【時間を創る方法】

情報収集(勉強)時間を画期的に短くする  その4

 

 

“時間”はいくらでも創ることができます。

 

勉強だったら…過去の記事で。

 

・記憶する時間を短くする(記憶術じゃないよ)

http://ameblo.jp/yasuyukimiyoshi/entry-12282427840.html

・マルチタスク(~しながら…)

http://ameblo.jp/yasuyukimiyoshi/entry-12282430459.html

・時短を意識して書かれた書籍を活用して勉強

http://ameblo.jp/yasuyukimiyoshi/entry-12282440691.html

 

資格取得なら…

http://ameblo.jp/yasuyukimiyoshi/entry-12283622540.html

 

これ以外にも…いくらでも生産性を高めて時間を空ける方法はあります。いずれもちょっとした差かもしれませんが,その差がちりも積もれば…大きな差になってくるというわけです。

 

しかもそれだけではありません。

 

周囲よりも頭一つ抜け出せば,そこからはさらに,加速度的に時間が産み出されるのです。

 

 

まずは周囲よりも,頭一つ抜け出すべし!

 

ちょうどこんな感じですね。

世の中の多くのことは…もっとも人数の多い“真ん中”=“標準”に合わせて作られます。それが最も効果が高いからです。

 

学校の授業や,研修なんかは…正にそうですよね。

 

どんな内容を,どれぐらいのスピード,どれぐらいの難易度で,どこまで深く話をしようか?と講義内容を考える時,ほぼ間違いなく…そのクラス内の真ん中,すなわち偏差値=50前後の40~60の人の理解度や満足度が高まるように決めていきますから。

 

したがって,それよりも下にいる人(偏差値40を下回る人)にとってはついていくのが難しいのですが,逆にそれよりも上にいる人(偏差値60を超える人)にとっては…スピードも,難易度も,どれも物足りないわけです。

 

しかも…それに対して真面目に付き合っていると…偏差値40~60の方向に引きずられますからね。間違いなく。そのため下位の人は頑張っても問題ありませんが,上位の人にとっては大いに問題です。まともに付き合っていると間違いなく成績が下がるか…その時間を無駄にして,別途そのポジションを維持する時間を捻出しなければなりません。かくして時間はなくなります。

 

 

頭一つ抜け出したら,手を抜くべし!

 

そこで…上位の人は,それにまともに付き合うのではなく…表現は悪いですが…もはや8割ぐらいは自分の知っていることを先生が話しているようなものなので…マルチタスクのところで説明した「テレビを見ながら…」のように,2割だけ注意を向けて聞き流しながら,知らないキーワードにだけ反応するようにした方がいいでしょう。

 

それに,これは何も子供の頃の授業だけではありません。会社の研修でももちろん同じだし…ちょっとニュアンスは変わるけど,会議や,後輩に仕事を引き継ぐとき,部下を指導している時など…(年齢を重ねるにつれ増える)“待つ仕事”の時も同じです。その間は…待つ方に意識を向けるのは1割ぐらいにしておかないとね。特に,年齢を重ねると,仕事上で何かを“待つ”ことが多くなるので,そこを利用しないと確実に時間は足りなくなりますからね。

 

 

残りの“頭”で,先のことを処理しておく

 

で。

 

手を抜いて(集中せずに,1割2割程度の意識を向ける程度で)…残りの8割,9割の頭を使って,先の仕事をしておけば,それだけ次の仕事をする時の時間も短くて済むようになります。

 

もちろん“頭の中だけでできる仕事”限定ですよ。戦略立案,企画立案,実現可能性検討のシミュレーション,説得交渉の戦略ストーリのシミュレーション,勉強の復習などですね。他にもいろいろあると思いますが,シミュレーションとイメージトレーニングは,こういう時にこそやるもんだと思っています。

 

但し!

 

別の資料をみて…いわゆる内職をしたり,パソコンやスマホで明らかに別の何かをやっているのはNGですよ。

 

それは礼儀としてダメ!

 

絶対に相手に悟られないように,頭の中だけでできること限定ね。目線もちゃんと相手のところに向けておきましょうね。

 

まぁ…感覚的にいうと…

 

大好きな人ができて…四六時中何をしていてもその人のことを考えてしまう…“心ここにあらず”状態って感じかな。

 

 

みんなやってるはず

 

こんな話はあまりしないから表に出て来にくいけど…たぶんみんなやってるはず。僕は昔からずっとこうしてきたし。

 

多忙なアイドルさんもやってますからね。僕が見たのは乃木坂メンバじゃなかったけど…雑誌の撮影の合間に,舞台の台詞覚えたり,テレビ収録の合間に新曲の振りを確認したり。待ち時間を上手く使っているのをテレビで見ました。

 

そんな感じで,先取り先取りをしていくと…それをしていない人との差は歴然。5年10年だったら…それこそ1年ぐらいの差になるんじゃないかな?適当に言ってるけど(笑)。

 

時間の空き方が全然変わってくるからね。

 

 

僕は,これを意識して講義している

 

ちなみに社会人教育では,受講生の格差はかなり大きい(学生の比じゃない)。テーマによって得意・不得意,経験・未経験があるからね。

 

だから…その格差を十分に意識してレクチャーしないと全員に価値ある研修にはなりません。「簡単すぎる」とか,「難しかった」とか…そういうアンケートはぜろにするチャレンジをしていかないと。

 

なので僕は,いくつか工夫しています。

 

例えば…何かキーワードの説明をする時に…「これは未経験者の人は聞いてください」とか,「未経験だと難しいので経験者だけ」とか,「今からかなり難しいことを言います。わからなければ無視してください」など,先に…レベル感を伝え,自分にとって必要な情報かそうでないかを判断できるようにしています。1割の注意で他のことをやってほしいからです。

 

試験対策なんかだと,最初にストレートに言いますから。ここに書いているようなことを。「学習が進んでいる人は,僕の話にまともに付き合ったらダメ。内職(先に進む勉強)OKだから,内職しながら1割だけこっち向いてて」と。

 

もちろん話す内容も…人数割りで最初に決めます。

 

講義の最初にどういうスキルの人が何人ずつぐらいいるのかを,難易度の違うキーワードを散らして話しながら,受講生の目線や表情で見極めます。事前アンケートも参考にはしますが,やっぱり見た方が正確ですからね。

 

それで例えば,初心者が2割,標準が5割,それよりも上位が3割だとしたら…用意していた講義内容をそれに合わせてアレンジして基本的なことを2割,当初用意していたメインを5割,そこを突き抜けるネットに無い情報を3割入れて,それぞれ何か役立つものを持って帰ってもらえるようにしています。

 

だから同じ研修でも,毎回違うんですよね。その都度反応を視ながらも変化させているので。フィードバック制御です(笑)。

 

さらに…話すスピードも変えています。

 

僕の動画コンテンツを見たことのある人はわかるかもしれませんが,講義もあのスピード感でまくし立てています。あれは,メインの人がぎりぎりついてこれるスピードで,上位の方には知識の確認として聞き流すのに最適なスピードなんです。

 

こう見えて,いろいろ考えているんですよ。余談ですが。

 

会話の速度は重要ですからね。恋愛で相手を口説くときには,相手の会話のペースに合わせるのが基本ですもんね。

 

 

それにしても…舞台「あさひなぐ」終わったんだよな…ちょっとロス気味。

 

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改めて見たら…すごいメンバーですよね。

 

乃木坂のメンバー以外のキャスト陣も…いい人ばかりだったようで…乃木坂との共演者で,乃木坂メンバによくしてくれる人は無条件に応援する!

 

真琴つばささん以外の人は知らなかったけど,男性陣も含めて名前覚えたんで,こんど何かの舞台あったら観に行きたい。小林先生や拓馬のキャラはむちゃくちゃ面白かったしな。やすこ先生もきれいだし…。結局28公演中12公演しか行けなかったけど…もっと行きたかった…。

 

(つづく)