今日の『四季通信』は、
『もう一度聴きたいレコード』
~「上を向いて歩こう」の巻 ~ です。
※
作詞:永六輔
作曲:中村八大
1961年10月15日発売
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昨日に続き、
一枚のレコードから
いろいろと書いていきます。
今日は「上を向いて歩こう」です。
まずは
歌詞から
上を向いて歩こう
涙が こぼれないように
思い出す 春の日
一人ぼっちの夜
上を向いて歩こう
にじんだ星を数えて
思い出す 夏の日
一人ぼっちの夜
幸せは 雲の上に
幸せは 空の上に
(後略)
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歌詞としては
何気ない歌詞なんですが、
九ちゃんによって歌われた
この曲は
当時も大ヒットしたし
今も歌い続けられている
歌となっていますね。
この歌に対して、
作詞者永六輔さんは、
レコーディングの時に
九ちゃんの歌い出しの
「上を向いて……」の部分を初めて聴いて
「ウエヲムーイテ」が「ウヘホムフイテ」に
聞こえたといい、
「何だその歌い方は!」と坂本に向かって激怒し、
「これでは絶対ヒットしない」と言ったと言う
エピソードがあるそうです。
そういえば、
九ちゃんは
この歌を
変わった節回しで歌っていますね。
※
ぼくが
この曲を
あらためて
しみじみと
「いい歌だなあ」と
感じたのは、
東日本大震災のあとに
テレビの
サントリーのCMで
『見上げてごらん夜の星を』とともに
この『上を向いて歩こう』を
たくさんの歌手が
一人ずつ一小節ごとに
しみじみと、しっとりと
歌うのを聴いた時です。
それ以来
時々
この
「上を向いて歩こう」を
聴いているというわけです。
※
youtubeで、
このCMの映像がありましたので、
少し長いですが、
ここに載せておきます。
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一番上のイラストは、
和田誠さんの絵を
ぼくが
模写させてもらったものです。
※
ということで
今日はこのへんで。
また明日
お会いしましょう。