<<<前記事の続きです。
「卵焼きを作ろう!!!ちりめんじゃこ、ありますかー?!」
彼はゴマをいれたり、ちりめんじゃこを入れたり、
もう一品である卵焼きにも力を注いだ。
相変わらず職人のように、黙々と取り組む。
その緊張感たるや、他を寄せ付けない圧がある。
卵焼きにおける、我が家の名工。
実に順調に運んでいるその時だった。
「あっ!!!」
朝のキッチンには、なかなか似合わない声が響いた。
___どうした?
「卵焼きが、、、割れた・・・。」
「あー、もうマジかー。もう終わったー。
上手くいってたのにーーーーー。」
整えようとすればするほど、くずれていく。
手塩にかけて育てただけに、、、悔しさ、爆発。
「あーーーっ!んもうっ!」
わかりやすく、イライラしていた。
___大丈夫!大丈夫!諦めないが吉よ!
リカバー、できるって!そのまま卵液を注いで、
そのまま、蓋をしてごらんなさい。
ここで蓋付きの威力発揮するから!!
と悲しみの叫びだったセーマン。
蓋をして蒸し焼きにした卵焼きは、
折れていたことも、割れていたことも、もはや良き思い出。
卵焼きの姿を見て、
ようやく笑顔が戻ったセーマン。
「ちょっと塩っぱかったから、和らげたい・・・
ケチャップで和らぐかな・・・」
塩分を和らげるには、酸味という観点で言うと、
ケチャップは正解かもしれない。
いろいろ短い間にいろいろ考えているもんだ。
そして完成した、セーマン特製鶏の生姜焼き弁当!
ドーン!!!!
作ることに意味がある。
続けることに意義がある。
大変よくできました。
全ての食材に感謝。
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