人生嘆くことなかれ!創造しよう! | ザ!布教~立正安国への道~ 地域密着編

ザ!布教~立正安国への道~ 地域密着編

日蓮宗太生山一心寺僧侶の法華経広宣流布、立正安国のため、日々の活動を記録いたします。






田植え終わりました!


米作りが始まりました!そして、米作りの半分は終わりました!米作りは「苗半作」と言われ、苗づくりがその後の生育の半分は決まる、と言われるくらい苗作りが一番大事なのです。その苗は委託で作って頂いているので、毎年良苗を生産してくださっている農家さんのおかげです。


米という漢字を上下に分解すると八十八という事で、米作りには八十八の手間がかかると昔から言われています。そういえば、師匠も今年数えで八十八の米寿です!(そうは見えない!)


農家の減少と人手不足で農業も無人化の時代に突入しています。トラクターや田植え機、コンバインに至るまで、GPS搭載でロボティクス使用によって人が運転しなくても全て作業してくれるものも普及してきています。一人で何十町も稲作ができる時代です。かつての八十八の手間は、今後は十手間くらいになるかもです。米も中国式略漢字風に十になったりして、、、


食糧生産は人間が生きる為には必要ですので、確かに人手が減っても生産量を維持する為にはこういう技術は必要です。ただ、農業という今までの職業観からはくるりと変わった形になっていくと思います。つまり、農家は機械のエンジニアであって、コンピュータのエンジニアという位置付けかと思います。肥料設計や会計はAIでできますしね。


ですが、職業としての農業はそうなっても、趣味としての農作業は、より原始的でクワと鎌、作業着と手拭い、無農薬に有機肥料、手摘みに草取り、それは続くと思います。何故ならそういう手間暇かけなきゃ面白くないからです。あとは、自分で作ったものは美味しいというのもあります。


人は創作したり創造したりする事が生きがいになります。消費のための人生はつまらなくなり、もっとより多く、となり、間違った方向に消費欲が暴走して戦争や争いが起きております。皆、根本は自分を見失っていることから来ています。


創作しましょう!創造しましょう!科学の進歩は私達の人生の本質を問うてきています。


梅雨に入りますね!雨の日も風の日も米寿を迎える師匠はイキイキしています!負けてはいけません!