Twitterの閲覧制限はイーロン・マスクが悪いという話で終わっていますが、ChatGPTのウエブ閲覧プラグイン対策です。
そこまではニュースでも触れられていますが、背景があります。
マスク氏はOpenAIの共同設立者のひとりですが、現在のCEOであるサム・アルトマン氏との権力闘争に敗れ、2018年初頭に同社を去りました。マスク氏はこれまで度々OpenAIのChatGPTについて「政治的に偏っている」と批判しており、より優れたAIモデルの開発を目指していると身内に話してきたとウォール・ストリート・ジャーナルは報じています。
すでにAIに特化した新企業「X.AI」を設立しており、TwitterはXに統合されています。
今後イーロンはデータを盗んだ相手に法的措置を取るとも言っています。Open AIやMicrosoftを訴える可能性もあるということです。
そもそも生成AIが無許諾でデータを盗まなければユーザーが犠牲を払わされることもなかったわけです。
既存の便利なプラットフォームからデータを無断で盗み、ポルノもどきやフェイクニュースを大量に拡散したのは生成AIです。
私の絵も無許諾学習されており、児童ポルノもどきのイラストを作るために利用されていることになります。
見るだけなら嫌なものは見なければ良いですみますが、使われるとなると話が別です。著作権侵害等の訴訟も続いています。
どこが人間の役に立っているのかわかりません。
AIが悪いとは言っていません。生成AI開発企業と利用者に倫理的、政治的な問題があるということです。人間の問題です。