●完成見学会が計画的に開催できない会社のための秘策Ⅱ | 住宅ビジネスコンサルティングを極める修験道

住宅ビジネスコンサルティングを極める修験道

船井総研の住宅ビジネスコンサルタント奥野泰弘が日々の気づきをつづります。

先ほどは、期待を持たせたまま終わり失礼いたしました。

答えは完成後1~2ヶ月間、現場を借りることです。


引渡しをして、決済をした後ですので、

住宅ローンの支払いが発生しますので、

その間の住宅ローン、水光熱費を1~2カ月分負担する必要があります。


前提として、以下のように主導権を握る必要があります。

各種イベント、チラシ、HPやOB訪問に協力いただけるお客様としか

家づくりをしていません。


何故なら、家守りとしての当社の成長に期待をかけてくれる方と

本気のお付き合いをして行きたいからです。


主導権を握っているので、イベントをするしないはこちらの自由です。


プランニングのためのヒアリング段階で、

見込み客が望むコトと、

今後戦略的に取り組んで行きたい空間設計が一致しそうな

見込み客の複数にモデルハウスとしての打診を行うのです。


当然、特別協賛をする必要も出てきます。

売価で50~100万円くらいでしょう。


年間40棟ペースの会社で

常時2棟の移動型モデルハウスを

持ち続けている会社もあります。


この会社では、新規の見込み客集客用のイベントと

管理客のランクアップイベントを分けて、

あまりドタバタせずにスムーズに成約までのストーリーを

つくることができています。


折角設営した完成現場をたった3日間で撤去するのはもったいないです。

この方法なら、いつも良い状態で見込み客をご案内することが可能になります。


いかがでしょうか?


今のドタバタから逃れることができる良い手法ではないでしょうか?

頭を下げて、お願いしてできるようなものではありません。


お客様との家づくりの過程において、

主導権を握ればこのようなことが可能になるのです。


●船井総研 奥野 泰弘のプロフィール
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