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模範であるってなんですか?
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「4年生から、小学校もまた少し復帰したいなー」なんて言っていた彼女。
一日行ってみたら、担任の先生もいい人で、思いの他すごい楽しかった!って。
でも、金髪を黒髪に染めるという気持ちになるほどにはならなかったようで。
自分が自分のまま、
そのままで存在していられるフリースクールがやっぱりいいと。
それでも、小学校の行事には参加させてもらえることになったので、
その時だけは、髪の毛もトーンダウンさせていくことになりました。
だけど、本人の本心は、そのたった一日だけでも黒くするというのは、とても気が進まないと。
「これ(金髪)が奏楽なのに。」
ということらしいです。
まぁ、常識や、普通の固定概念で考えたら、そんな彼女の想いは、
ただの協調性のない奴。わがままな奴。見た目でしか自分を表現できない奴。
と評価されてしまうものかもしれません。
でも、決して人を傷つけているわけでも、迷惑をかけているわけでもないのに、
なぜ『子供は黒髪が常識』だから、黒く染めろと言い切れるのでしょう。
私は言えない。
私自身、高校生の頃こんな原宿ファッションをしていました。
普段は、制服のスカートも短すぎず、髪も染めずだったけれど、
土日になるとこんなファッションをして、
地元高崎か、東京まで繰り出していました。
(でも、基本の門限は20時だったよ。確か。)
卓矢エンジェル(この右の方がデザイナーさん)では、
ショーのモデルもやらせてもらったり、
ベネトンの世界中に配られるカタログに卓矢エンジェルを着て出させてもらったり。
だけどね。
小学生から続けていたガールスカウトはクビになったの。
何が理由?って。
「ファッションが派手だから。」
リーダー(大人が資格とってボランティアしてる)のおばちゃんが、
手に負えないって。
ガールスカウトとして、ふさわしくないって。
私服がよ?
で、奏楽も。
小学生として表に出るには、「模範的でないといけない」という話が先日あった。
模範的な学生でないと、青少年の代表にはなれないと。
本人に話をしたら・・・
「じゃぁ、いいや」
って。
あ、金髪を諦めるんじゃないです。
その「こと」を諦めるって。
「そんなに譲れないことなの?
期間限定でも??」
って聞いたら、
「うん・・・ 奏楽は、嫌だなーって思う」
って。
そう答える彼女に感じたのは、
「私のアイデンティティを、誰かの固定概念でコントロールされることが嫌」という気持ち。
ま、気持ちはわかるよね。
私もそうだったし。
例え、見かけの話だったとしても、自分が心地良いと感じているスタイルを貫くって案外大切なことなんじゃないかなって。
ここで、彼女をねじ伏せるというのも、私自身、心地良い感覚ではない。
⇓これ、初めてブリーチを許可した時の私の感想。
そんな奏楽っぺは、この度、思うところあり、某挑戦をすることになりました。
お友達に、自分の想いを共有したいんだって。
そして、一人でも多くの人に知って欲しいんだって。
まだ、どういう形でというのが今日はまだわからない状態なので、それはここには書きませんが、
とりあえず、それとは別に、母の私も彼女と一緒に挑戦することになりました。
奏楽と共同主催です!!
6/27(月)14:00~17:00(予定)
場所・読谷村某所
環境活動家で、気候危機/自己肯定感の講演を全国でされている
谷口たかひささんのお話会を開催させていただくことになりました!!
(詳細はまだこれから。
開催する!ということだけ、今日決まりました!!
ぜひ、日程を押さえて置いてもらえたらうれしいです)
あ、この写真間違ってる??(笑)
いや、間違ってない!!
実は、たかひささんのお話を聞いただけでは、
(また話を聞いてみたいとは言っていたけど)お話会開催させてほしい!!とはならなくって、
この写真を撮ったお酒の席で、人として好きになったみたい。
お酒でつぶれようが何しようが、やっていることが格好いい。
人間らしくて、逆に尊敬できる。
そしたらそれって、真似したいよね。
自分が頭で考えて、真似するところはする。
しないところはしない。
模範であるって、別に全部が全部模範である必要なんかなくない?
ということで、うちの小4の金髪は、『自分らしく生きている』という模範ということでいいなと感じた今日この頃なのでした。
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↓次回のサロン開放デー!