ペタペタ行くよどこまでも | タイで子育て。共働き兼業主夫のバンコクライフ。

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タイ・バンコクの日常、自分の学び・仕事・成長、タイでの子育て(私の実体験)などについて、日々思ったことを書き綴っています。

私は若干潔癖症なところがあるのだが、タイに来てからだいぶそれが矯正された。

というか、きれいにしたいと思ってもそれが保てないことが多く、自分の理想を保つことに疲れ、諦めた💧

 

タイに来て一番初めの試練が、メイドさんのはだしでペタペタ問題。

最初に住んだ家にはメイドサービスがついており、週に3回メイドさんが入って部屋の掃除をしてくれるという大変ありがたいシステムだった。

 

だが、いつも掃除の終わりがけに、ゴミを部屋の外の割と遠いゴミ捨て場まで❝はだし❞で持っていくのだ。

その後、部屋に戻ってきて掃除道具を持つと満面の笑みで帰っていくのだが・・・、

今掃除したばかりの部屋にはうっすらとした足跡が残り、私は哀愁を漂わせながら再度床を掃除するのであった。

 

エアコン掃除の業者さんが来た時も、フィルターを洗うために外に行き、部屋に戻ってきて取り付ける間、もちろん全てはだし💧💧

エアコンはきれいになるが、床はいつもどろどろになり私は泣きたくなるのであった(T_T)

 

ある時、様々な事業を持っているビジネスオーナーさんも同じことをしているのを見てびっくりしたのだが、その時に❝あぁ、これは文化として受け入れるしかないものなのだな❞と変に納得したのを覚えている。

 

そもそも、日本ほど外と中の区別がある国は他にないわけだし、タイでタイ人に❝日本人と同じように振舞いなさい❞という方が間違っているのだということを、タイに移住してからの11年で学んだ。

 

お陰様で、日本にいる時よりもだいぶ自分の許容範囲が広がり、以前はタイ人がどこまでもはだしでペタペタ行く姿を見ると顔が引きつっていたが、今では笑顔で見れるまでになったのである(#^^#)