これからの時代に生き残る人 | ザ!布教~立正安国への道~ 地域密着編

ザ!布教~立正安国への道~ 地域密着編

日蓮宗太生山一心寺僧侶の法華経広宣流布、立正安国のため、日々の活動を記録いたします。






盂蘭盆会の法要で塔婆に水向けを行いました


残暑が厳しい日々ですが、お盆が終わり、夏真っ只中の空気感からは変化しているのを感じます。毎日の気温が日中は36℃を超えていますが、街中と田園地帯では明らかに体感温度が違います。やはりアスファルトの照り返し、ビルが立ち並ぶことで風が通らない、車の排気、エアコンの排気などが気温をあげていることは、間違い無いことだと思います。


人間の意識として、自分を変えることより、他を変えることに重きをおく傾向があります。大小強弱は

人によってありますが、自分の都合に合わさせる、というのが潜在的にあるのかもしれません。


ですが、一方でこれが苦しみや悩みの種になっていることが殆どです。何故なら、都合良くいかしたいのに都合よくいかないことの方が多いですから。自然然り、他人然り、自分と違うものを都合よくいかさせるほど、私達には能力を備えていません。ここがポイントで、割と多くの人は自分は能力があると勘違いしているか、無意識に思っていることが多いです。がっかりする、ショックを受ける、というのは、そういう意識の裏返しです。私も含めて!


ですから、自分を変えていくことにもっと意識を傾けることで、悩みや苦しみが減っていくというのは道理であり、人間の潜在意識の9割は使われていないということもあるように、本当に持っている自分の能力を引き出していけるということに繋がると感じます。仏様もそういうようにおっしゃっています。


社会が成熟した今、まだ自分を変えずに他を変えることばかりしていたら、成熟のあとは腐り消えていく方向に向くというのが自然の理です。これからは一つ次元の違う人、つまり、変化を厭わない人が生き残る時代がやってくるのかな、と思います。

一緒に頑張って参りましょう!まずは内省でしょうか。