ギャップ | シンガーソングライター「*. ..やうこの猫的生活.. .*」Powered by Ameba

ギャップ

グラーツに来て1週間経ちましたが
晴れたのは 友達と会ってお城に行った日のみ。
(Cocoちゃんのブログに楽しそうな様子が載っているので、よければご覧くださいね。)

人形のささやき

2年前の春は 4月末でも暑い日が多かったけど
今回はなんだろね…雨も多いし、寒い🥶
まさかもう手袋とかコートは要らないよなと思い
ニットのケープだけは持って来たのですが
なんならホッカイロを手に持ちたい。。
街歩きするには手持ちの服ではだめだ、と思い
シュポルガッセ(sporgasse)沿いのショップで
きれいな水色のダウンを買いました。


軽さはユニクロのウルトラライトダウンぐらい?
で 色味は ザ 水色。
これに黒スキニーで合わせています。

や、やうこがパンツ?   スニーカー?!
だよね
あまり普段人にお見せしないスタイルだもんね
実際日本ではパンツはかないし。

とにかく
気温が1桁の日は多くの人がこのような
薄手のダウンジャケットや薄手のコートを着てます。
そして色合いは みんな地味。
真っ黒ではなく チャコール系や茶系が多いかな。

いわゆる日本のような可愛い服装の人を見かけることは皆無で、時々おばあちゃんがとても色鮮やかなジャケットやコートを着て歩いてるけど
日本のように流行りを意識してどうこう、
というのは全くないです。

ヨーロッパの人は どこどこの服、なになにのブランド、というのでなく
その服が自分という素材を素敵に見せてくれるか
足し算より引き算でファッションを選んでいます。

日本でもごく一部のおしゃれさんは
この引き算ファッションを体得してるけど
雑誌やネットの情報が過多になってる日本では
毎年毎シーズン 流行りが作られ
それを意識してのコーデをしなくては流行遅れでダサい的なことまで言われてしまいそうです。

が、それこそが振り回され文化。
本来 服はその人をより美しく、カッコよく見せる為のもの。
体型という意味ではアメリカに比べるとヨーロッパの人たちは太り過ぎてる人もいなくて
たぶん服を綺麗に着るため、裸になっても恥ずかしくないように体型にも多少気をつけているのではないかなと思います。

日本で一生懸命お洒落だと思って頑張ってる男子に
一度ヨーロッパに来てみてごらん、と言いたい。

逆に、日本人女性はモテます。
優しい可愛い、柔らかい雰囲気とか
オリエンタルな雰囲気が好きな人もいます。

もちろん、仲良くなってくれば中身が伴うか
自分の考えを持ち 主張できる人を、尊敬とともに
美しい人、と判断されるけど
まずは 見た目。
身だしなみ、服装、ちゃんとした靴など
見た目で判断されることは間違いないです。

私も、普通に街に溶け込むファッションの時と
ロリータ ファッションの時とで
人々の反応がまるで違うことは実感します。

Cocoちゃんは、街を歩くと必ず、特に年配女性から
とても可愛い、と声をかけられます。
そしてこれが日本のファッションだということも理解していて、ヤパァナ? と聞いてきます。

人間 中身で勝負だよ、と内面重視な事は言いますが
やはり最初は 誰しも見た目から入るわけで
旅行であれ、もしヨーロッパに行かれるのであれば
シックな色合いのお洋服をシンプルに着こなす事を
おすすめします。

あとはアジア、南国、アフリカ、中東など
国と地域により 色の持つ意味もかわってくるので
しっかり下調べをしてから、失礼のないよう
ファッションの色選びをしないといけないね。

ちなみにロリータ ファッションでも
この新緑の時期のヨーロッパには
グリーン系のお洋服がとても合う気がします。



と、↑この日以外はずっとこんな空の色↓



トラックもベンツ。


撮影予定日の天気が心配ではありますが
ひとまずは こちらでやることをやりつつ
街歩きを楽しみます。