『もう一度聴きたいレコード』 ~「上を向いて歩こう」の巻 ~ | 四季通信

四季通信

いろんなことを書き綴っていきます。

今日の『四季通信』は、

もう一度聴きたいレコード』 

~「上を向いて歩こう」の巻 ~ です。

 

 

作詞:永六輔

作曲:中村八大

1961年10月15日発売

 

 

昨日に続き、

一枚のレコードから

いろいろと書いていきます。

今日は「上を向いて歩こう」です。

 

まずは

歌詞から

 

上を向いて歩こう

涙が こぼれないように

思い出す 春の日

一人ぼっちの夜

 

上を向いて歩こう

にじんだ星を数えて

思い出す 夏の日

一人ぼっちの夜

 

幸せは 雲の上に

幸せは 空の上に

 

(後略)

 

 

歌詞としては

何気ない歌詞なんですが、

九ちゃんによって歌われた

この曲は

当時も大ヒットしたし

今も歌い続けられている

歌となっていますね。

 

この歌に対して、

作詞者永六輔さんは、

レコーディングの時に

九ちゃんの歌い出しの

上を向いて……」の部分を初めて聴いて

ウエヲムーイテ」が「ウヘホムフイテ」に

聞こえたといい、

「何だその歌い方は!」と坂本に向かって激怒し、

「これでは絶対ヒットしない」と言ったと言う

エピソードがあるそうです。

 

そういえば、

九ちゃん

この歌を

変わった節回しで歌っていますね。

 

 

ぼくが

この曲を

あらためて

しみじみと

いい歌だなあ」と

感じたのは、

東日本大震災のあとに

テレビの

サントリーのCMで

見上げてごらん夜の星を』とともに

この『上を向いて歩こう』を

たくさんの歌手が

一人ずつ一小節ごとに

しみじみと、しっとりと

歌うのを聴いた時です。

それ以来

時々

この

上を向いて歩こう」を

聴いているというわけです。

 

 

youtubeで、

このCMの映像がありましたので、

少し長いですが、

ここに載せておきます。

 

 

 

一番上のイラストは、

和田誠さんの絵を

ぼくが

模写させてもらったものです。

 

 

ということで

今日はこのへんで。

また明日

お会いしましょう。