクロウなどの治療にあたっている猛禽類医学研究所 齊藤獣医師
無料で、情熱大陸 2018年05月20日 22:59 まで視聴できます。
#1002「獣医師・齊藤慶輔」
https://dizm.mbs.jp/title/?program=jounetsu&episode=43
【概要】
猛禽類医学研究所所長:齊藤 慶輔と
野生動物画家:岡田宗徳のスペシャルトークショー。
自然界で今まさに何が起きているのか。
さまざまな分野のクリエーターにインスピレーションを与える獣医師、齊藤 慶輔さんと
世界的に活躍する野生動物画家、岡田宗徳さんが語ります。
人の言葉を話さない、野生動物からのメッセージには、本当に大切なものが見つかるはず。
豪華対談から、わたしたちがどう生きるべきかのヒントを探ります。
【プロフィール】
齊藤 慶輔
Keisuke Saito
【猛禽類医学研究所代表・獣医師】 http://www.irbj.net/index.html
日本獣医畜産大学 野生動物学教室卒業。
2005年に猛禽類医学研究所を設立。
絶滅の危機に瀕した猛禽類の保護活動の一環として、
傷病鳥の治療と野生復帰に努めるのに加え、保全医学の立場から調査研究を行う。
テレビ番組プロフェッショナル仕事の流儀、
ソロモン流などで活動が取り上げられ反響を呼んだ。
著書「野生動物のお医者さん(講談社)」で第57回産経児童出版文化賞を受賞。
岡田 宗徳
Munenori Okada
【動物画家】 http://www.atelier-mansell.com/
アメリカ Society of Animal Artists Signature Member
日本ワイルドライフアート協会 会員
日本で絶滅の恐れのある動物たちを中心に絵を描き、
国内外に作品を出展するなど精力的に活動を行っている。
2016年5月 Society of Animal Artists審査会にて
日本人3人目の「Signature Member」へと認定される。
【風力発電】普及に当たって大きな課題、渡り鳥の衝突(バードストライク)について - NAVER まとめ
https://matome.naver.jp/odai/2137753731447091101
サーモス猛禽マグの細密画を描いてくださった岡田宗徳さん
サーモスに書かれている
「Symbiosis!」
齊藤獣医が示したメッセージだそうです。
Symbiosis=共生
彼らと共に生きる。
このサーモスを持っていることで、知ってもらいキッカケになる。
そんな意味を込めて、画を岡田さん、メッセージを齊藤獣医で作ったそうです。
HELP
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!
「環境省環境大臣 山本公一殿: 狩猟における鉛弾(ライフル弾、散弾)の使用禁止をいますぐ、日本全国で。」
署名→https://chn.ge/2rGlve0
2020年、私たちは世界中からの人々を日本にお招きし、おもてなしすることになります。しかし一方で、日本は動物の保護・福祉に関しては他の先進国に比べてはるかに遅れていると言わざるを得ません。
このまたとない機会を、生きものたちとの共存を見直すチャンスとするために、私は2014年の春、人間と生きものたち、お互いの命が共存・共生し、調和する社会の実現を目指すために、一般財団法人 CHRISTEL VIE ENSEMBLE (クリステル・ヴィ・アンサンブル)を立ち上げました。
私たちの気持ちが少しでも動物たちに寄り添い、健全な支え合いをとりもどすことで、日本が本来持っていた、たくさんの思いやりや知恵が、再び甦ってくれることを信じています。
今回は財団から、国の天然記念物であるオオワシが直面する危機について、お話しさせてください。
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国の天然記念物であるオオワシやオジロワシなどの猛禽類が、鉛中毒によって大量に死んでいる現実をご存知ですか?
中毒死したオオワシの胃から、鉛弾(ライフル弾や散弾)の破片が発見されています。オオワシは狩猟の際に撃たれたエゾシカの死体と一緒に鉛弾の破片を食べ、鉛中毒になり死亡しているのです。
ワシの鉛中毒死は現在も続いています。これまでに150例以上が確認されていますが、もちろん人知れず死んでいる個体も多いものと推定され、この数字は氷山の一角に過ぎません。
北海道では、2004年からヒグマを含む全ての大型獣の狩猟で鉛弾が使用禁止になり、2014年からは、エゾシカ猟の際に鉛弾を「所持」することが条例で禁止されました。しかし、鉛弾の誤食による野生動物の鉛中毒を根絶するためには、全国規模で狩猟に使われる鉛弾を規制し、無毒の銅弾などに移行することが必要です。規制のない道外からハンターが鉛弾を持ち込み、使用している可能性が高いこと、そして鉛弾で撃たれたものの致命傷とはならず、逃げ延びた獲物がどこか別の場所で死に、オオワシなどに限らずこれを食べた他の動物が鉛中毒の被害に遭っている可能性が高いからです。
そして鉛弾の規制が遵守されていない現状を打破するためにも、鉛弾をカスミ網などと同様の「使用禁止猟具」扱いにし、狩猟時の鉛弾については使用のみならず、流通や所持に関しても原則的に規制することを求めます。
流れは確実に規制強化の方向へ動いています。いま私たちが声をあげれば、全国規模の規制の後押しとなります。
野生動物の鉛中毒根絶元年が宣言される日が、一日でも早く来ることを心から願っています。
参考リンク
中毒するオジロワシの映像
https://vimeo.com/112560933
一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル
www.christelfoundation.org/
一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル(フェイスブックページ)
https://www.facebook.com/christelfoundation/timeline
財団のサイト、フェイスブックページでは猛禽類医学研究所(代表・齊藤慶輔先生)と連携して情報発信しています。
![読書](https://emoji.ameba.jp/img/user/sh/shrimp-10101/1575884.gif)