2023年の最後、12月に大人の休日倶楽部から発売された大人の休日倶楽部パスで北海道へ逝ってきました。
大人の休日倶楽部パス、「おと休パス」とか「GG休パス」とか呼ばれてますがミドルは満50歳以上、ジパングは65歳以上で入会できる「JR東日本大人の休日倶楽部」会員限定のフリーきっぷです。
今回は北海道版を使用し、北海道内を「アホか?」と言われ兼ねないルートで乗り倒してきました。
「鐵」を自認するオイラ、マニアックな記事になりますので興味のない方はスルーして「いいね」ボタンだけ押してください
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根室本線(花咲線)を東へ
今日は「おと休パス」5日目で最後の日、そして今日のミッションをこなせばまずは夢が一つ叶います。
早朝5時、ホテルをチェックアウトして釧路駅へ向かいます。
釧路駅の朝は早い . . . . .5時台に2本、札幌行きの特急列車も6時27分発が初発です。
ではまだ外は真っ暗なですが、5時20分煮改札が始まったのでホームに出ます。
これから乗る列車は5時35分発快速はなさき 根室行き、今日は日本の最東端を目指します。
この列車の後は8時21分発、約3時間後になって行程的にかなりきつくなるんです。
2番線のDFECMOクンは回送車両です、
朝の5時半ですからお客さんはこんなもの、地元の方が2~3にんと後は全員同業者です。
この時間ですから同業者の方々は前泊しないと乗れませんからね、なので絶対に空いてると踏んだらビンゴの大当たりでした。
座席のモケットはタンチョウ・白樺・フクロウまではわかったけど黒い鳥はわかりません、他にも何かあるんだけどね。
たぶん花咲線沿線の自然をモチーフにしてると思うんだけどね。
さて、列車は釧路駅を発車
だんだんと夜が明けてきましたね。
では今のうちに腹ごしらえをしておきまよう。
前夜セイコーマートで購入したサンドイッチとおにぎりです。
こんな幻想的な風景の中で朝メシ食べるって、贅沢ですよね。
列車は湿地帯の中や原野の中を走って
茶内駅のある浜中町はモンキーパンチ氏の出身地、なので町内の駅にはキャラクターがいろいろいます。
これは銭形のトッツァンかな。
浜中駅では列車交換のために4分間停車します。
釧路駅ではホーム側の赤い塗装を見ましたが、こちらで反対側の白い塗装を見ましたが色だけでなく模様も違うんですね。
運転時刻表によるとこの列車の速度種別は通気F8、ということは10‰上り勾配での均衡速度が48km/hですね。
250PSの機関2機搭載してもその程度かぁ~、もしかしたら積雪時の障害等を考慮してるのかもしれないけどね。
やけにバラストが白く見えるけど置き換えたのかな、枕木は木製だけど霜でまっしろになってます。
上り列車は2両編成、釧路到着時は朝の通勤通学時間帯にあたるからだね。
線路は失言湿原の真ん中を走ります。
ふだん日常的に重軌条化された幹線の線路を見てるので、こうやって見ると線路の貧弱さがよくわかります。
こんな湿地帯の中の線を走るキハ54はコイルバネ台車、キハ40と同じ構造の台車なんだけど指宿枕崎線と比べて揺れが少ないのはなんでかなぁ~。
今日もいい天気、海沿いを走るのは気持ちいいですね . . . . .外は寒いけど
さぁ~ちょっと大きな建物が遠くに見えてきました、もうすぐ根室です。
そして線路は大きくUターンするように180度カーブします。
そのカーブの先端付近にあるのが
東根室駅へ . . . . .日本最東端の駅、と言ってもなんにもない1面1線の停留所です。
ちょうど逆光になって上手く写真が撮れなかったので、詳しいことは帰りにね。
そして釧路駅から所要2時間26分、8時01分に根室駅に到着しました。
この車両は8時28分発普通釧路行きの列車として折り返します。
根室駅を発車する列車は6本/日、この列車を逃すと11時08分発まで2時間40分の間ないので「えらいこっちゃ!」ということなるので要注意です。