実は死にかけたって話を備忘録的に残しておこうと思う③ | 日常と非日常の日記。

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『旅行』と『食べ歩き』と『ゲーム・艦これ』について書いています。

前回の続き。

 

マーライオンもビックリするくらいの吐きっぷりを見せつつ、夜間診療に駆け込むも思いのほか血糖の値が穏やかで何もしてもらえなかった私。

 

とりあえずかかりつけ医に連絡して診察してもらおうと朝を迎えるのだが…。

 

夫が仕事に行ってから、とりあえず午前の診療時間が始まるまで震えてましたw

寒くもないのに…。『あ~、やべぇかもなぁ…。』なんて思っていたらフッと意識が飛ぶ…。

もちろん眠くもないのに。チラチラ意識が飛んでて気が付いたら13時過ぎ…。

 

やべっ…。

午後診察の時間は15時から。

待ってられるか…。

 

15時。

 

すぐに電話。

 

や『先週から通い始めてる○○やーたろうなんですけど…。もう、何回か電話して指示貰ってるんですけど…。水も飲めないし吐くのももう、出ません』

 

後ろがあわただしい感じ???

『すぐ来てください!!!』

 

タクシー呼ぶ。

 

クリニックの入り口へ。

 

ソファーにも座ってられなくて少し寝そべる…。

 

バタバタと奥に通される。

 

すぐにVとって~、採血出して~。

先生呼んで~。

 

と、バタバタしてるのはわかってたんだけど私の意識はもう絶え絶えだったんだよね…。

 

Dr『状態がかなり悪くてうちでは見れないので救急車呼びます。A大学病院かB総合病院でいち早く受けてくれるところにお願いしますから。』

 

や『うちから一番近いD総合病院はダメですか???』

 

Dr『ああ、あそこは午後の急患受けてないんで』

 

総合病院で2次救急語るのやめっちまえ(#^ω^)

 

結局B総合病院に救急搬送されることになりました~

 

ここからはおぼろげな記憶なんだけど

少しづつ思い出してきてるんで。

 

あ、薬の治療を始めてから救急搬送されるまで9日間で10キロ痩せてました。

それも言ったら、『え…。』って絶句してたんだけどだから具合悪くて飯食えねえって言ってただろと思ってはいたw

 

 

救急車に乗っていろいろ救急隊員の人と話してるんだけどJCSⅡに近いですって言われてて、あー意識障害起きてるなぁ~って思いながら

 

救急隊『わかりますかー???お名前言えますかー??これから病院行きますよー!!』って色々言ってくれてるんだけど

や『救急車ってぐにゃぐにゃしてますね』ってとんでもない答えを返して『瞳孔確認しますー』って言われて頭の方を疑われてたw

 

 

救急車が病院についてから、ガラガラガラーーーーって救外の処置室に入れられて

 

モニターや点滴やら何から何までつけられて、鼠径部から動脈血取られて、尿カテ入れられて、担当の先生が来てくれて。

色々話すんだけど朦朧としていて、看護師の方が『ご主人に連絡出来ますか?番号教えていただけますかー?』って言ってたのは覚えてる。一応、言えてはいたみたい。

 

CVいれます。

首の太い血管にラインを取ることで大量の輸液、採血もできるし必要な処置なのでさせてもらいますねぇーって。同意書書いてお願いしますって言ったんだけど…。

 

意識は朦朧としても耳は聞こえてるからね???

 

若い先生が『あ、あれ?ここかな?いや違うな』って言ってるのは聞こえてるんだからなw

あと、ちゃんとロカールしてくれ…。

もしかして朦朧としながら言ってたかもしれないんだよね…。

 

何人かの先生に『やーたろうさん、こんな時にあれですけどご職業とか聞いても良いですか???』って聞かれたw

 

や『無職です』

Drたち『え???』

や『無職です』

Dr『以前は…?』

や『事務員です』→嘘ではない。本当のことを言ってないだけw

 

んで、Drからの説明

 

やーたろうさんは今現在まるで1型糖尿病の人のような体の意状態になっています。

あなたの体の中にあるはずのインスリンが枯渇している状態で全くありません。

それにプラスして極度の脱水により電解質バランスが崩れています。

 

そして、それにもかかわらず血糖はそこまでひどい状態になっていない。

所謂『正常血糖糖尿病ケトアシドーシス』という病名になります。

このケトアシドーシスは8割くらいが1型糖尿病の患者さんがなるものなのでやーたろうさんのように治療の初期段階で重度の血糖コントロール不良でもない2型の糖尿病の方がなるのは非常に珍しいといえます。

 

身体にお薬が合わなかったのか、そもそもどのような状況が体に起きていたのか詳しく検査しなければいけません。

 

そして今現在の状況ではHCUに入っていただくことになります。

状況によって(今以上に全身状態の悪化が起これば)あらゆる手を尽くして救命することになると思いますがよろしいですか。

 

と、こんなようなことを言われました。おそらくこんなような事だったと思う。

 

ちなみに夫も病院に到着して『奥様はまだお若いですから、万が一命に危険が及んだ場合こちらも全力で救命措置を行いますのでご了承ください』と説明されたそうなw

 

そして朦朧とはしていたものの話せる状態なので夫と面会。

 

夫、身体中管がつながってる私を見て目の前が銀色になったんだってw

 

いや、まぁそうだよねw

 

と、とりあえずこのまま準集中治療室に(HCU)入院することになったのでした。

 

続く