3年前から始まったジャルジャルのコントネタ「ウルフルズに影響されてる奴」の第二章が、約10カ月前にアップされました。
ここで、「ウルトラズ」はウルフルズに影響されていない曲をはじめて作ってきて、プロデューサーに聴かせるという、これまたびっくりする展開に。
ここで披露されたのが「あいがあう」です。(※あい=eye、愛)
この曲、トースター松林(ジャルジャル福徳)作詞、ホンコン・チュニジア(アイロンヘッド辻井)作曲なんだけど、詞も曲もとっても良くてびっくり。
まさか、ただのコントがこんな展開になっていくなんて思いもよらず、ジャルジャルのコントのスケールのでかさにびっくりしました。それに、辻井さんの作曲がすごいのは知っていたけど、福徳さんの才能にも驚き、この詞があってこその曲だとも思っています。
そしてこのコント、まだまだ続きます。
6か月前にアップされた動画では、西脇プロデューサー(ジャルジャル後藤)からデビューさせると言われ、レコーディングに。
コントでは、メインボーカルを主張するトースターと、ホンコンに歌わせたい西脇プロとの攻防がくどいくらいにリアルです。
そしてこの後、ミュージックビデオをウルトラズ自ら作成し、西脇プロに見せるという展開に。
まあよくここまで、このコントを広げていくなあと驚くと同時に、コントの中でのキャラのぶれないジャルジャルの演技に改めて感心、いや感動を覚えます。
それが以下の、3か月前アップの動画です。
しかし、ここでは、メインボーカルをはく奪されたトースターが、ホンチュニをアップにしてわざとボツになるMVを見せます。
西脇プロに撮り直しを指示され、後日、また撮り直したMVを持参。ここで今度は、ホンチュニの声をバックにトースターが口パクという形で、自分のメインボーカルを主張します。
再度、MVの撮り直しを指示しながら、トースターのボーカルを認め始める西脇プロ。
翌日、続きの動画がアップ。
ここでは、トースターが歌う本格的なMVが完成していました。一応、撮影はジッパー・ジャンパ―(クロスバー直撃渡邊)ってことになってます。
実はこの歌、おもしろい工夫がしてあり、トースター松林が歌うバージョンとホンコン・チュニジアが歌うバージョンとは、エンディングの歌詞とメロディが違うのです。
ホンチュニバージョンのが少しフレーズが長くできています。それぞれ別な味があり、僕は両方とも好きです。
動画の中で、西脇プロが、トースターバージョンだけでなく、やっぱりホンチュニバージョンも欲しいということで、完成MVの歌だけを変更させたところ、尺が異なるので最後の絵が足りなくなり、しかたがないので最後の部分に、顔アップのボツ動画を組み合わせることになるというふざけた展開になっています。(※最後のMVで確認してみてください。)
翌日、3か月前の1月19日、実際に「あいがあう」が配信されました。
トースターバージョン、ホンチュニバージョン、そしてジッパーバージョン(彼はコント内では一言もしゃべらないキャラなので、服の擦れる音のみ入っており、つまりこれはカラオケになっています)の3曲です。
そしてその日、なんとめざましテレビにも出演し、宣伝しています。もちろんコントのキャラのままで。この徹底ぶりもすごいです。
ほんとにいい歌だなあ!