今日の『四季通信』は、
『もう一度聴きたいレコード』
~「僕のマリー ザ・タイガース」の巻 ~ です。
※
ごくたまに、
昔のレコードを並べてある棚を
あれこれ探っていて、
「おっ、懐かしいなあ。
聴いてみよう」と
思うレコードがあります。
そうした
レコードを
そばでかけながら
時々こうして
書いていこうと
思います。
今日のレコードは、
ザ・タイガースの
「僕のマリー」です。
『僕のマリー』
タイガースとこう書いて、
知っておられる方は
現在どれぐらいおられるのでしょう。
「名前だけは知っている」、とか
「ジュリー(沢田研二)の所属していた
グループだ」とか、
「だいたいの曲知ってるよ」とか、
でも
ほとんどの方が知らないかなあ。
なにせ
このレコードが出たのが
57年前ですから。
タイガースの記念すべき
デビュー・シングルです。
作詞:橋本淳
作曲:すぎやまこういち
1967年2月5日発売
A面:「僕のマリー」
歌:沢田研二(ジュリー)
B面:「こっちを向いて」
歌:岸部おさみ(サリー)
Wikipediaによると、
前年(1966年)12月の録音の際、
曲を渡されたメンバーは
それまでの演奏曲との違和や
失望を感じたという。
渡辺プロ側が
タイガースのプロモーションに際して
イメージしたのはモンキーズであったが、
セールスは伸び悩む。
とあります。
しかし、タイガースは、
2曲目の「シーサイドバウンド」で
40万枚を超える大ヒットで、
一躍有名となったのです。
※
A面の「僕のマリー」は、
ジュリーが甘い歌声で
歌っています。
B面の「こっちを向いて」は、
サリーのボーカルになっています。
今の、岸部一徳さんからは
想像できない感じです。
(岸部さん、ごめんなさい)
ここから
タイガースは
連続して
大ヒット曲を連発。
押しも押されぬ人気者になっていきます。
『僕のマリー』1967年2月5日発売
『シーサイドバウンド』1967年5月15日発売
『モナリザの微笑』1967年8月20日発売
『君だけに愛を』1968年1月5日発売
『銀河のロマンス』1968年3月25日発売
(『花の首飾り』と両A面)
『シー・シー・シー』1968年7月5日発売
『廃墟の鳩』1968年10月1日発売
『青い鳥』1968年12月1日発売
『美しき愛の掟』1969年4月5日発売
『嘆き』1969年7月5日発売
『Smile For Me』1969年7月25日発売
『君を許す』1969年12月1日発売
『都会』1970年3月20日発売
『素晴らしい旅行』1970年7月1日発売
『誓いの明日』1970年11月20日発売
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というわけで、
今日は、このへんで
また、明日お会いしましょう。