汲み取りトイレを簡易水洗に | DIY大家の築古再生不動産投資

汲み取りトイレを簡易水洗に

簡易再生した平屋物件ですが、先日入居申し込みが入りました。

 

申し込みの条件として追加で床のリフォームやトイレリフォームの要望があったのでDIYで対応しました。

 

内覧時のトイレ

実はこのトイレは見た目は綺麗ですが汲み取りトイレです。

 

蓋を開けた状態

通称ぼっとん便所の汲み取りトイレは入居付けに苦労するのは分かっていたのですが(-_-;)

やはりトイレの水洗化は最重要項目と言われてしまいました。

 

なので今回はこのトイレを水洗ではなく簡易水洗トイレに変更します。

 

トイレの選択

 

今回もネット注文するのですが、調査したところ一番人気はリクシルのトイレーナRです。

 

トイレーナR(TWC-3+TWT-3B) 手洗付(55000円程度)を購入したかったのですが、壁から排水口の中心までの距離が430mm以上必要です。

 

しかし現状のトイレはタンクレスで排水の位置が壁から近いので設置できません。

 

トイレーナは43cm必要 現状は32cmくらいです。

 

今回は安価でタンクレス仕様のダイワ化成のF8-CF07を使うことにしました。

 

注文時の画像

 

普通に段ボールで届きました。

 

床に広げるとこんな感じです。

 

まずは既存の便器を外します。

 

給水部分の写真

木材造作して給水管をフレキ管で結び固定します。

 

水漏れなく動作することを確認します。

 

VP100のパイプを用意して位置決めします。

 

パイプを通してコーキングで固定した写真


コンパネを用意してクッションフロアを貼り垂直にパイプを15mmほと出して固定します。

 

フランジを付けた写真

付属のフランジを固定します。

 

 

 

上から便器を載せて固定します。

 

開いた写真

汲み取り便所の問題は小ハエなどの小さい虫や匂いが排便中に上がってくることです。

 

簡易水洗化により通常の水洗に近い快適なトイレになります。

 

ペーパーホルダー追加写真

最後に2連のペーパーホルダーを付けて完成です。

 

洋式の汲み取りから洋式の簡易水洗なら2日程度で材料費5万円くらいで交換できました。


コンセントが有るので追加で温水洗浄便座を付けることも可能です。

 

今までは汲み取り物件は排除してきました。

 

理由は水洗トイレ化にボロ物件が何件も買えてしまうくらいコストが発生するからです。

 

今後はDIY簡易水洗化により安く再生できるので選択肢に入れて総合的に判断することにします。