2023年の最後、12月に大人の休日倶楽部から発売された大人の休日倶楽部パスで北海道へ逝ってきました。
大人の休日倶楽部パス、「おと休パス」とか「GG休パス」とか呼ばれてますがミドルは満50歳以上、ジパングは65歳以上で入会できる「JR東日本大人の休日倶楽部」会員限定のフリーきっぷです。
今回は北海道版を使用し、北海道内を「アホか?」と言われ兼ねないルートで乗り倒してきました。
「鐵」を自認するオイラ、マニアックな記事になりますので興味のない方はスルーして「いいね」ボタンだけ押してください。
函館本線 1938D 昔は幹線だったローカル線を逝く その1
旭川から.札幌乗換えで小樽駅まで到着しました。
天気もいいし小樽市内散策にはもってこいですね。
でも今日はそんなコトしている余裕はありません。
今日の予定はこれから山線を経由して函館まで向かいます。
北海道新幹線札幌延伸開業時には小樽~俱知安間の廃止が決定されてるので、乗れるうちに乗っておこうということです。
しかしこの区間は一筋縄では行かない区間で、典型的な北海道のJRあるあるでとにかく列車本数が少ないんです。
現在小樽~長万部間ではほとんどの列車が俱知安止まり、
俱知安駅発の長万部方面への列車は7本/日、なのですが7時52分発と9時50分発は途中の蘭越止まりで長万部駅まで行く列車は6時22分発の後は12時35分発まで約6時間ありません。
さすがに朝の6時22分発はムリなので。12時35分発に照準を合わせて旭川から乗り継いでやってきたのです。
列車がホームに据え付けられた時点ではまだ余裕があった車内ですが、札幌からの快速電車が到着すると乗り継ぐお客さんで大混雑 . . . . .写真を撮れるような状態ではなくなりました。
余談ですが右側に座ってる女子高生、このクッソ寒いのに生足です。
だんだん山間部に入っていきます。
そして蘭島、駅進入時の分岐器はY字構造です。
現在はローカル線化されたとはいえ、かっては大動脈だった函館本線、こんな貧弱な線路で北海道の輸送を担っていたのが驚きです。
この列車の最高速度は100km/h、速度種別は 定気D5 です。
DECMOはディーゼルエンジンで発電した電気で主電動機を駆動する方式、詰まり電車と同じ駆動道方式なので勾配時における均衡速度は電車並みだと思っていたのですが意外と低いんですね。
余市駅で半分ほどのお客さんが降りていきましたが、皆さんあの工場へ行くのでしょうか。
うぅ~ん若い2人.アオハルしてていいなぁ~ . . . . .それに引き換えコッチはGGYのボッチ旅だもんなぁ~。
両サイドを山に囲まれて線路が1本、まさにTheローカル線です。
余市駅で半分ほどのお客さんが降りたので、車内は余裕が出てきました。
冬でも小樽~余市間は混雑する区間なのに、廃止しちゃって大丈夫なのかなぁ~
然別・銀山と進みます。
この辺り全ての駅で分岐器はY字構造、こんな貧弱な線路上を超大型蒸気機関車のC62重連が駆け抜けていたとはちょっと信じられません。
でも実際に見てるんだから嘘ではないんだけどさ。
小沢駅を発車して通過するトンネルは俱知安トンネル、このトンネルを抜けるとすぐに俱知安駅です。
俱知安駅は現在新幹線の開業へ向けて絶賛工事中、昔とまるっきり線路配置が変わってますね。
そして12時12分に俱知安駅に到着、俱知安駅のホームは行き止まり式の頭端式になっちゃってました。
ここ俱知安駅で、長万部行きに乗換えです。