2023年の最後、12月に大人の休日倶楽部から発売された大人の休日倶楽部パスで北海道へ逝ってきました。
大人の休日倶楽部パス、「おと休パス」とか「GG休パス」とか呼ばれてますがミドルは満50歳以上、ジパングは65歳以上で入会できる「JR東日本大人の休日倶楽部」会員限定のフリーきっぷです。
今回は北海道版を使用し、北海道内を「アホか?」と言われ兼ねないルートで乗り倒してきました。
「鐵」を自認するオイラ、マニアックな記事になりますので興味のない方はスルーして「いいね」ボタンだけ押してください
。
今度はバスで端っこへ。。。
釧路駅からの根室本線(花咲線)快速はなさき は8時01分、根室駅に到着しました。
今日はこれからもっと東へ、日本最東端を目指します。
尚子の日本最東端というのは一般的に自由に行ける最東端ということです。
日本の本当の最東端は太平洋上にある南鳥島になりますが、一般の人の立ち入りはできません。
さっそく駅を出て向い側にある根室交通のバスターミナルに向かいます。
ターミナル内にはきっぷ売り場、待合スペースがあり自動販売機も設置されていて飲みものも購入できます。
右側にシャッターは根室市観光協会・根室市観光開発公社が入居していてちょっとしたお土産等はありますが、この時間帯はまだ営業開始前でした。
こちらはなんとキャッシュレス専用の自動券売機、都市間高速バスや中標津空港リムジンバス・納沙布岬割引き往復乗車券等の発券用ですが、この田舎(失礼!)でキャッシュレス専用というのがすごいです。
バスターミナルからのるのは8時20分発納沙布岬行き、発車5分ほど前に入線しました。
お客さんはオイラを含めて5~6人ほど、1人地元の方がいましたが後は全員同じ列車から乗り継いだ同業者でした。
他の方のSNSやブログを読むと「激混みで座れなかった。」と言う記事が大半なのですが、時期・曜日等にも依るのかガラガラです。
いつものように足下の広い席を確保しましたが、向かい側にCAさんは座りませんでした
では発車です。
発車後はしばらく根室市街地を走ります。
そして日本最東端の郵便局として有名な珸瑶瑁(ごようまい)郵便局、ココのポストに投函すると特別な消印を押してくれます。
そして旧珸瑶瑁小学校、かっては日本最東端の学校でしたが2013年に閉校になりました。
ここまで来ると納沙布岬までは残り2kmほどです。
そして根室バスターミナルから約45分、納沙布岬に到着しました。
このタワーはオーロラタワー、北方領土返還運動の一環として建設されましたがコロナ以降閉館中で半ば廃墟と化しています。
ただいまの時間9時05分で帰りのバスの発車時刻は9時55分ですので、納沙布岬50分一本勝負の始まりです。
そして北方領土返還祈念のシンボル象である「四島のかけ橋」と「祈りの火」です。
ここからは天気が良ければ北方領土のひとつである水晶島を臨むことができます。
写真でわかりますか? 水平線付近に茶色の島が見えます。
こっちの方がわかりやすいでしょうか。
そこで思いっきりズームで引っ張って見ました。
では日本最東端シリーズを 。 。 。 。
日本最東端の交番
交番横の党派なんだろう、何の看板もないし用途不明の塔です。
何かの監視塔という噂もありますが 。 。 。 。 。
食堂は冬季休業中でした。
とまぁ~皆さんツアー等で来るとさっきのあたりで「ここが日本日本最東端でぇ~す。」と言われて記念写真撮って帰るんですよね。
ではツアーで行かない場所へ行きますよ。
海岸沿いを歩いてきて、
そしてコチラが納沙布岬灯台です。
灯台の前には駐車場があるので乗用車なら近くまで来れます。
では本当の最東端まで逝ってみます。
ん! こっちはムリか。
反対側はもう少し奥まで行けましたが、フェンスがあってこれ以上はムリでした。
ここが一般ピーポーが逝ける最東端でしょう。
この場所から後ろを見るとこのような風景は拡がります。
この日は風が強いモノの天気がいいのでまだ楽でしたが、吹雪いたらどうなるのでしょうか。
ちょっと宗谷岬で死ぬかと思うほどの天気を味わいましたが、ココも同じでしょうか。
済んでられる方の苦労はたいへんなものでしょうね。
しっかり帰りのバス時間には間に合いました。
コレに乗らないと次のバスは2時間40分後、さすがにココでそんない時間を潰すネタはありません。
雁のバスは帰りは来る時と同じバス同じ運転手さん、そして乗客も同じ顔ぶれです。
座席はAH1を確保しました。
では発車です。
風が強い地域だからでしょうね、風力発電の塔が目立ちます。
この付近は全く山がありませんから、ほぼ草原か湿原の中を道路は走ります。
どんな漢字なのだろうと後で調べてみましたが「フラリ」「沖根辺」でした。
AH1で前方を見ていると平地のようですが、細かいアップダウンはかなりあるようです。
そして根室市街地へ戻ってきました。
観光路線のバスですが、根室市街地に入ると生活路線バスの一面も持っていて病院や市役所等を経由するため右へ左へと経由します。
根室の市街地って半島の南側・太平洋側にあるイメージがあったのですが、北側のオホーツク海側にあるんですね。
今回しっかりと再認識しました。
さて、次逝くか。