裕太郎がジョイフルにいたとき、隣のオジサン達が言っていたことを話してくれたことを思い出した。
「お前、人生最大のファイヤーを見せてみろ!」
その言葉が、どんな背景をもって放たれたものなのか自分には到底理解できるものではないが、
当時の自分は、強く感銘を受けた。
「ファイヤーを見せてみろよぉ!!」
そう思わせる出来事が、昨日今日とあった。
1~3年生のスポーツテストで、シャトルランをやった時のこと。
125回を超えると、体力(持久力)評価の得点は、最高の10点でそれ以上はない。
それだから、125回を超えたあたりで一気にやめる人数が増えていた。
打ち合わせしてたみたいに、揃ってスーっと抜けていく。
まだ、走れそうなのに。
そんな姿を目の当たりにして、残念な気持ちが心に影を差した。
実に残念だ。
回数がもったいないとかじゃなくて、その心の持ち方が。
自分を試そうとしない、心構えが。
その計算高い考えが。
もっと、気持ちはがむしゃらでいい年頃なのに、妙にオトナ。
自分を試そうとは思わないのか?
追い込むのが面倒くさいか?それとも怖いのか?
まじめにやるのは格好悪いか?
頑張るって、ダサいことなのか?
だらしないのが格好いいのか?
なんで、すりガラスみたいな目でものを見てる?
ファイヤー、持ってないのか?
いつも、人生最大のファイヤー出すつもりで取り組みたいことってないのか?
ファイイヤーもってないのか?
見せてみろよ!
持ってないんなら、若ければ若いほど、燃やさせてみたいもんだ。
なぁ、裕太郎さんよ。
あのオジサンたちにもあるファイヤーを。
しかし、そんななかにも、惚れぼれするようなハートや走りを持ってる者もいた。
光るものはある。
是非、駅伝で指導させてもらいたいものだ。







