39~花様年華&WINGSストーリー編②~防弾少年団BTS 解読 解説 | BTS(防弾少年団)解読解説はじめました

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BTSのMV等は全て繫がった1つのストーリーだとエジプト神話やユング心理学、宇宙論などで解読中 途中からだと分からないのでぜひ1~グク編~から順にどうぞ!


堕とされた地上界(霊界)で また 苦しみ続ける ジミン、ホビ、テテ

ナムジュンはテテを 励まし 説得し
ホビとジミンも お互いに 励まし合う
お互い寄り添うことで傷が徐々に癒えていく


楽しみは分け合うたび倍になる
でも悲しみも分けたら倍になる
だからいつも笑って
休みな俺の肩で

もう家族のようさ
体を流れる血のようさ
重量「上げる」よう お前を「アゲて」
友よ 恐れることはないさ
俺のこの手に掴まりな

夢と現実の間 歩いてく
人生の最期まで

大丈夫だって いつかは 良い日に
一人じゃなくて いつもそばにいるって
俺たちは大丈夫
君と繋がっていよう
きっと 明日は明るいさ
                       ーGood Day 抜粋 英語意訳ー

グク、シュガ、ナムジュン、そしてジンも 3人を前進させたいのだ

グク たちはまた 冥界入り口まで 3人を 連れていく

みんなの おかけで ホビは 未練を 断ちきり 薬も処分する勇気が持てた

 

もはや俺も大人になる時
花になって彼女だけの花道になるよ

俺を惜しみなく助けてくれたから
心の支えだったから

世界を感じさせてくれた

地面の上のその何かが高いと思う
空の下のその何が広いと思う

彼女は永遠の俺だけの Placebo(偽薬)
                          ーMAMA 和訳 抜粋ー

偽薬効果 、プラシーボ効果(placeboeffect)、プラセボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言います
ホビにとって 母親の存在自体が 今後 薬の代わりとなりうる ということではないでしょうか

 

ホビは自分の意思で 冥界から楽園入り口まで向かう



ありのまま 走り出すのさ
傷だらけになっても
君となら笑えるから

またRUN RUN RUN
傷ついてたって
We  RUN RUN RUN
まだ遠くたって   例え届かなくても
運命に嫌われても
                 ーRUN japanese ver 抜粋ー

RUN には 走る 向かうなどの意味の他に 川などをさかのぼる という意味もありました
堕ちた霊界から抜け出して上へ進もう と歌っているようにも 思います

RUN JP verメイキングでは「RUN」のタイトル候補が「DREAM」、「HEAVEN」、「天国」であったとナムジュンが話していました


グクは夢見で涙を流しホビを癒してきた
ホビの未練や罪は消え ジンも ホビを先へ進めることができる


ジンの審査を通過した時には 空は赤く染まる
ホビは 鳥になり 楽園へ向かうのである

しかし  別れを思い ジンは複雑な気持ちになっていた

前向きになり やっと楽園へ進む決心がついた ホビ

今度は薬ではなくチョコバーを選ぶ


ホビはやっと迷路のような世界から抜けだすことができる
それを見送るジンはどこか寂しげだ
グクはホビの魂をナムジュンの元へ送る


迷路の起源は ギリシアのダイダロスがつくったラビュリントス が一般的だが 古代のエジプトなどの神殿や宮殿にある複雑な構成の建物 も迷路といえるそうで
ここでの迷路はシュガ(オシリス)のトレードマークである包帯があるので 冥界のシュガ(オシリス)の神殿であり 楽園の手前 だと思います

グクから ホビの魂を受け取るナムジュン
進む決意をしてくれて 嬉しい半面 もうすぐ 別れることを思うとやはり 複雑な気持ちになり 肩を落としてしまうのだった
ホビの魂の姿を腕に刻み 夢見に入る


夢見の中で 鏡を覗き 死者の審判をし、「また再生するため前進しなければならない」と いう意味で「生きなければならない」と鏡にサインする ナムジュン

ナムジュンの元を通過した魂は 最後はシュガに託される

シュガは冥界の王であるため やってきた魂に最終的な判断を下すのだ
シュガに許された魂は楽園に向かうことができる

シュガは 不死鳥としての仕事も担う
不死鳥として復活祭を行い 楽園へやってきた霊魂に炎を灯す
一度灰になった魂はやがて蘇り 新たな人間として再生するのだ
しかしシュガが不死鳥の仕事をする時には大きな力が働くので召喚者は 耳をふさがなければならない
激しい力で 鏡も 割れてしまうほどだ

やがて不死鳥のシュガによって許される時には鎮魂の花火があがる
ホビは無事 許されたようだ

 


そうして 長い夜は明け、また 新しい朝がやってくる...




その③につづく

※画像 お借りしました