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「安代さーん。ちょっと質問が。」
先日のロケでの移動中、
車内での出来事でした。
「はい！何でしょう？」
「あの、姉の話なんですけど、
この度、下の子が生まれまして、以来、上の子が下の子に意地悪するようになったらしいんです。」
「おお！お姉さん、ご出産おめでとうございます！」
「ありがとうございます。
で、安代さんもこんな経験あったんかなぁ？というのと、こんな時、どうしたんかなぁ？・・・という質問です。」
ふむふむ。なるほど。
これは、、、、
よくある話ですよね。きっと。
下の子が生まれた時に起こりがちな、
いわゆる「赤ちゃん返り的あるある」
意地悪したり、駄々をこねたり、
昨日まで出来ていたことを急にできないと甘えてきたり。
多くの神々様（読者様）も
経験ありという方、多いのではないかと思いますが、
実は、二人以上のお子さんで構成されるご家庭は、
ずーっと直面する問題なのではなかろうか、と。
兄弟って、一番の理解者であると同時に
最も近いライバルである可能性も秘めていますから。
親は同じ距離感で過ごしているつもりでも
ちょっとした一言や、ふとした態度が、
親が思っている以上に、
その子に大きな影響を及ぼす気がしています。
あくまでも個人的見解なのですが、（←ここ重要。）
相手側の変化って、
これまでとは全く違う
別の変化をこちら側に感じたからこそ
表面化するような気がしていて、
それが幼くなればなるほど、とても分かりやすい。
得てして
物心ついた頃が、いちばん感情の波を受けやすく、
ダイレクトに表に出やすい気がしております。
だからこそ、私の場合、
物心ついた方の気持ちを尊重するというスタイルに
徹しました。
もちろん赤ちゃんと二人きりの時は、
思っ切り赤ちゃんとの会話を楽しみますが、
そこに、２歳になったお兄ちゃんお姉ちゃんがいた場合は、
話は別で、
赤ちゃんとの会話も全て、
お兄ちゃんお姉ちゃんというフィルターを通すようにしました。
「あら、こっち見てる！お姉ちゃーん好きよーっだって！」
「まあ！元気だねー！お兄ちゃんにそっくりだー！」
「よかったねー。お兄ちゃんお姉ちゃんがいてくれて。」
的な。（≧∇≦）
赤ちゃんはただ泣いているだけかもしれませんが、
赤ちゃん越しに、お姉ちゃんお兄ちゃんを鼓舞してみる、ことを心がけてきました。
褒める時も、上の子からを、
今もなお、なるべく心がけています。
姉であること、
兄であることへの喜びと誇りと責任感って、
おそらく兄弟が増えた時に初めて芽生える感情で、
とても強くて深い愛情に違いありません。
一方で、
方向性を間違うと暴走迷走する可能性もありますし、
自分の心が満たされていないと
すぐに消えて無くなるような、とても繊細な感情でもある。
だからこそ、姉や兄の感情が、逆流せぬように
目の前の赤ちゃんと等しく、
じっくりゆっくり育んでいかねばと
心に誓った多子家族への道。
いつの頃か、家族が増えるにあたり、
親も子も、みんなで育ちあっていこうね、という
意識の共有が、
家族経営において大切だという思いがありまして。
家族は一人じゃ回らないという、
自分の無力さの自覚があったからかもしれません。（汗）
母が不在の場合でも、
しっかり回る状況を作っておかねば！
何と言ってもママの不在に、
子供の理解と協力は不可欠。
（もちろん夫の理解は大前提。）
だからこそ、家族が増えることは、
意識の共有を再確認するチャンスだと思って
これまで過ごして来ました。
同じ悩みを抱えていらっしゃる方も
もしかしたらいらっしゃるかもと思い、
この場に書かせて頂いた次第です。
ただ、これはあくまで私の場合です。
正解がないのが、子育てですから・・・。
「こんなやり方もあるのねー」的に
思って頂ければ幸いです。
そして、再び車内。
ヤスバーン「一概には言えないけれど、
私の場合は、年長者の方をケアするってことを心がけて来たかなぁ・・・。年長者を味方につけると、いろんなことがスムーズに進んでいくっていうのが、個人的実感かなぁ・・」
「なるほど、ですね！」
「おいおい、安代、なんでそんな事言ってんの。ダメだよ。そんなん！」
と、突如カメラマン登場。
え？(￣□￣;)!!なんか変なこと言った？
「新刊読んでって言えば済む話じゃん。それ。」
・・・・あ(灬ºωº灬)！
そんなことを含め、
書かせて頂いております。
こちらの新刊。
ご興味ありましたら、ぜひ。
もしかしたら、何かのお役に立てるかもしれません。
実は、
9月24日の秋フェスにて、
この新刊の即売会も決定いたしました！
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ぜひこの機会にいかがでしょう。
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