東京からの帰り道…今回の帰省?は1週間ほどあるので…しかも引き籠ろうと思っているので,その間に読む本を買って帰ることに。大阪駅で下車して紀伊国屋へ。

 

で,こんだけ買ってきた。これを1週間で,しかも仕事の合間に読破する。

 

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と言っても…何かを自慢しているわけじゃない。

 

読むと言っても…真正面から全部読み進めるのではなく,飛ばし読みをしながら,知っている部分と知らない部分を切り分けるだけ。そうして…知らない部分は,後日じっくりと読む。

 

誰でもできる(笑)。

 

まぁ,当たり前だけど,それぐらいしかできないよ。もう…歳食って記憶力も悪くなってるし(笑)。

 

 

70点の意味

 

でも…ここに「70点の意味」があるんだよね。

 

ほら。資格試験なんかでも…合格基準点になることの多い7割の正答率ね(6割は低目)。これの意味。

 

ある事柄について「7割」の知識があれば,人は残りの3割を知りたくなる。…ある特定の事柄に対しては嵌る可能性も出てくる。心に余裕も出てくる。だから…こんなに大量の本を買おうという気持ちになる(情報収集しようという気になる)。

 

だから…買ってしまった(笑)。ゼネラリストで…7割ぐらいの知識はあるから。

 

これが2-3割程度の知識なら,隅から隅まで読まないといけない。買っても1冊。7割がわからないわけだから苦痛になる。進まないから焦る。だから買わなくなる。情報収集もしなくなる。というかできない。

 

例えて言うと…そうだな…ドイツ語で書かれた小説みたいなもんか。

 

 

ものごとの成長曲線

 

ほら…いろんな講座で説明している成長曲線。これね(ちょっと内容は無視して。グラフの形状だけ見て)。

基礎固めのところ(7割に持って行くところ)は,時間がかかる割に伸びない部分。ヘレンケラーに言葉のルールを教えているようなイメージ。

 

でも,そこを乗り切れば(7割理解すれば),加速度的に成長する。知識が知識を呼び,その組み合わせは倍々ゲーム(もしくは,ねずみ算式に)増えていく。

 

しかも…

 

ある事柄について7割程度の知識があれば,その事柄に対して上位にいるはずだから…そりゃ余裕出てくるよね。しかも以前に書いた次のブログの記事のように…時間も確保できて,良いスパイラルで回っていく。良循環だ。

 

上位に居れば,さらに時間は確保できる

 

まぁ…いろんな意味で。ある事柄について「7割」の知識にまで持って行くことって重要なんだよな。

 

7割の知識って,その土台=基礎になるわけだから…これぞまさに“基礎の破壊力”ってやつだろう。

 

 

資格,暗記,義務教育など

 

で,その70点までは…どうせなら最短距離で行きたいよね。所詮基礎なんだから。勝負は,そこからの3割だし!今日買った本の中にある…僕の知らない知識だし!

 

→ だから体系化された資格のカリキュラムが便利なんだよな。

 

で,その70点は…鉄筋コンクリートで強固な岩盤にガッツリ埋め込みたいよね。その上に超高層ビルでも建てられるように。住居は上の3割だし。

 

→ だから徹底した詰め込み,暗記なんだよな。

 

これに…将来の可能性を広げることを考えれば,義務教育で詰め込みも必要だと思う。もちろん,子供には,その意図と役割を十分理解させたうえでね。思考を鍛える,試行錯誤させる,そういうことももちろん重要だけど,徹底した反復練習による基礎固めも重要なんだよね。

 

これだけ進化の激しいIT分野だったら,情報処理技術者試験に出てくる程度の知識は,完全丸暗記でもいいぐらいだと思う。知識面はね。

 

合格が,国語力にかかっている現状はどうかと思うけど(笑)。

 

 

 

ちなみに…本当は技術士2次試験の本を買いに行ったんだけど,なんか建築分野のしかなかった。なんでだろう。棚が違ったのかな?ネットで探てみる。

 

今回購入したのは…

 

マウスコンピュータの強み分析用に,PCパーツカタログ関係,自作機等(これ見たら,自作機作りたくなるんだよな)

 

社労士試験関係

 

日経の大全シリーズが出てたので,DBとセキュリティ

 

超上流工程やってても…やっぱりコアはPGだろうということで日経ソフトウェア。

 

MDNは定期購読。先月のを買ってなかったので残ってて良かった。